環境にも気を使っていて娘さんは布おむつで育てました。さすがに自分で洗うのではなくて宅配サービスを利用していましたが、紙おむつが主流になっている今、コミットメントがなければできないことです。
お子様用プレート。右上にあるのはダニー特性の輪ゴムサポート付きお箸!
新作は薄味のだしをかけた山芋になめたけと海苔をのせたものと、グラバラックスの茶巾寿司。なめたけと山芋はぬるぬる感が苦手かなと思いましたが喜ばれました。一番人気は茶碗蒸し。自家製かまぼこも活躍し、三つ葉のかわりに芹をのせましたがこれも成功でした。ご飯は赤米入りのカラフルな玄米、みそ汁はキャベツ、大根、ネギを豆腐作りで水切りした水分と煮干しのだしで。大根のコチュジャンニンニク漬けも添えてちょっと韓国風に。デザートは黒糖寒天黒密ごまきな粉、抹茶シフォンケーキ小豆クリーム、薄皮饅頭。
ワイン通の友人が持ってきてくれたアルザスデザートワインはTrimbach 1998. リッチなこくがありながら切れ味のよい辛口デザートワインでした。Gewurztraminerをまた一段と好きになりました!
ワインを楽しみながらWine Warsというゲームをしました。先月の彼の誕生日にプレゼントしたこのゲームには私も興味があったので家にも用意しました。こちらではトリビアルパースートといわれる雑学クイズゲームは人気があります。拍子抜けするような簡単な質問から、え?全然わからないものまでバラエティに富んでいて誰もが楽しめるようにできていますが、ワイン通の友人にはちょっと物足りないかも。
自らグループを作って楽しむことが得意な彼らから、『絶対サパークラブをやるべき!』と強く励まされて今まで乗り気でなかったダニーもその気になり始めました。サパークラブとは友人や知り合いを呼んで行う食事会で、実費を参加者が払い、ホストが料理を提供するネットワーキングイベント。日本の家庭料理を味わってもらうにはいいセッティングかもしれません。夢は広がる!狭い台所で呼べる人数は限られるのでどこまでネットワーキングイベントとして成り立つか、出張料理に対応できるか、などなど課題はあります。
うちに来るゲストは皆帰りがけにドアの横の盛り塩に気がつきます。私自身長いこと、戸口に盛る塩はお清めのためだと思っていました。しかし本当はお客さんに来てもらうためのもの。その昔中国で妃の1人が皇帝の牛車が通る時間を見計らい、牛を家の前に停めるために工夫したのが始まりとか。頭のいいお妃さんですね。
盛り塩の効力か、狭い台所を気にせず人を招くようになったからか、いずれにせよ『好きなことをして人に喜んでもらう』機会が格段に増えました。
私も日本食ホームパーティーをやってみようという気になってきました。そのときはアドバイスよろしく!
返信削除もちろん!私たちが”日本食”とわざわざ考えないようなものが喜ばれたり、同じ天ぷらでもころもを変えたり、天つゆを香り塩にしたりで外では味わえない一品ができる。日本食に限らず、ちょっとした工夫で変化が他のし得るのが料理のいいところだよね。
返信削除私も塩の意味を取り違えていました。それにしても、お友達の奥さんの強い意思に脱帽!ちょっと内容は逸れますが、私の周りに「自分が殺せないものは食べない」もしくは「自分が殺したものしか食べない。その肉がつきたら次のハンティングシーズンまではベジタリアン」というアメリカ人がいますが、彼女の行動を含めこういうことって、何でも手に入る現代の先進国で相当な意思がないとできないなと思うのです。
返信削除Cさん、その通り。現代に生きる中で自分の信じるところと行動を常に統一するのは強い意志と自制心がいるよね。もう一つ彼女の大きな目標を書くのを忘れていました。大陸間移動はしないこと。去年二人とも欧州で家族と過ごしたので今年は旅行しないそうです。子供がいるのに車も持たず、だんなさんは会社のバスサービスで通勤し、必要な時だけZipcarを借りています。
返信削除彼女たちやCさんのお友達、そしてNo Impact Manことコリンビーバンさんなど、お手本はたくさん周りにいるので、自分のできる範囲からやっていこうと思う。映画も面白そうよ。