2011年10月26日水曜日

食の安全 ー 放射線

放射線から食品を守る。東京で開かれている食品と調理設備の見本市では、食品の放射線量を測定する機械が注目を集めているそうです。保育園や学校の栄養士、農協、食ビジネス関係者の間では食品や土壌を独自に測定したいというニーズが高まっているとのこと。

梱包箱に入ったままベルトコンベイヤーにのせて測定器を通し、12秒で基準値を上回っているかどうか測定できる機械もあり、注文が相次いでいるそうです。個人向けの手のひらサイズ測定器も需要が高まっているとのこと。機械の値段は業務用は440万円から、個人用は10万円代から。個人用機械は簡単に操作できるそうですが、放射線物質を付着させないよう注意しないと常に値が高くなってしまいます。個人向けの装置はインターネットや小売店でも買えるようですがメンテナンスや故障への対応にばらつきもあると聞きました。

目に見えず体感もない放射線。とにかく触れない事が第一。マスクをつけ、外から帰ったら洋服にブラシをかけて、こまめにシャワーを浴びる。ホットスポットがぞくぞく一般市民から報告されていると聞きますができる範囲の対策を施して後は心配しない。まず打てる手はここからですかね。震災後初めての帰国を来週に控えて多くの意味で身が引き締まる思いです。

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