2011年3月20日日曜日

Welcome to the 40's club!

Dannyの中高時代の友人、Cが40歳になりました。土曜の夜はそのお祝いディナーがSan Franciscoの18 Reasonsでありました。18 ReasonsとはNPOでローカルな食とアートを結びつける様々なイベントやクラスを開いています。
Cは以前も何度かブログに登場しているグルメ&ワイン通。昨日は場所を貸し切って20人のゲストを招いて、料理は彼の友人シェフに任せて、自らそれぞれの料理にあわせたワインを選びました。
イベントは“A Meal for an Emperor"。その名の通りメニューを見れば、フィンガーフード&シャンペン、前菜&Alsace Riesling, スープ&Burgandy Pinot Noir, メインのラムまたはサーモン&Granache, Syrah, Mourvedre, Cinsaultと盛りだくさん。始まる前から胸がはやります。メニューにはゲストの名前が一人一人印刷されていてどこに座るかも一目瞭然。
時間になり続々とみなが登場。このディナーはもう何度目かの誕生祝いの集まりで、皆それぞれ友人なので話も弾みます。この前料理レッスンに参加してくれた三人とも再会です。
楽しい会話の中でも全員が日本の現状を心から心配して気遣ってくれていました。毎日日本のために祈っている、日本ならこの厳しい状況を乗り切れると思うと口々に応援の言葉をかけてくれたのには胸が熱くなりました。
前菜のタルトは玉ねぎの甘みがまろやかで食欲をそそる味。
マッシュルームスープはこくがあって一口一口飲み込むのが惜しいくらいでした。Burgundy, domaine thomas-moillard, beaune-greves 1er cru, 1995といただけば、その美味しさがまた次元を変えて広がります。
メインはサーモンをいただきました。春野菜のグリルはザクロに漬けた焼き玉ねぎの甘酸っぱい味とグリーンアスパラの大地の味、halloumiチーズのこくがそれぞれ単品で食べるよりお互いを引き立てていました。ローストポテトも芯までほっこり。
途中スピーチが入り、Dannyも一番古くからの友人として高校時代のエピソードなどを披露して場を盛り上げました。
デザートの前に出たチーズプレートに添えられた蜂蜜は、助手シェフの屋上でとれた蜂蜜だとか。ローカルな食材使いは細部にまでみられます。

Before
After!
デザートは梨のコンポートのペストリー包み焼き、クレームフレッシュアイスクリームとラズベリーソース添え。Chenin blancのデザートワインも甘すぎず美味しくいただきました。
次に出たフィナンシェとコニャックはさすがにパス。
雨降る中を家路に着いた人々もいれば、主賓その他数名近くに住んでいるグループは、残ったコニャックとワインを持ち帰り宴は3時半まで続いたのでした。。。
私は途中ベッドに潜り込ませてもらい一眠り。その後Dannyのビジネスパートナーのアパートへタクシーで帰りました。

40代。働き盛り、子育てまっただ中でこんな企画を成功させる彼らのバイタリティに改めて乾杯!来月誕生日のDannyは丘の向こう側がどんなんだかレポートしてよ、なんてことをのたまっていしたが、輝いている40代+の人はたくさんいる!自分もその一人でありたいと思います。

2011年3月18日金曜日

G(r)eek Night

Texasの友人夫妻が子供を連れてCAにやってきました。彼らは年に一度のLiquors of the Worldパーティの主催者。今年は残念ながら私たちは参加できなかったので、二人に会うのは一年強ぶり。彼らが泊まっているお宅でディナーにお呼ばれしました。ホスト夫妻もかなりの旅好き&食べ物好き。シェフはだんな様で、いつも目にも舌にもおどろきの料理を用意してくれます。分子ガストロノミー(molecular gastronomy)で有名で、世界で最も予約のとりにくいレストランの一つであるスペインのelBouii (エルブイ)にも数年前に足を運んでいます。我々も誘われたのですが、都合が合わず涙をのんで断念。とにかく食通で話も楽しい仲間です。
男性陣は皆半導体関連の知識を持つgeekたち。Greekと印刷されたレシピ紙を私がgeekと読み間違え、笑いとともに夜は始まりました。

皆日本の状況を心配してくれています。いつにも増して私を笑わせ元気づけさせる心遣いを感じて胸が熱くなりました。
メインはラムシャンク。ソースは肉汁とワインとハーブを煮詰めてかけたもので、焼き具合もフレーバーも言うことなしと全員が絶賛。サラダは庭でとれたグリンピースが甘くて美味しかった!

肉の苦手な私は、ベジタリアンムサカとロールキャベツ。
キャベツの中にはワイルドライスが入っていて歯ごたえもあり、モリモリ食べてしまいました。
ムサカはたっぷりの野菜とともに胡桃やアーモンドと複雑なスパイスミックスが甘みと深みを醸し出していて何とも言えません。一人小麦粉が食べられないので、ベシャメルソースは米粉を使ったそうです。ソースはふわりと軽く、どっしりしたムサカとじっくり噛み締めて味わいました。
ワインはフルボディのしっかりしたのをというリクエストに、お気に入りのZinを二本持って行きました。Klinker BrickのOld GhostとKlinker Brickはいつでも期待を裏切りません。
骨だけになったラムの骨髄をなんとストローで吸い出したのにはびっくり。
確かに栄養たっぷりだと思いますが、いや〜。。。。Dannyも無理でした。写真の彼女は確かに実際の年齢よりかなり若く見えます。秘訣は骨をしゃぶること?右は料理人S氏。日本にも何度も足を運んでいて鰹節大好き。
デザートは分子料理法で作ったヨーグルトのバブル。
ちょっと不思議な食感です。前回はモッツァレラチーズでこのバブルを作ったカプレーゼをいただきました。
クレメンタインのシロップ漬けとミント、セサミキャンディーを添えて。酸、甘、冷、クランチがほどよくバランスを醸し出していてリッチな食事の後にはうってつけのデザートでした。
アブサンスやアルマニャックといった食後酒とともに夜は更けていきました。

2011年3月17日木曜日

長引く不安のなかでも

首都圏の友人たちから無事を知らせるメールが届いている。仕事がキャンセルになったり、実家がオール電化で大変だったりするけれど、皆それぞれ元気で頑張っているという嬉しい便りだ。先行きが見えない毎日でも被災者の方々を思い、節電をして買い物もほどほどにしているそうだ。品物が買い占められて行く中、不安もさぞかし大きいだろう。戦争やオイルショックを体験した母は、家に食糧があってもお店の棚が空になることに予想外のストレスを覚えているようだ。それでもお陰さまで停電もなくお風呂も入れる、重ね着して節電しながらも暖をとれている。申し訳ないほど恵まれていると。

さいたまのいくつかの倉庫で灯油が盗まれる事件があったと報道された。おそらく転売目的にした同じ犯人の犯行と見られている。避難所の皆さんは昼間はストーブをつけず寒さをしのぎ、夜は体を寄せ合って暖をとっているそうだ。ワシントンポスト紙はすべてを失って避難所生活を余儀なくされても、(この国の)人々は「入り口では靴をそろえて脱ぎ、リサイクル種別にそって分類している」と書いている。

地震、津波、原発の不具合、超円高、株価の下落。中東のそれと違って自然災害から始まった日本の受難。お亡くなりになった方々は戻らない。流された建物の数々も。遺族の方々の心が癒えるにはどのくらいかかるのだろうか。それでも日本と日本人はきっと立ち直ると世界が、そして何よりも被災者の方々が信じている様子がうかがえる。その思いは今までの日本が歩んで来た道のりがあるからだろう。

遠く離れていると寄付に参加することくらいしかできない。ある保険士の言葉が心に残った。「心が萎えちゃうと体もがんばれなくなっちゃう。こんなときだからこそお互いに声を掛け合っていくことが大切。」と。

世界に誇る長寿国日本。友人とも話していたのだが、戦争を体験し苦労して日本を作ってきた世代の方々が「長生きしてよかった」と思ってもらえるようになるといい。今回家族や長年住まれた家を無くした方々もいるだろう。でも「いろいろあったけれど、やっぱり長生きしてよかった」と思える未来がありますように。祈ることしかできないが、祈りは通じる、そう信じて。

2011年3月15日火曜日

世界が日本から学んでいる

「日本の人々は高貴な忍耐力と克己心を持っている。地震後のこれからの日々、世界は日本に注目すべきだ。間違いなく学ぶべきことある。」

これはNew York Timesの記者、ニコラス クリストフ氏のコラムからの抜粋。彼は阪神淡路大震災時に同紙の東京支局長として取材に当たった。当時も混乱の中、救援物資を奪い合う訳でもなく、暴動も起こさず、困難に立ち向かい助け合う姿に感銘を受けたという。窓ガラスが全部割れている商店から商品が盗まれることもなく、長時間の取材の末、やっと(ある意味喜びを感じながら)二人組に物を盗まれたという商店主を見つけたという。「同胞が災害をいいことに盗みを働くとは驚きましたか?」と訪ねたら、商店主は驚いて「誰が日本人だと言いましたか?外国人だったんですよ。」と答えたそうだ。

この取材で彼は我慢する、仕方がないという言葉を学んだという。「我慢する」は英語に当てはまる言葉はなく、あえて訳せば"toughing it out"だと書いていた。この我慢は子供の頃から日々の生活に織り込まれていると感じたそうだ。例えば彼の息子が日本の小学校にしばらく通ったとき、真冬でも短パンで登校するのがルールだった。アメリカではただ子供は風邪をひくだけと思われる試みも、日本では「我慢」を体験させることなのだと。

共通の目的意識が日本の社会的な基盤(social fabric)であり、自然災害や危機の際に特に顕著になるのだ。

もちろん日本には深刻ないじめの問題もあり、やくざもいるし、談合もある。しかしやくざですら阪神震災時に救援物資を提供するカウンターを設置したと紹介。日本のsocial fabricは引き裂かれることなく、皺さえ寄らなかったと。

勇気と団結。共通の目的のもとに苦痛に耐えることの出来る日本人。第二次世界大戦からも立ち直りバブル経済がはじけた「失われた10年」も乗り越えた日本。

各地のからの報道で、世界が日本に祈りと哀悼の意を捧げ、尊敬の目を持って今後を注目していることは明らかだ。


そんな祖国を持って心から誇りに思う。

ほっとする。。。

地震のニュースを仕事時以外はずっと聞いてしまう。遠く離れていてもいたたまれない。
Dannyはさりげなく「ずっとニュースをフォローするのはどうかな?」と言ってくる。それでもどうしても気になる。

そんなある日、帰って来たらくまのSammyが私のコンピューターに向かっていた。スリープになった画面を押してみたら、一面に「お帰り」の文字。
張りつめていたものがふわっとゆるんだ。ありがとう。

2011年3月13日日曜日

太平洋のこちら側から

地震のニュースは生中継で見ている。三日目を迎え、津波に遭われて助かった方々の声や映像が流れている。目の前を流されて行く人を助けられなかった人たち。2階にいて波に飲み込まれた男性は廃材と共に流されながら、家族の顔を思い浮かべてなんとか水面を目指したそうだ。つないでいた手が離れた娘さんがまだ見つかっていないお母さん。いたたまれない。個人が撮った映像でも自然の驚異を思い知らされる。

前例のない原発事故や計画停電。津波の可能性を残して、救出活動も思うように進んでいない。太平洋の向こうにいても落ち着けないのに、現地の人たちのストレスを思うと言葉がない。

それでも朝は来て、夜になり、日曜朝は一時間飛んで夏時間のはじまり。生活は続く。
土曜日は6人のディナーだった。友人が姪の大学卒業祝いにディナーのギフト券を買ってくれた。彼らはベジタリアンなので、だしは昆布と椎茸、切り干し大根を使った。個人的には茶碗蒸しは鰹だしが美味しいと思うけれど、どれも喜んで食べてくれた。特におからと大根ステーキが大好評だった。みな料理にも興味があるので質問もたくさん。しっかりおいしいお酒も持って来て私にもすすめてくれた。一緒に食べましょうとも言ってくれたけれど、わが家のキッチンは6人が定員上限。カップル三組で男の子たちは全員スケートボードがプロ級。実は友人のチャリティオークションで新品のスケボーとレッスンを競り落とした私。締め切りはないけどそろそろレッスンは?と言われてしまった。地震のニュースを聞いてから、実は料理をするのは気乗りがしなかった。指に怪我をしていたということもあったけれど、落ち着かない気持ちが料理に移らないか心配もあった。でも予定は予定。気持ちを切り替えて集中してよかった。料理は心を落ち着けてくれる。
今日はMomokoさんが写真と食べ物が大好きな友人を連れてランチにやって来た。二人は何でも食べられるので料理の幅も広がる。今日は料理が主役。食べる前に何枚もレンズを変えて、光の向きを考えて撮影してくれた。写真は後で貰ってウェブサイトに使わせてもらう予定。
これだけ長いこと写真を撮ってもらえて、料理も嬉しかったことだと思う。いつもは直ぐ消えちゃう。これはこれで喜ばしいことだけれど。
原発の行方や余震のニュースを気にしながらも、時は流れて行く。今も友人たちからメールやテキスト、Facebookで日本への祈りや励ましの言葉がたくさん寄せられている。地球規模の災害に世界の心が揺れている。人々がこの悲劇に及んでも礼儀正しく、落ち着いて協力していることに皆驚き感銘を受けてもいる。スーパーに物がなくて不安もあるらしいとメッセージを載せたら、暴動が起こらないといいねとメッセージが来た。米国でこのような災害が起こったら暴動になるから。でも日本ではそんなことにはならないと思う。そう思える祖国を誇りに思った。

原発周辺の避難範囲に閉じ込められている人もたくさんいると聞く。あちこちで孤立している人や停電で寒さと不安を耐えている人たちもいる。一刻も早く、一人でも多くの人が助けられますように。

2011年3月11日金曜日

祈り

昨晩は偏頭痛がひどく、仕事に備えて9時半過ぎに寝た。いつもより遅い8時出勤だったので起きたのは朝6時。いつもより多いFacebookのメッセージにびっくり。どれもこれも、「あなたとご家族とご友人と日本のために祈っています」というものだった。びっくり。「え??なに???」

地震のニュースを知った各国の友人からの祈りだった。

サンフランシスコ沿岸も既に津波に備えていた。地震発生から10時間過ぎ。東京からのフライトと同じくらいのスピードで津波の波紋も太平洋を渡っていた。

心痛む映像。恐ろしい規模と早さの津波。停電で酸素吸入器が止まって、震源地から遠く離れて一人亡くなったご老人のニュース。犠牲者が百人単位で増え、仕事から戻ったら行方不明者を合わせて1000人を超えていた。先ほど1300人を超えたそうだ。

余震もある。湾岸全土が津波注意。「落ち着いて行動を」。その通りだけれど、こんなに離れていても落ち着けないのに、現場の状況を思うと本当につらい。

世界中が祈っている。既に50カ国が支援を申し出て、在日米軍は既に活動し、韓国の救助隊も到着する頃だ。NZのショックもさめやらぬ中の悲劇。インドネシアの大津波を思い出させる規模の恐ろしい波。悲劇の中、日本の建築法で多くの命も救われているという記事に触れた。

今は悲劇しか目に映らないけれど、痛みをシェアして心から祈ってくれる人たちもいる。きっと大丈夫だと信じて。

2011年3月10日木曜日

Work hard, Eat well(?)

今週は毎朝6時半から仕事。5時5分にセットしたアラームが鳴る前の4時台に自然に目が覚めます。仕事は変化に富み退屈する暇がありません。その分いい意味でもストレスに満ちています。

水曜日は久々に友人とハッピーアワー。カクテル片手にお互いの近況報告をしました
木曜ともなると疲れがないといえば嘘になります。あいにく午後から頭痛がして、薬を飲んでもおさまらず。夜出掛ける予定をキャンセルして、やっと今落ち着いた所です。

オフィス帰りにDannyに納豆を買ってくるよう頼んだらシュークリームも買って来てくれました!小ぶりのシューはカスタード。12個入で彼が二つ食べて。。。そのうち幾つかはチョコシロップをかけちゃった。。。。私が食べた数は。。。
ちょっとコワいけど、明日も仕事がんばるぞ。

2011年3月6日日曜日

サプライズ料理教室

以前ブログに書いた友人夫婦はお互いにサプライズを企画するという粋な試みを続けています。二人とも誕生日が2月でイベントが盛りだくさん。Dannyが腰を痛めて参加できませんでした。しかし彼らの場合、誕生日のお祝いは一度では終わりません。土曜日はだんなさんから奥さんへのプレゼントにと料理教室のお呼びがかかりました。

だんなさんは家のドアを開けたまま外出。私が一時間前に到着し、セットアップ。その他三人の参加者は徐々に集まり、仕事で出張中の奥さんが帰った頃にはなぜか友人が家に入り込んで、テーブルセットができている。いったいこれは??と驚くというシナリオ。
テーマは日本料理の基本。な〜んて私が教えるってのも恐縮ですが、お米の研ぎ方や水加減、鍋炊きの方法(実際は炊飯器で)、日本人とコメの関係などを話しました。一番だし、二番だしをとり、だしがらでふりかけを作り、八方だしや変わりだしでおひたしを作り、揚げ出し豆腐、しめじ入親子丼と味噌汁という流れ。一番だしの美味しさには皆感動していました。世界各国を食べ歩きしている人たちだけれど、だしの取り方は知らなかったと喜んでくれました。
鶏や牛を使ったスープとは比較にならないくらい短時間でとれるのに、うまみが凝縮しているだし。Wikipediaによると古代ローマではグルタミン酸たっぷりの魚醤がすでに料理に使われた記憶があるそうです。しかしUmamiが甘味、酸味、苦味、塩味に加わる5つめの味要素として国際的に認められたのは1985年。結構最近ですね。ハワイで開かれた初回国際うま味シンポジウムだったそうです。ちょっと疑問。うま味という言葉が正式に認められていなかったのに名を冠した会議はあったのか?どうでもいいか。

1800年代後半にフレンチシェフ、エスコフィエが4要素以外の味わいの料理を出した記録があるそうですが、彼自身その味を分析できなかったとか。1908年に東京帝国大学の池田菊苗教授が昆布だしは、甘、酸、苦、塩の味どれとも違う独特の味を持ち、それはグルタミン酸によるものと特定、その成分を「うま味」と名付けたそうです。その後、1913年に池田教授の生徒であった小玉新太郎博士は、鰹節から抽出されたイノシン酸もうま味成分であることを確認。その後国中明博士が椎茸からグアニル酸を発見、そしてグルタミン酸とイノシン酸を合わせるとシナジー効果で個別に使うより全体的なうま味が増すことを特定しました。そしてだしは昆布と鰹節でとるのが定番になったそうです。同じくイタリアでもトマトとパルメザンチーズを合わせるのはこの相乗効果を期待してのこと。いや〜、古代ローマから伝承される味のマジックを日本の科学者が分析し、世界へ定着する言葉にして、それが日本料理に息づいているとは。なんかロマンを感じてしまいました。日本人が味にうるさいのは、だしを味わう機会が多かったことも関係しているのでしょうか。

みりんと醤油を加えればいろいろ使えるし、酒や砂糖をくわえてもよし。すごいスープです。また八方だしとはいろいろ使えるからその名前がついたそうですね。つゆの素も便利だけど、やっぱりひきたてのだしを使うと素材の味がよりいきると感じます。

おひたしはほうれん草と春菊。春菊には、八方出汁にきな粉を混ぜて、さらにいりごまを混ぜた変わりだしをかけました。ベースのきな粉だしはためしてガッテンで見つけたもの。お酢を加えれば冷やし中華のタレっぽくなります。カロリーを控えたい時にすりごまの代わりにきな粉は優秀。ごま油を加えてドレッシングにもいいし、これから活用できそう。きな粉と塩味の液体って考えつかない組み合わせでした。牛乳を加えればポタージュスープのような味になるとのこと。コーンクリームスープみたいなのかな。きな粉は栄養価もあるしいい活用方法を知りました。

揚げ出し豆腐は豆腐の水切りから。かなりの量の水がでて素直に驚いてくれて、片栗粉を付けて豆腐を楽しそうに揚げていました。薬味は大根おろし、おろししょうがとねぎ。
親子丼はしめじを加えて味と歯ごたえに変化を出しました。三つ葉もみなさん初めてで気に入ったようです。参加者はドキュメンタリー映画製作に携わるカップル、教育関係の非営利団体に勤める女性、友人夫妻、プレイデートに来た飛び入りお父さん。みなさん日本食は食べ慣れていますが、初めて目にする食材や作り方に熱心に質問が出ました。
豪快などんぶりができていました。三つ葉はもうちょっと細かい方がいいけど、これもしゃきしゃきで美味しい!

味噌汁はシンプルに若布とねぎ。二番だしは追い鰹をして、その出しがらは細かく刻み、から煎りして醤油とみりんと白ごまでふりかけにしました。これも大人気。こうしてムダを出さないというのも日本料理の重要な観点だとアピール。なんせこのカップルは去年一年「何も買わない」を貫き、トイレットペーパーも最後の一つで補充するという徹底ぶり。彼らの家で「ムダ」というコンセプトは通用しません。

一日を終えて。友人同士おしゃべりに夢中になる人たちをどう誘導するかなど今後の課題にも気づいた貴重な経験でした。

家に戻ってDannyへのご飯は、カリフラワーのチーズソースベイク。ホワイトソースを作りチェダーとパルメザンチーズを溶かし込み、パン粉はバターとオリーブオイルで炒めてオニオンパウダー、ガーリックパウダーとパセリで風味漬けして焼きました。素朴でおいしいく仕上がりました。
友人宅は急な階段を登った3階。重い荷物を持って上り下りしたので、今朝起きたら体中筋肉痛でした。来週は朝6時半から仕事。みなさんもよい一週間をお過ごしください。

2011年3月3日木曜日

ガソリン高

ジム帰りにガソリンを入れてびっくり。満タンにして$43。10年前と比較するのもなんですが、当時は$20でおつりがきたもんです。北米内でカリフォルニアはハワイに次いでガソリンの値段が高いと言われていますが、それにしても。。。私の車はマニュアル小型車でハイブリッドには負けるけれど燃費は優秀。車以外の移動手段は限られているし、日々通勤などで決まった距離を走る訳でもないのに頭を抱えてしまいます。

石油会社によって違うのはもちろん、同じ四つ角にあるガソリンスタンドでも値段に差がある米国。いつも気を付けて安めのスタンドでいれていますが、今日の価格は1ガロン$3.899。ガロン=約3.8リットルといえば日本の方に怒られるかもしれませんが、車に頼らざるを得ない生活スタイルだとこの値段でもかなりキツいのです。

心痛むリビア情勢も影響して、現在の供給に直ぐ影響が出なくても投機筋の動きですぐに価格が変動する。ITのおかげで管理が簡単になったからか、モノの小売り価格も連動してすぐに値上がります。暮らしにくい〜。

そんな毎日ですが、今日、先週働いた分のお給料小切手を受け取りました。まだトレーニング中なのにいただいたチェックのありがたさに感謝の気持ちで一杯です。

今日は桃の節句ですね

お節句らしい和菓子を作ろうと思いつつ、気がつけば午後2時半。土曜日に料理教室を控え、資料作りであっという間に時間が経っていました。いくら2月が短い月だからといっても、もう3月とは早すぎ。。。

このところ炭水化物たっぷりのご飯が続いているので、X年ぶりに(月単位でない所が怖い)ジムへ。もどって野菜ジュースを絞り快調な出だし。続けるのが難しいんだけどね。
昼飯はDannyのリクエストで味噌ラーメン。野菜たっぷりにしたけれど、これで朝のworkoutは帳消しだな。
挽回すべく食後に散歩に出たら水仙の上にきれいな虹を見つけました。この種類もきれいだけど、私は黄色がより濃くて中がオレンジの水仙が好きです。

お米の誘惑に勝てず夕食はポルチーニリゾットの予定です。どうしちゃったんだろう〜?

以上、タイトルのお節句とは全く関係ない雑記でした。

また食べ物ネタですが。。。

今週はDannyがSan Joseで国際会議に出ていて、朝晩送り迎えをしていました。ネットワーキングが重要なのはわかるのですが、ある晩電話がかかって来たのは午前様。最近眠くなる時間がまちまちなのでかなりつらかった。。。今日(木曜)は朝遅いのででゆっくりできます。

先日焼いたみかん丸ごとケーキを上司とのミーティングに持って行ったら大好評でした。
そして友人が職場の日本食レストランのオーナーに私のことを紹介してくれて、先週カタログを観ていただいたところ、和菓子サンプルをお買い上げいただきました。うぐいす餅、椿煉りきり、チョコまんじゅう、みかんケーキを詰め合わせました。
マダムがレッスンに興味があるとのこと。お店で出せる簡単な和菓子作りを習いたいといってくれているそうです。丸めたり包んだりの手間はありますが、冷凍できるし活用いただけると嬉しいです。みかんケーキはもっと簡単に冷凍できます。

今週末はSFの友人宅で料理教室です。緊張もあるけれどすごく楽しみ!

忙しいとついついワンプレートご飯になりがち。このごろまたご飯が食べたくてしかたがない。昨晩は高菜チャーハン。にんにく、玉ねぎ、高菜、ご飯をごま油で炒めて、帆立だしで味付けました。卵は別にふわりと炒めて後で黒ごま、ネギとさくっと混ぜました。玉ねぎ、ごぼう、にんじんの味噌汁と一緒に。

日本ではお米の消費量が継続的に減っているそうですがわが家の消費は堅調です。