2012年1月31日火曜日

Apple World

年末にiPhoneを買い、先日クリスマスプレゼントにDannyからiPad2をもらいました。アイルランドで買った洋服は自分用に切り替え。急にアップル色満開の身の回りです。

iPad2ではWiFiに接続していれば携帯にテキストメッセージも送れるし、FaceTimeというアップル機器間のビデオ通信も可能。すごいです。
DannyとFaceTime中に遊んだ画像を私がiPhoneカメラで撮影。iPad万華鏡

ワイアレスキーボード付きのケースを買ったのでタッチパッドで入力するよりスピードも激早。
スクリーンカバーは閉じると自動的にスリープ状態になるので電源セーブにもお役立ち。
昔は新しいテクノロジーにすぐに飛びつく”アーリーアダプター”タイプでしたが、ここめっきりトレンドに疎くなっていました。使いこなすにはまだまだかかりそうだけれど、ぼちぼち楽しんでいくか。

2012年1月30日月曜日

贅沢な一日

今日は元同僚二人と日本街(Japan town)でランチ。久しぶりにK書店をのぞいたら、びっくりするほどの品揃えで日本に戻ったかのようでした。欲しい本を何冊か見つけたので次回帰国する友人に持って来てもらうつもり。すみません、、お店で買えなくて。。。

ランチはコリアンをお腹いっぱい食べました。

イカの炒め物が美味しかった
いつもは30分のランチ休憩でじっくり話せなかったので、多くの話題に花が咲きます。全員楽しんで仕事をやってきたのでさみしさを感じながらも、やっぱりこの転機を何かに活かさなくちゃね!とポジティブにお開き。明日はもう一人の同僚がパロアルトにセミナーを受けにくるので夜ワインを一緒に飲みます。

私が数日前に書いた「器用貧乏うんぬん」に関しては、みな同じような事を考えて自分を振り返っているようです。日本や他の国々にいる友人たちも、ポストを読んでそれぞれの思うところをメールしてくれました。長く就いた職種はいくつかあるけれど、その道のプロではない、アイデアはあるけど起業に踏み切れない、失敗するのは怖いなどなど。

外から見れば、みんなそれぞれ輝いている人たちばかり。海外で生活して働いてきただけで、特別な事をしてきたように思われる事だってある。がむしゃらにやって来てふと立ち止まるとき。どうやってこれから自分は社会に貢献できるのか。みんなが模索し始めた世界はすでによい方向に向かっているのではないでしょうか。少なくとも私の内面の世界は落ち着いて来ました。あとは実践とアウトプットあるのみです。

今日も気づきの多い贅沢な一日に感謝です。

2012年1月29日日曜日

デートナイト

土日続けての仕事はとてつもなく忙しかった。。。たくさんのお客様の笑顔がたくさん見られたのでよし!

近所のレストラン、Lavandaは毎週日曜夜、特別メニューを用意しています。デザートを入れた4コースで$29。これはかなりお値打ち。Dannyがメールで受け取ったメニューを読み上げると、まさに私たちのために用意されたかのような内容、こりゃ行くっきゃないね!ということで、昨日は帰り道をすっ飛ばして帰ってきました。
ワインはお気に入りのワイナリーの白。年が明けて初めて顔を合わせるなじみのスタッフと会話をしながらゆっくりと楽しみます。
前菜はアランシーニ、リゾットボールのフライ。あつあつご飯にとろけるチーズ、私たちの大好物です!ちょっと言わせてもらえれば、トマトソースにもう少しひねりがほしいかも。
スープはトスカーニ風パン入スープ。冬定番のスープはケールが入って栄養もあります。冬でなくてもいつでも食べたい。
サラダは普通のシーザーズサラダ。久々のロメインレタスの歯ごたえが気持ちいい。
メインはネトルペストパスタとヒラメのマスタードクリームソースをシェア。
パスタには珍しくポテトとインゲンが付け合わせだったのですが、ネトルペストの味としっくりきていました。ネトルペストは去年作ってハマった味。またマーケットで買って来て作ろうっと。
ヒラメの付け合わせには揚げ焼きした芽キャベツ。ディジョンマスタードがほのかに香るあっさり目のクリームソースとこれまたよく合いました。
はらぺこだったけれど、この辺りでさすがに厳しいお腹具合。でもデザートもしっかり食べました。小麦粉を使っていないチョコケーキはどっしりこっくり濃厚味。
リンゴタルトも結構な大きさ。がんばって完食。。。
なじみのバーテンダーがデザートワインをなみなみ注いでサービスしてくれました。もう入らないかな?と思ったけど、美しい金色の液体はめでたくお腹を温めてくれました(笑)。夜道をゆっくり(早歩きできないほど満腹)戻りました。

今日もごちそうさま!

2012年1月28日土曜日

忙しかった。。。

今日はとてつもなく激務な一日でした。土曜日は入庫があるので重い箱を運びます。その時に腰をちょっとひねりました。氷運びの時には製氷機の扉が閉まってきて右おでこにたんこぶ。ひっきりなしのお客さんの対応にしゃべりっぱなしの8時間。

ああ、自分がもう一人居れば、頭の先から足の先まで優しくマッサージしてあげたい。。。
Dannyは午後9時だというのに既に高鼾。まあ最初から期待している訳じゃないんですけど。

明日も仕事。どうぞ、今日ほど忙しくありませんように。。。さてこの疲れを引きずらないように熱いお風呂に入ってとっとと寝よう。

2012年1月27日金曜日

器用貧乏と好奇心旺盛の違い&もろもろ

器用貧乏は英語で言うとJack of all trades, master of none。Wikipediaで見ると諺の発祥は16世紀の英国に遡ります。今では否定的な意味で使われる事が多いけれど、昔は賛辞として使われていたそうです。驚いたのは、殆ど全ての言語で同じような意味の諺があること。使い方が否定的か肯定的かは文脈に寄るそうですが、なるほど〜というのもたくさん。例えば広東語では「ナイフをたくさん持っているけれど鋭いものはない」とか、アルゼンチンやウルグアイでは「多くを掴もうとするものは弱い力しかない」と言うそう。

今回の仕事を通してふと思いました。器用というのはおこがましいけれど、ソツなく新しい仕事もこなせた。思いがけず大好きな料理も大勢に評価してもらえた。でもそれぞれの分野でプロではない。そもそも今まで専門職についていない。通訳翻訳も評価されたけれどそれで生計は立てていない。仕事=アイデンティティだとは思わない。けれど、物事を始めると細かいことにこだわるくせに、人生の大部分を占める「仕事」については一貫した道を歩んでいないのはいかがなものか。別に落ち込んでいるわけでもないし、反省すべき事なのかもわからない。ただどうしてなのかな?と。

結論は出ていないのですが、新しい事やいろいろな事に興味を持っていることは事実。いろんな事をやってみたい!一つに飽きたから次を探すというのではないし、飽きて仕事を辞めたことはない。この好奇心が脇目をふらせて道をそれるのか。でも好奇心があるからこそのたくさんの学びや出会いを得た。自分なりに貢献できたこともある。人に迷惑をかけているとも思えない。じゃあいいんじゃない?道を極められなかったのはきっと勇気と決断力がなかったから。

初対面で"What do you do?" 「お仕事は?」と聞き合うのは普通のこと。肩書きやタイトルを無くして久しい今、それは「あなたは誰ですか?」と聞かれているのにも等しい。よ自分をうまく説明できない違和感。これを時々強く感じる。

尊敬する書画家のぼうずサンこと田中太山氏がどこかにこんなような事を書いていた。「この仕事を始めた時、どんなに苦しくても、他の仕事はしないと決めた。この道だけで食べて行くと決めた」と。やはりプロのなる人の気合いと覚悟は違う。

人生の折り返し地点をとっくに過ぎてまだこんな事を考えている自分。なんだかな〜と思う反面、心は落ち着いている。ロンドンで暮らしていた頃、不景気のどん底で、仕事はあったけれど心が荒んだ時があった。その頃は本気で、地下鉄にいるホームレスの人でさえ「今の自分より心の平安を保っているはず」と思っていた。ひと様の心の中を断定するなんてまったく傲慢で恥ずかしいことだけれど。あるものに感謝をせずに無いものばかり求めていた頃と比べれば、大分楽になりました。

輪廻転生はどちらかと言えば信じます。そしてこの世界に産まれてきたことは奇跡でご先祖様のおかげだと思うし、皆それぞれ学びがあって今に生かされているのだと思う。何かの拍子にふと自分は前世で早死にしたのかなあと感じる。うまく説明できないけれど、この人生は基本的によい心がけでいれば好きな事をしていいんじゃないかと。「その通りに勝手に生きてんじゃん」といわれること覚悟で書きました。はい。

「こうすれば」や、「ああしたら」と後悔なきよう、自分の思い、言葉、行動を選ぶ。もっと優しくすればよかったと亡き人に対して想う、その想いだけはこれ以上作らないようにしたいかな。

2012年1月26日木曜日

(一旦)最後の弁当デリバリー

プロジェクトが終わり「なんだかやっぱり力抜けちゃう」という気持ちと、「このままずっと走り続けてたらいつかきっと体を壊す」という気持ちもあります。経済的な不安よりも、毎日とても楽しかったからさみしい気持ちが一番かな。まずは旅行から戻って散らかりっぱなしの部屋の片付け、弁当プロジェクトで培ったノウハウの整理、新レシピの試作、もちろんブログの更新も含めてやりたい事はたくさん。もちろん職探しもね。

さて、今日もお弁当を6個作り、ジーンズにブーツでオフィスまで届けに行ってきました。
メニューも前から考えていたので、特に最後を意識したわけではありませんが、品数はいつもより多いです。

126日(木)

のりたまご
こんにゃく炒り煮
ちくわの磯辺揚げ
ニラとそぼろのお焼き
パルメザンポテトボール
キャベツとアルグラのカレーナムル
鶏肉、ピーマン、カシューナッツの
辛みオイスターソース炒め
くるみおかか和え
肉厚わかめ&ごまご飯

海と丘の野菜に鶏肉やナッツ類。タンパク質、繊維質、穀類をバランスよく一食に盛り込みました。
揚げ物も入ったボリューム弁当です。
今日が最後とは淋しいですが、また私の料理を召し上がっていただける機会がありますように。
いつも皆さんのご健康とご快食()心よりお祈りしています!
数々の励ましのお言葉を胸に、これからも’箱を開けて笑顔になれるお弁当”や”笑顔で囲める食卓”を目指します。
ありがとうございました。



評判だったのがキャベツとアルグラのカレーナムル。さっと湯通しした野菜をごま油ではなくてオリーブオイルとお酢であえてサラダ風に。アルグラの苦みがいい感じでした。写真には入っていません。いつも二品くらい詰めるのを忘れて、蓋をしてからまたごそごそ開ける始末。。。今日はナムルとくるみのおかか和えが写真には写っていません。

もう少し近ければ続けたいのですが、作るのに3時間、移動往復3時間、交通費は15ドル弱かかるのでちょっと無理かな。再開したら教えて!と言ってくれる人たちのために、同じ界隈での仕事探しがんばろうっと。

自分用のご飯がなかったので、デリバリーを終えて戻り冷凍玄米ご飯を解凍。ずっと食べたかった海苔弁を作りました。特級「田庄」の全形海苔を二枚半使い、おかかたっぷりの二段重ね、贅沢海苔弁です。海苔弁ってちょっと冷めてというか、海苔とお醤油と鰹節がご飯といい具合に馴染んだ頃が美味しいんですよね。腹ぺこだったけれど、我慢しましたとも!


結局お昼を食べ終わったのは3時半。お腹いっぱいで瞼が重くなり4時半から2時間おそ昼寝。お弁当も贅沢だったけど、時間の使い方も贅沢しちゃった。

Dannyママはお陰さまで意識ははっきりと安定しています。倒れてすぐに適切な処置を受けられたことは幸運でした。ただ老年専門医師とリハビリについて話したり、自分に何が起こったのかを理解するにつれ、先行きへの不安を感じているとのこと。今まで車で何処にでも行き、新年はひと月スペインでバカンスを楽しんでいたライフスタイルを保って来た本人にとってはかなりショックでしょう。一喜一憂が続くかもしれない。家族全員覚悟してサポートしています。心配で参っていたDannyは風邪を引いて寝込み、薬で眠りについている間に首を寝違え、先日は予定のフライトに乗れず倍以上の時間をかけてテキサスから戻るなど不運続き。今年は「本厄」だと日本で聞いていた本人、今や「信じ始めたよ」と言う始末。厄年は「(飛)躍年」という考え方もあるよ〜と励ましているんですけどね。

まあLife goes onでnothing stays the same。つらい事もずっと続かないてこと。そしてこれからも面白いことやすてきな出会いがたくさんあるってことかな。

2012年1月25日水曜日

有り難い気持ちで一杯

毎朝ウキウキ気分で目を覚ましている毎日。これは昔の自分からしてみれば、画期的な事です。若い頃は落ち込んでみたり、いろいろありました。でも、毎日自然に目が覚める事自体すごい。暖かいベッドの中で目覚める事も嬉しい。すぐにお茶が飲めること、熱いシャワーを浴びれること、ほかほかご飯が炊きあがっていることなどなど、挙げればきりがありません。

でも昔はそんな事は当たり前、出来て当然と思っていた時期がありました。それで他のうまく行かないことに不平不満をぶつけるのに全力を尽くしていました。それでどうなるわけでもないのにね。

毎日楽しく通っていた仕事が今日で最後になりました。先が見えないプロジェクトとはいえ、3月までは確実、6月は堅い、今年一杯続く可能性も大!と言われていたので、ショックは大きいです。

年末年始の休みを加味すれば、正味2ヶ月以下。これでは経験とも呼べません。それでもその中で精一杯やった自分は居ます。そしてそれは、前のポストにも書いたように正当に評価されました。だから悔いはありません。

お弁当のアイデアもたくさん。本業にしたら?と言ってくれる人、数知れず。有り難い事です。でもイマイチ、飛び込めない自分が居ることも事実。

さて、明日は最後の弁当デリバリーです。仕事はなくなったけれど、お預かりしている弁当箱がいくつかあるし、材料も仕入れていあるので空の弁当箱を届けるつもりは毛頭なし!いつも通り、心をこめて皆さんの健康のためにお弁当を作ります。



2012年1月24日火曜日

Time flies

金曜日を休んで週末テキサスまで出掛けていました。月曜朝8時過ぎ空港着、のまま会社へ。Dannyはオーバーブックのフライトで同じ便に乗れず、LA経由でフライトが悪天候で遅れに遅れて家に着いたのは2時半。2時間の時差があるテキサスを朝4時半に出発したので12時間かかった計算です。お疲れさま。

日本滞在最後の二日間も書き終わってないのに、毎日あっという間に時間が経ってしまいます。まあぼちぼちやるか。仕事は違うオフィスのチームリーダーから私の仕事ぶりを褒めるメールをもらって、モティベーション上昇中!鋭い洞察力のコメントと細部への配慮はベテランの域で、11月からプロジェクトを始めたとは驚きと言われました。やはり具体的に役に立っているという手応えがあると嬉しいものです。

今日もお弁当10個作りました。

124日(火)

ブロッコリーのからし和え
ゆかり&チーズポテト
鱒のアーモンド焼き
ごぼう、白滝、ちくわのきんぴら
アルグラとひき肉の松卵巻
にんじんの味噌漬け
しいたけご飯

こくうま味だけどしつこくない。
和食にバターやナッツをうまく使うとボリュームご飯になります。
アルグラ、にんじん、ブロッコリーで緑黄色野菜、ご飯には繊維と旨みたっぷりの椎茸を炊き込んで今日も美味しく健康に!


Dannyは風邪気味。梅干し昆布玄米粥の朝ご飯であったまってね。

2012年1月18日水曜日

ほっと一息

お弁当に中休み日を 作って大正解。昨日はお風呂にゆっくり浸かって、軽い夕飯のあと8時過ぎには寝ました。ぐっすり眠ってあ〜2 a.m.頃かな?と目を開けるとまだ11時前(笑)。また寝たら弁当時計で起きる3:40 a.m.に目覚めたけれど二度寝したら、アラームをセットし忘れ7:40まで寝てしまいました。時差ぼけで夕方から寝てとっくに起きていたDannyは私がゆっくりしているものだと思い、起こしてくれませんでした。

時差通勤OKなので、今日は朝の渋滞もやり過ごし、ゆっくり行くことにします。残り物でお弁当と思っていたけれど、ご飯を炊く時間もないので、今日は買い食い。こういう日もあっていいかな〜。

明日木曜日のお弁当注文は10個になりました。倉庫からもう一台の炊飯器をとってこなくちゃ。メニューはしょうがをきかせたとりそぼろとほろほろ炒り卵といんげんの三色ご飯とおかずは何にしようかな?通勤電車でメニューを考えるのも楽しみです。

2012年1月16日月曜日

2012弁当プロジェクト開始!

「ふたを開けて笑顔になれるお弁当」を目指して、今年も今日からお弁当作りです。
4時に自然に目が覚め、お米を研いで、おかずを作る。冷まして詰める。楽しいです!

先週、再開に先立ってお得意様(?)と興味をしめしてくれる人たちにご案内を出しました。以下はその文章です。

旧年中にお弁当を作らせていただいた皆さま、並びに今年からぜひにといって下さる皆さま、ありがとうございます。おいしい食事=健康と笑顔。これは私の信じるところです。「ふたを開けて笑顔になれるお弁当」を皆さまとシェアしていけたらこの上ない喜びです。

来週16日より、月、火、木の週三日、ご希望の方にお弁当をお届けします。季節の野菜や新鮮な素材を組み合わせるため詳細は事前に決めらないのですが、曜日別のスタイルを下記のようにしたいと考えています。

月曜日 野菜中心&たまにマクロビのヘルシー弁当
火曜日 魚やお肉も入る和のお好み弁当
木曜日 和洋中なんでもありのお楽しみ弁当

お弁当は前夜から下準備を始め、朝ご飯を炊いておかずを用意します。
買い物を効率化するためにも、月/火の分は前週の金曜中に、木の分は火曜中にご希望をご連絡ください。

食事は毎日のこと。お米や野菜は可能な限り有機栽培ものを使って、風味、歯ごたえ、彩りを大切にしています。味付けは健康面から若干薄めに感じるくらいをベースにメリハリをつけています。
フィードバックは大歓迎ですのでよろしくお願いします。

ご興味のある方々にひとつ、お願いがあります。
私の手作り弁当は、皆さまのご好意と応援に支えられています。しかし、会社内でこの活動が場違いにとられる可能性もあります。お弁当作りは私の健康法と楽しみの一つであり、ご希望の方からの依頼があってお受けできる時にだけ作っています。ご要望がある限り続けていけるよう各方面に誤解が生じないよう、皆さまにもご理解とご協力をお願いします。

最後のパラグラフは、チームリーダーにもらったアドバイスを盛り込みました。今の職場はわれわれプロジェクトスタッフとその会社の正社員が同じフロアで働いています。チームリーダー曰く、私がお弁当を作っていることも知っていて全く問題ないと思っている。何か言って来た人がいる訳でもない。しかし、今後誤解が生じるようなことがあり、私や関わっている人たちが不快な思いをすると気の毒だから、お客さん(?)に地味にやるようにアドバイスしたらよいのでは、と言われました。それだけ評判になってるってことよ!と笑顔で言われましたけれど。。。確かに会社でお金の受け渡しがあれば商売をやっているように思う人もいるかもしれません。そして新年からプロジェクト外のスタッフからも問い合わせがあり、二人から注文をもらいました。このお弁当は食べたいと頼まれて作らせてもらっているので、ルール違反でもなく罪悪感もありません。きちんと説明だってできるけれど、続けて行きたいので関係者には話をしてお願いの一文とともにご案内しました。

去年は週4日でしたが、今年は月、火、木の3日。それでもかなり忙しいのですが、楽しいから無理せずに長く続けて行ければと思います。

おせちで気に入ったくるみのおかか和えも作ってみました。それが大好評!ちょっとくるみのアクが気になったけど、他の人は大丈夫だったらしい。でもくるみを一晩水につけてその後乾燥させるとあのえぐみが抜けるのです。今度そうして作ってみるぞ!

明日は太刀魚の粕漬けがメイン。いつもどうしてもメニューをプリントアウトしてから一品増えるので、明日はどうしようかな?いまから楽しみです。

Dannyも無事に帰ってきました。通勤では空港近くの駅まで車で行くので迎えに行くのもちょうどよかった。家に戻れば8時。今10時前ですが彼はもうぐっすりです。さて、私は一品仕込みをして目標就寝時間は11時。楽しくがんばれるうちは力を入れずに自然体で。これでこのごろ調子いいです。

2012年1月15日日曜日

エネルギーのもと

金曜日は会社の友人とハッピーアワーに行き、一杯のはずが数杯飲んで家に戻ったら10時過ぎ。前日ケーキ作りで4時間半睡眠。Dannyがダブリンに着くまで起きていようと思ったけれど、零時15分にあきらめて寝ました。到着はこちらの午前1時近かったので正解。

ママには会えて話もできたそうです。しかしまだ術後で疲れがたまっていることもあり、長時間のお見舞いは負担にもなる。まだ今後の治療の見通しも定めている所です。面会時間は日に2回各2時間ですが、夜に行ったらぐっすり眠っていて起こさずに帰って来たそうです。言葉も話せるし、四肢の麻痺もないけれど、時折、話についていけてないのがわかるそうです。

また、アイルランドでもノロウィルスが流行していて、明日から面会は一日一人に制限されてしまいました。家族皆が遠くから来たDannyに優先権をくれていますが、それに甘えるのも申し訳ない。今回は滞在を延ばさずに彼は予定通り月曜夜には戻ります。

今日は今年に入って初めてのTasting Roomの仕事でした。閉館間際に大きなグループが入り、終わったのは7時半過ぎ。そのあと週日の仕事に行き、零時までたまった分を片付けてきました。

自分でも不思議なくらい疲れません。それはやりたい事ができている嬉しさと感謝からくるのだと深く感じます。まあ、以前から体力には恵まれていました。つらい仕事をしていた頃も、連日朝4時まで頭を抱えても10時にはデスクに戻りました。前に進めないことを一人もがきながらやっていたら結局体は悲鳴を上げました。でも今は違います。やりたい事を自分で選んでやっている。だから力が湧いてくる。周りからはいつかどっと疲れが出て大変なことになるよ、と呆れられていますが、そんな感じがしないから心配ご無用。疲れたら休むけれど、これからも脳天気にやるべきことをやりながら、楽しむ事優先でいきます。

心配事があっても今を大切にする。Dannyもそのバランスをとるのがうまい人です。

今日はおぼろ半月がとってもきれいでした。おやすみなさい。

2012年1月13日金曜日

ケーキ喜んでもらえました!

結局2種類を三台ずつ焼きました。持って行くのが不安でしたが。。。
家にあった容器でうまく収まりました!
粉砂糖でハッピーバースデーのメッセージ。
皆さん切り分けてくれて、いただきました。みかんケーキは何度か作っています。ケーキをきっかけにいつもは余話さない人とも話が弾みます。
甘さ控えめふんわり抹茶シフォンと小豆の生クリームは男性にも大好評でした。先月、奥さんと日本に帰って毎日スイーツを食べていたという男性にも絶賛されました。嬉しい限り。

シフォンケーキは卵さえしっかり泡立てれば失敗はありません。ただ焼いたら直ぐ型を逆さにして冷ますこと。大きめの型だと卵10個使いで1時間くらい焼き時間がかかるので、昨日は小さいのを一台焼いている間にミニミニを焼き、時間を置いて冷まして型から出してもう一台焼きました。もうはいいかな〜とも思ったのですが、なぜかやっぱり焼きたくなっちゃって、結局寝たのは午前2時。好きなんだから仕方ない!
手前のブラウニーはYさんの作品。リッチなチョコ味で表面につややかに塗られたマーマレードが大人の味。

笑顔が広がった午後のオフィスでした。

さあ、明日も仕事だ。がんばるぞ。DannyはもうすぐDublinに着く頃。電話を待ちながらベッドで本でも読むとします。

2012年1月12日木曜日

夜長はケーキを焼いて

明日は会社の合同誕生日会。人気のみかんケーキを大1個、中2個、そして抹茶のシフォンケーキ2個を持って行きます。小豆生クリームも忘れずに。でもどうやって持って行くかはまだ考えていないのだ。。。

いまみかんケーキ中2個をオーブンに入れた所。さて、何時に終わるのか?でも楽しいからいいんです。

今回は時差ぼけが殆どないに等しくびっくり。ありがたいことです。でも心配で眠れないのもあります。

Dannyママが入院しました。彼女は毎年、年明けに3週間ほどスペインに一人で出掛けます。一カ所滞在型で向こうにはお友達もたくさん集まっています。今週の月曜、その旅の朝。タクシーで空港まで一人で行き、チェックインもすませ搭乗して機内で気を失ってしまったそうです。飛行機が飛び立つ前で本当によかった。。。不幸中の幸いです。

救急車でDannyの姉が勤める病院に即入院。脳内出血でした。救急車で運ばれて意識を取り戻したものの、混乱して自分が病院に運ばれた事がよくわかっていなかったとか。弟から連絡を受けたのがこちらの昼過ぎ。翌々日に手術。それはお陰さまでうまく行きました。意識もあり四肢も動かすことができます。今月末に週末を挟んで帰ることにしていたDanny。状況としては今も予断を許さない状況である事は確かなので明日出発します。姉がいうにはこの2週間が最も重要な時期で可能性としてはよくなる事もそうでない事も五分五分だと。月末まで待つ理由は何もありません。父親との別れには間に合わなかったDanny。だからこそ自分のためにも今行っておきたいというその気持ち、よくわかります。

母国から離れて暮らすことのリスクをまた考えました。

初更新@BART

おはようございます!ただいま、通勤電車内から更新中!スマホビギナーとしては、何とも興奮のひと時。今日もサンフランシスコは17度まで気温が上がるとのこと。気持ちよい朝です。皆さんもよい日を過ごしてね。

2012年1月10日火曜日

2012年始旅行記 - 東京 Day 6&7

早い人は4日から仕事始めとなる今年。我々はまだまだお正月気分です。

Dannyは4日の夕方成田発の便シカゴ経由の便をを延長して8日発にしました。ということでまだまだのんびりできることに。私は8日深夜羽田発。彼の方が7時間も早く出発するのにSFO到着は直行で飛ぶ私が先です。いつも4日か5日に帰るので閉まっているお店も多く、今回はいろいろ楽しめそうだと本人も喜んでいます。

4日は川崎へ行きました。今までは渋谷や新宿にしかなかったお店もたくさん入っていて、川崎をターミナル駅とする人たちには便利だと思います。
iPhoneのケースを買ったり大型商業施設をぶらぶらしたり、何でもある日本にあらためていちいち驚いている私ら。
アメリカ発のニキビ治療医薬品まで販売機で売っていました。これにはおどろいた〜。
Dannyがだだをこねて欲しがった(うそ!)動物タオル
お昼を食べに表参道に行ったら、お目当ての店は翌日からの営業。少し散歩して銀座に足を伸ばしたら、こちらのお目当てもお昼終わって閉店しかけていました。とほほ。。。
おかげでいつもは足が向かない、でも懐かしい和風スパゲティーのお店「五右衛門」で満足ランチ。
Dannyはミートソースのせカルボナーラ、私はカラスミのせかにスパゲティ。

デザートのリンゴタルトも甘さ控えめです。お箸慣れしたDannyの食べっぷりもなかなか。
お正月の銀座、大好きです。
帰りは地元の炉端焼き屋に寄り道。ここはオヤジ系居酒屋が大好きなDannyがずっと気になっていたお店。
私も20年以上前に何度か外国の友人をつれて行ったことがあります。その頃と佇まいも中にいる大将も、外から除く限りでは全く変わっていなさそうな感じ。実はあるテレビドラマで偶然ロケに使われていた場面も観て、それ以来Dannyはますます気になっていました。でも新年の営業はたいてい4-5日から。通りかかったら開いていたのでご飯前なのに立ち寄ってみました。
メニューは安くて豊富。大田市場から仕入れている魚は新鮮で、お土産にしたニシンの塩焼きは、海産業界に長く勤めた叔父も感心していました。叔父も母もお酒もおいしいものも大好き。普段二人であまり品数が用意できないと聞いていたので、翌日また4人で来ることにしました。
5日は国立劇場で歌舞伎。

45周年記念公演で松本幸四郎、市川染之助、金太郎と親子三代が出る舞台。三人の吉三を名乗る盗賊の因果なお話、三人吉三巴白波(さんにんきちさともえのしらなみ)。通し狂言が通しで大作を演じることと知らなかった(恥)のですが、通しで観ると見所ばかり観る歌舞伎とは違う面白みに気づきました。
江戸時代の人たちが夢中になった気持ちがわかる。奴凧廊春風(やっこだこさとのはるかぜ)はお正月らしい華やかさと楽しさにあふれていました。
開演前にはロビーで大獅子がお囃子で快活に舞い、ご祝儀をもらいながらカチカチ頭を噛んでいました。
観劇で楽しいのは合間のお食事やおやつ。開演前には柿の葉すしを、45分の幕間にはお弁当を、午後の休憩にはアイス最中。ああ〜幸せ。

柿の葉すしは酢加減が絶妙でその上食べやすくて日持ちもする。
すごいことを考えます、昔の人は。お弁当は目にも美味しくちょうどいい大きさ。
食後の熱いほうじ茶が嬉しいです。暖かく眠気も出てくる午後はすっきり冷たいアイス最中が最高!
帰りは叔父と待ち合わせ、下見をした炉端焼き屋さんへ。
ほぼ毎日散歩で前を通っている叔父も入ったことがなかったそう。サプライズ計画成功です!
豊富なメニューにいつもは頼まないもつ煮込みや数々の焼き物に舌鼓を打っていました。お酒も食事もおいしくいただけるのは健康な証拠。

冬限定メニュー、とろろ、納豆、キムチ、豆腐を混ぜて食べるというDannyにはコワ〜い一品。
にんにくの丸焼きもみんなで食べれば怖くない!
〆は皿うどん
米寿まで後少しという母にもこれからも美味しく楽しい生活を続けてほしいです。

風が強い夜でしたが、皆でのんびり歩いて家に戻り、お風呂に入れば極楽極楽。デザートはずっと食べてみたかった源吉兆庵のゆず菓子
ゆずを器に銀杏、くり、百合根などを入れて蒸し上げた浮き島。ゆずの皮も柔らかく清い苦みがあります。期待通り!
元気で美味しい一日をまた過ごせたことに感謝です。