2010年9月17日金曜日

ラッセン火山国立公園 Day 3

朝。まだ静かな湖半を一周しました。20分弱でまわれますが、朝日はどんどん高くなります。前日より気温が低いからか、靄は立ち上るというより、湖面を覆うレースのように繊細です。


朝飯の後、グループで揃って公園南口方面にあるBumpuss Hellへ。



このトレイルでは、161℃の蒸気を吹き出す世界でもトップクラスの高温噴気孔や、別府の坊主地獄のように、泥がぶくぶくしている場所もなどを遊歩道の上から見学できます。
ちょっとのぼりが入ると空気の薄さを感じました。でもこのトレイルは比較的平坦で、家族連れでも賑わっていました。
Big Boilerと呼ばれる噴気孔からは勢いよく蒸気が吹き出しています。硫黄の匂いはそれほどキツくなく、大湧谷のニオイに閉口した経験を持つDannyは、ほっとしていました。もちろん黒卵は見当たりませんでした(笑)。
しかし、これだけ蒸気が漏れているんだから、ちょっと掘って露天風呂でも作ってほしいものです。満天の星空の下でお湯に浸かれたら最高です。

戻ってランチをとり、午後は公園西にあるManzanita Lakeエリアへ足を伸ばしました。子供たちは湖で遊び、女性4名で往復5マイルのハイキングへでかけました。
生まれも育ちもカリフォルニアのJは樹や植物に詳しく、Jeffrey Pineという樹の匂いを嗅いでみて、と言います。不思議なことに樹皮からは甘いヘーゼルナッツチョコのような香りが漂っていました。

かなり登りながら、ところどころメンテナンスのため焼かれた跡地を通りました。
Chaos Jumblesと呼ばれる噴火でできたスロープは、規模は違えど、穂高連峰の「から沢カール」(漢字が出ない。。。)を思い出させます。山頂エッジもジャンダルムにそっくり。
湖畔で一休み。石と見間違うかわいいサイズのdessert frogが飛び跳ねていました。

帰りはおしゃべりしながら楽しくゆっくり夕陽の中を下りました。
地元のワインもなかなかです。最終日はかなり冷え込み、火のありがたみを感じました。

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