2010年8月29日日曜日

Palo Alto Arts Festival

今週末はPalo Alto Festival of the Arts、毎年夏の終わりに開かれるストリートフェアでした。ダウンタウンのUniversity Avenueにストールが立ち並びました。毎年定番のアーティストもいれば新顔もいて、今年は1ブロック延長されていました。

ぶらぶらと3時間ほど午後の散歩。

オークランド在住の日本人アーティスト、Momoko Sudoさんのline scaping作品に心惹かれました。アクリル絵の具で手書きしたシンプルながら繊細な線と色の世界。近くからでも少し離れても、深みと広がりを感じます。
The Gardensと題したモノクロシリーズは、昔みた束芋の作品を思い出しました。Resinを使った作品は透明感ある色合いが新鮮。作品と一緒に写真を撮らせていただきました。
Craig FonarowはSan Franciscoを中心に活動している写真家。数年前のアーツフェアで彼の作品を二点買いました。Goldengate Bridgeを水滴のついたガラスを通して写した作品は、無数の水滴に橋が逆さまにはっきり写っていてユニークです。
Denis Minamoraは写真を元に描いた絵に水彩、パステル、チョーク、インクなど違った性質の画材で不思議なエフェクトの作品に仕上げています。コットンボールや綿棒を使ってマットに重ねた色は温かみがあり、うまく説明できないけれど魅せられました。

Kris Johnsonの手染めのシルクでコラージュ作品、特にForest #27がすてきでした。

Tom Killionの木版画はCalifornia Hokusaiといった作風。ブース内に木版も展示されていました。
ある通りは路面アートのショウケース。トトロの周りには子供たちが集まっていました。

日射しはクリア、風も涼やかなのんびりモードの午後でした。

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