2011年10月3日月曜日

ミズーリにて 大学街コロンビア

えみこさんのお家から40分ほどの街、コロンビアはミズーリ大学、コロンビアカレッジといった大学がある学生の多い街です。えみこさんとお母さんと、よく晴れた気持ちのよい日に買い物/ランチがてらでかけました。

お洒落なブティックや古着屋さん、レストランやカフェが並び歩きやすい町並みです。そしてここも教会が多かった!1ブロックにいくつもあるのには驚きです。

いろいろなお店をのぞきながら、お昼はMain Squeezeという自然食カフェでとりました。
明るい店内は手書きのスペシャルメニュー、色とりどりのスムージーの写真などでにぎやかです。お客さんも皆「運動してます!」という感じの人ばかりで、典型的な中西部人口とは一線を画していました。

Buddha Bowl(大仏どんぶり?)ハーフサイズとローストパプリカのスープを頼みました。
玄米ご飯の上にお豆腐、ブロッコリ、スプラウト、にんじんなどの野菜がのってタヒニソースがかかっています。ザ ヘルスフードなのにしっかり美味しい。
地元の農家の野菜を使っているというだけあって、どの野菜も味が濃くて噛めば噛むほどうま味が出てきました。環境に優しく、体によい食べ物を継続的に提供し、お店側もお客さんもハッピーで繁栄して行きましょう!という経営理念には心から共感できます。野菜くずなども全てコンポスト、カフェのテーブルも廃材をうまく利用したり、持ち帰りパッケージも環境に優しいものです。えみこさんはサンドイッチを包むのにアルミフォイルをもらいにいったのですが、2枚くれようとしたところ一枚で足りるといったら褒められたそうです。

先に会計をして席に着くのですが、目印にかわいい動物のフィギュアが手渡されます。 
腹ごなしに気持ちのよい風に吹かれながら散歩。
このピザ屋さんも有名だそうです。
そしてPanera Breadというカフェもよく見かけるお店。パン、ペイストリー、サンドイッチ、スープやサラダなどの軽食が楽しめます。セントルイス市内側ではSt. Louis Bread Comapnyという名前でも展開。仕事で病院に詰めていた時もお昼に度々お世話になりました。
人気の手作りアイスクリーム屋さん。
Sparkyとはマスコットのブルドッグの名前で、店の前には彼の像がありました。
London Fogというネーミングに惹かれて、アールグレーと蜂蜜フレーバーのアイスとラベンダーのアイスを少しずつオーダー。

ラベンダー系はクリームブリュレとかデザートに使われますが、余風味が強い物は苦手。ここのはほのかで柔らかくとても上品でした。 クッキードウも人気フレーバーだそうです。
えみこさんの友人が経営しているという古着屋さん。サイズ分けの札がSP版を割ってラックにかけた物だったり、古き良き60's&70'sの雰囲気むんむん。好きな人にはたまらない空間だと思います。古着や独特の香りがしてユニークな物がたくさんありました。
コスプレも自由自在?
帰りはスーパーでお買い物。あるグルメスーパーでは冷蔵デザートセクションに大きなチョコがけリンゴがありました。これってCAでは見ないかも。
あとセントルイス発祥のチーズ, Provel. これはチェダーとスイスとプロヴォロンで作られたプロセスチーズで、 Wikipediaによると、セントルイススタイルピザの為に半世紀ほど前に開発されたそうです。溶ける温度が低いので、室温ではねっとりしたバターのような感じだとか。ピザに使われるほか、サラダにのせたり、パスタソースに加えられたりもするそう。
何層にもなった分厚いシカゴピザやクリスピーなニューヨークピザは有名ですが、セントルイスの名を冠したピザもあったとは。ちなみにセントルイススタイルとはイーストを使わない極薄の生地にこのプロヴェルチーズをのせた物で、円錐形ではなくて長方形や四角に切り分けるそう。もっとこってり系を予想していたのですが、予想が外れました。あるとき食べたピザは確かに長方形に切り分けられていたけれど、生地はふっくらパンみたいだったし。いつか本場セントルイススタイルピザを食べてみたいものです。

よくそんな物に気がつくねえと呆れられましたが、えみこさん、勉強になったでしょ(笑)?本場のピザを食べる機会があったら感想教えてくださいな。

追記 
最近コメントが残せないというお問い合わせをいただいております。私もコメントに返信できなかったり、ほかの方のブログにコメントできないことも。Bloggerのバグのようでご不便をおかけしますが何度かトライしてみてください。

2011年10月1日土曜日

ミズーリにて ワイナリー廻り

フィラデルフィアからのドイツ移民が作った街、ハーマン(Hermann)はワイン造りで有名な街です。ミズーリ州の葡萄はNorton。この葡萄で作られた赤ワインを始め、ドイツ/アルザス系の白ワインも品評会で賞をとるほどです。

遊覧飛行の後、車で街に入り1847年設立の全米第二の規模を誇るStone Hill Wineryへ。

見学ツアーは30分ごとにやっているというのでまずはVintage Restaurantでランチ。
歴史あるレストランにはシュニッツエルやソーセージなどワインに合う料理から、スープ、サラダ、キッシュといった軽食も豊富に揃っていました。私は「ライトランチ」と銘打たれたフレンチオニオンスープとほうれん草のサラダのセット。
スープは下にも上にもこれでもかっ!というくらいグリュイエールチーズが入っていてこれで「ライト」とは恐れ入りました。
食後はドイツ風チョコレートパイをシェア。ココナツ フレークが入っていたのですが、それってドイツ風なんだろうか。素朴な疑問。リッチながらそれほど甘くなく美味でした。
ワイナリーツアーは$2.50。ガイドさんの説明を聞きながら、葡萄畑、地下倉庫、貯蔵タンクのある場所などを歩きます。

葡萄の収穫はほぼ終わっていて、手摘みする分が若干残っていました。倉庫は夏の暑い時期でも一定の温度を保てるそうでひんやりしていました。
熟成させる樫の樽は7年ほど使用した後、家具などに再利用、アメリカ産と欧州産では年輪の幅が違い、その幅で風味の着きかたも変わります。


伝統的なシャンパンと同じ方法で二次発酵させてスパークリングワインを作っているそうです。
1920年代の禁酒法時代には地下の倉庫はきのこ栽培所に様変わりしたそう。それはそれで儲かったので、禁酒法が廃止されてからもしばらくきのこ栽培は続いたそうです。禁酒法の制定でアルコール醸造企業が廃業に陥れられたのはもちろん、日本酒醸造タンクで醤油を造らざるを得なくなったり、多くの影響がでたんですね。禁酒法で欧州から来ていたワイン醸造家が自国に戻ったりしたこともあり、アメリカのワイン造りの発達が遮られたとワイン歴史家は指摘しているそうです。思えば欧州からの移民もいたのですから、ドイツライン川沿岸を思い起こさせる肥沃な丘陵地帯を持つミズーリでワインが作られるのも納得だし、1800年代から途切れることなく続いていたらどうなったでしょうね。
テイスティングはお好きなだけ!という太っ腹。各地のワイン品評会でメダルも取っています。SeyvalとChardonnayのハイブリッド種、Chardonelという葡萄も初めて知りました。味は確かにシャルドネに似ている。
Seyvalのみだと少しドライな感じ。しかし樽臭とまったり感が苦手な私には不向きでした。テイスティングノートをなくしてしまったので詳しい記載が出来ないのが残念。若いワインが多かったのでもう少し寝かせたものを飲みたかったというのが全体的な印象でした。

お茶目なえみこさんとお母さん
サンルームでワインを楽しむこともできます。夏の盛りや冬の最中はいいでしょうね。
男性陣を空港に下ろして、女性4人で街歩き。

観光地ですが学校も始まった今は、平日は人気無く閑散としています。
お店を冷やかしたり、お茶をしつつ、もう一軒テイスティングに向かいました。
お土産物や骨董品、スパイスやお茶まで何でも売っているお店
さすがコーン王国。トウモロコシの芯でできたパイプ

 1500万円以下で 買える見晴らしのよい一軒家
 チョコレート屋さんにて

Hermannhofでは、Seyval Blanc, Vidal Blanc, Traminett, Vin Gris(Rose), Norton (Red)を試飲。レーダーホーゼンを履き、口ひげを蓄えたワインが好きでたまらないといったおじさんが愉快でした。彼に「前に来たことあるよねえ?」と言われて「ワイン好きですから。私の分身は知らないうちに試飲に来てたかも?」といったら大ウケけされました。いつも自分がカウンターの中にいてお酒を注いでいるので、このおじさんほど情熱をもってできてているかな?とちらり自分の仕事ぶりを振り返ってみたり。
TraminetteはJoannes SeyveとGewurztraminerのハイブリッド種。インディアナ州の葡萄だそうです。州ごとに鳥とか花とか制定されているのは知っていましたが、葡萄まであるとはこれも初めて知りました。Gewurztraminerは好きなので気に入り、一本夕食に買って帰りました。
ここにも地下倉庫があり、自由に見学できました。裏庭にはテーブルもあり、デリでサラミやチーズを買って試飲して気に入ったワインをその場で開けてもらってピクニック を楽し む人々も。

ワイナリー巡りまでできて、驚きのミズーリです。