アメリカでは、毎年5月の最終月曜日をメモリアル・ディ、戦没者追悼記念日として祝います。元は南北戦争で敗れた北軍の兵士を称えるために作られた休日で、いまでは夏の始まりを告げる祝日として国中がのんびりムードになります。アメリカは日本と違って連休が少ないので、数少ない連休を生かすべく、遊びにも熱が入ります。というわけで、昨日はパーティのはしごで忙しかったので、ブログはお休みしました。
まずはホット・ラック・パーティ。こちらでは、みんなでの持ち寄りパーティをポット・ラックといいますが、ホット・ラックでは料理・デザートがすべて”辛い”ものなのです。主催者のS氏は旅、料理好きで今はリタイアして人生を思う存分楽しんでいます。家に着くと、こいのぼりが家の前の木に元気に泳いでいました。
私たちの持ち寄り料理は、ヒヨコマメ、トマト、玉ねぎ、生姜、にんにく、スパイス類をいためて煮込んだインド料理。以前はレシピを頼りに作っていましたが、今は自己流。スパイスもクミン、コリアンダー、ガラムマサラ、チリ・パウダーをそのときの気分で、最後にマンゴ・パウダーは必ずいれます。これはちょっと甘酸っぱい梅干を思わせる味で、入れると入れないとでは味のしまりがまったく違うので面白い。
今回はホット・ラックで、辛いもの好きが集まるので、一般に手に入る一番辛い唐辛子といわれるハバネロ・ペパーのみじん切りも入れました。一般的にメキシコ料理によく使われるのは、緑色のハラペーニョ。いかにもチリ!という形で、シャープな辛味があります。ハバネロは色は緑、赤、オレンジとカラフルですが、辛味は丸みがあるものの強烈で、あとあとまでジーン、と残るのが特徴。このペパーを切るときはゴム手袋装着が必須。もし素手で触って切り傷があったり、うっかり目をこすったりしたら大変なことになります。
ハラペーニョ版とハバネロ版と二つ作って、クスクスを添えてもっていき、好評を得ました。
カクテルもハラペーニョの薄切りを浮かべたシロップで。これが後を引くおいしさ~でびっくりでした。
パーティではデザートもからっ!唐辛子入りラムを入れたチョコケーキボールがおいしかったです。
お次は中のよい友人カップルの送迎会。もともとルイジアナ出身の二人は、仕事の関係で地元にUターンすることを決意しました。歩いて行き来できる友人の引越しはとてもさびしいですが、彼らを中心にワイン・グルメの友達の輪が広がったので、カリフォルニアグループはこれからも仲良くし!そして毎年ニューオーリンズのジャズフェスティバルへ押しかけよう!ということでにぎやかに二人の旅立ちを祝福したのでした。
imakokoさんお手製のヒヨコ豆のインド料理おいしそうですね。辛い物好きな私には生唾ゴックンです!
返信削除マンゴ・パウダーにも興味あります。他の料理にも使えますか?東京で入手できるかしら。アメ横なら有りそう?
ブログの更新楽しみにしています。
がんばって続けてください♪♪♪
^(00)^
jai jaiさん、コメントありがとう!
返信削除今度辛いものレシピをまた載せますね。
マンゴ・パウダーはちょっと梅干っぽい味なので、いろいろな料理にアクセントとして使えそうです。研究してみますね。