2017年11月4日土曜日

秋旅 1

秋は深まり11月。また一つ歳を重ねました。
数日休みをとって、自然の中を旅して、かなり癒されて戻ってきました。
夏の鉄旅ポストも残っていますが、今回の旅行を忘れないうちに書いておきます。
金曜日、会社に行ったらこんなかわいいゴーストが机の上に!いつも私の働きすぎを気にかけて「早く帰りなさ〜い」と言ってくれる同僚からのバースデーケーキでした。ありがたや。

仕事を終えて、荷造りして350kmほど南東の街、Turaleへ向かいました。金土はそこに泊まり、土曜日は丸一日セコイア国立公園を探索、日曜はデザートホットスプリングスの街へ移動します。計画を立てる時間がなかったので、決まっているのは泊まる場所とだいたいの予定だけ。一番の目的は去年泊まったのホテルの温泉でまったりすること!天然温泉の温度が違うプールのほか、広くて深い湯船が屋外に点在していて、好きな温度でゆっくりお湯に浸かることができます。

金曜は7時過ぎの出発にもかかわらず通勤渋滞に巻き込まれ、Turalet到着は11時近くでした。ギリギリ空いてたレストランで夕食を済ませれば1時近く。
車を買い替えてから初めての長距離ドライブで自分の車にも慣れることができました。

2017年9月9日土曜日

2017 夏 鉄旅③ 函館ー盛岡ー秋田ー福島

***なかなか進みませんが、この夏のレールパス2週間の旅を振り返っています。***

7月4日(火)。函館の朝ごはんは、朝市!八戸の八食センターも経験したダニーは、朝市も興味津々です。
7時半すぎは、まだ人出もまばら。
いくらやたらこ、ホッケの干物にかに、かに、かに!
ホタテ貝柱の燻製が美味しくて、車中ビールの友に買いました。
東京に直帰するなら、宅配便で送りたいものもたくさんあれど、旅は始まったばかりなり。
一通り見て、味見して、どんぶり横丁へ。
 
どこも美味しそうなサンプルが並んでいて迷ったけど、地元の人たちで賑わっているお店だからとダニーが選んだのがこちら。
ダニーは、ホタテ、うに、サケ、エビ、いくらの五色丼。私は特別定食の丼を、いくらのみにアップグレード!どうだ、いくらのしょうゆ漬けてんこ盛り!
ホッケといかそうめんがついてきたのですが、なんとイカにはお目目が乗ってました。
二つとも勇気あるダニーが完食。お味は海の味としか形容できないといってた。
お腹いっぱいだけど、函館ラーメンも捨てがたい。場所を変えてフードコートのような食堂エリアで、塩ラーメンをシェアしました。個人的にはちょっと肉風味が強いスープだったかな。ダニーはお気に入りでした。スープのお鍋にゴロゴロ入っている野菜(ニンニク丸ごと皮付き!)が興味深かったな。

大満足のお腹を抱え、駅へ移動です。
本日のチケット一覧!

10:05の函館ライナーで函館新北斗駅へ移動し、はやぶさ号で盛岡までは約2時間。青函トンネルを出たときはやっぱりほっとしました。

ホタテの燻製とクラシックビール、よく合います!
今回盛岡は乗り継ぎのみ、50分で早昼です。冷麺のお店なども調べたけれど、駅から離れる時間はありません。駅構内で盛岡三大麺が味わえるお店を見つけました。左から冷麺、わんこそば、じゃじゃ麺です。
私は海鮮ラーメン。いつかYちゃんと行った、浄土ヶ浜で食べた浜ラーメンと同じ味で懐かしかったな。
秋田新幹線、こまちちゃんの赤いボディ可愛い!いつも盛岡でさよならしてたけど、今回はよろしく。
 
特産品である木工を活かした内装も落ち着いています。トイレも広々。
終点秋田までは1時間半。乗ってみてわかったのですが、在来線と同じ線路を使っているので、スピードもゆっくり目で見える景色が近く、車窓からの景色をより楽しむことができます。流れる緑が近くて感動です!
「新幹線」と呼ばれているけれど、新幹線の定義は、時速200km以上で走行できる幹線鉄道なので、秋田新幹線と山形新幹線は厳密には新幹線ではないと知りました。
 
15時過ぎに秋田に到着。観光案内所で情報を仕入れて、ロッカーに荷物を預けて出発、18:16の新幹線まで散策です。目的は秋田県立美術館で、レオナール藤田の大壁画「秋田の行事」鑑賞と移動前の利き酒。駅構内に酒バーがあることも確認できました!駅全体が木のぬくもり溢れるデザインで落ち着いた雰囲気です。
待合室の椅子やテーブルもとってもおしゃれ。
天井の高いアーケードを抜けて、美術館までは歩いて10分ほどです。平日の午後は静か。
秋田県の資産家、平野政吉が収集した作品が展示されている美術館の目玉は、レオナール藤田の大壁画「秋田の行事」(1937)です。 油彩画は365x2050cmの大きさで、迫力がありました。
また、美術館の建物そのもの、カフェのデザインやそこからの眺めも素晴らしく、くつろげる場所でした。



工芸品も展示販売されています。曲げわっぱのお弁当箱はいつ見ても美しい。
「あきたくらす」は駅構内にある立ち飲みバーで、地ビールや地酒を軽いおつまみと一緒に楽しめます。

 喉越しもすっきり、それでいて旨味あるお酒の数々。ダニーは高清水が、私は雪の茅舎が気に入りました。ホップのきいた地ビールもいい!駅ビル内の酒屋さんの品揃え、圧巻です。お土産はハタハタのしょっつるの小瓶。いろいろな隠し味に使えそう。
18:16のこまち36号で仙台で乗り換えて福島へ。福島に一泊するのは翌日山形新幹線に乗るため。東北地方に出張が多い友人から、美味しいお店情報も仕入れ他ので、楽しみ!
なぜhouzzミニトートバッグが写っているかというと、行く先々の駅で記念に撮ったらおもしろいんじゃない?とダニーが言い出したので。自撮りより確かにいよね。

福島着は20:58。駅前のホテルにチェックインして、おすすめの居酒屋へ急ぎました。
 
火曜の9時半、店内はいい感じに活気付いています。カウンターがちょうど2席空いて、帰りがけのお客さんが片コト英語でダニーとの会話を楽しんでいました。



曇り空だったけれど、湿気多い中歩いた1日の〆にはビールがしみる〜
野菜の串焼き、カツオのお刺身、メニューから気になるものをどんどん注文できる居酒屋さん、最高〜。
オススメのばっちゃんサラダ(ポテサラ)は、ボリュームたっぷりで懐かしく優しい味でした。

マスターに日本酒をいろいろ選んでいただきました。どれもこれも二重丸!

最後は冷麺まで食べて大満足。雨も上がり涼しい夜風に吹かれた帰り道でした。
知らない場所でも、真夜中に地下道を不安なく歩けることや、地下道にゴミ一つ落ちていないことに改めて驚きと感謝の念を感じます。
ホテルには温泉の大浴場があり、言うことなし。今回は寝るだけの滞在だけど、またいつか福島を知る旅に出たいと思います。

7/4(火) 日本滞在Day 10 (総移動距離 862.2km, 移動時間合計 6h13m)
函館ー盛岡 函館ライナー・北海道新幹線 はやぶさ18号
移動距離 345.1km  乗車時間 2h14m
盛岡ー秋田 秋田新幹線 こまち17号
移動距離 127.3km 乗車時間 1h29m
秋田ー仙台ー福島 秋田新幹線 こまち36号 東北新幹線 やまびこ222号
移動距離 389.8km 乗車時間 2h34m