2012年5月31日木曜日

ひとり日本 2012 ー 手作り編

あっという間に6月。戻って2週間、もう早すぎ。毎日120%楽しんでいます。書きたいことが多すぎて選べない〜。日記形式にするには日が経ちすぎているので、適当に更新していきます。

相変わらず早起きの日々で今朝は3時半に目が覚めました。残りの日々もこの調子で過ぎていくのかなあ。でもあと一週間あるってすごい。嬉しい限りです。

雨戸を開けて、ゴミを出す日はゴミを出し、新聞をとり、台所仕事をしてテレビを観る。自宅にはテレビがないのには、日本では結構観てしまうかも。私はN局のEテレが大好きです。手作り話とは関係ありませんが、先日はぬいぐるみの洗い方をみっちり学びました。


脱水はちょっと怖いけれど、真ん中において、両端をずれないように他のタオルで固定するというワザは使えそう。
小さい子は野菜の水切りかごで優しく脱水なんてもうかわいすぎて笑っちゃいました。
自宅の裏の空き地はちょっとした畑になっていて、毎年結構いろいろな野菜が穫れています。2年前の今頃は戻ったときはトマトや新じゃがが豊作でした。

今年はミニトマト、枝豆、サツマイモ、ジャガイモ、スナップえんどう、さやいんげん、ゴーヤが育っています。

3センチくらい成長したところで間引きした枝豆は、もうこんなに大きくなりました。

今年はスナップえんどうやさやいんげんが豊作。

終わりかけていた残りを収穫して、そのままで、また料理して楽しみました。豆ご飯もおいしいし、タマネギとジャガイモと炒めて煮込んだスープはきりりと冷まして木の芽をのせていただきました。写真取り忘れた。。

いんげん豆は今年は終わり。全て収穫した更地に何を植えようか検討中です。

2012年5月24日木曜日

ひとり日本2012 - 楽しくて楽しくて - 1st week, May 2012

日本到着後はやくも一週間経過。着いた翌日が母方の祖父母と伯父一人の法事でした。

お墓参りをしてから、会食は横浜中華街の萬珍楼へ。故人や遠い親戚を偲んでの話やお正月以来の近況報告などをしながら、お料理とお酒を楽しみました。











 トマトスープかけ16穀米は是非真似したい味。とろみのついたスープがプチプチかみ応えのあるご飯とよく合うこと。

 マンゴープリンも美味

押し売りされるものが「栗」限定ってなんか笑ってしまいました。

メインイベントの法事が終わり、その後も毎日こんなに楽しくていいのぉ〜〜〜と浮かれたっています。

帰国中は自由時間 vs. やるべきことを片付ける時間の配分が難しいものです。家事もこなしながら出かける時間も捻出する。たまにフラストレーションもたまりますが、今回は友人と会う機会も作れています。

それも母が元気でいてくれるおかげです。今回パスポート10年を更新した彼女。狙いはアイルランド旅行でした。年末に珍しくアイルランドを巡るツアーを見つけたと嬉しそうに興味津々に話してくれました。5月前半のツアーは人数が集まらずキャンセル。結果的に私も仕事が忙しくなってしまったので、助かりました。月末発のツアーへの参加も考えましたが、長く歩くと足が重くなってしまうので今回は見送るそうです。でも足が疲れる以外は至って健康。お酒もたばこ美味しくいただき、毎週体操教室へ往復50分歩いて通い一時間の体操、ペン習字のお稽古も継続中。麻雀を楽しみ、月に一度は妹たちとの会を持ち、お友達と巣鴨へお参りにでかけたり、演劇やコンサートを楽しんだり。我が母ながらたいしたものだと思います。

昨日はパスポートの受け取りついでに銀ブラ。東京フォーラム内にある相田みつを美術館は落ち着ける空間です。母の友達のMさんもご一緒に、平日のゆったりした中、相田みつを氏の言葉と書に触れることができました。わかりやすい言葉で響くメッセージ。英訳もすばらしく、すっと入ってくる感じ。木と土のぬくもりを感じる館内にはカフェもあり、都会の喧噪から離れるにはもってこいの場所です。
Mさんは一回り以上年下。周りのご友人もみなさん母を目標に日々健康に気遣っていると聞いてとても嬉しくなりました。このブログも楽しみにして下さっているMさん、いつもありがとうございます!

お昼は銀座古川へ。母は初めてです。冷たい生ビールとボリュームたっぷりのドライカレーを完食!
お友達に「健啖家ね〜!」と言われるたび、「大食いってことでしょう?」と受け答えるという母。DNAは確実に引き継がれています。
カレーはお好きでも辛いのは苦手なMさんは小エビのクリームカレー。さらに辛さ調整のため、生クリームも別に出して下さるマダムのお心遣いがさすがです。私はビール抜きでいつもの野菜カレー辛口を美味しくいただきました。
変わらずお元気でチャーミングなマダムが笑顔でスペシャルサラダを出して下さり、大満足のランチでした。

外に出てみると、角になにやら人だかりが。皆がカメラを向ける先を見ると。。
金色の首輪をしたおすまし猫がちょこんと座っていました。
時々目を開けてカメラを持つ人々を見下ろしたり。
店先は夏の装い。私が気になるのは洋服ではなく、もっぱら食ですけど(笑)。冷たいものは体に良くないけれど、久しぶりにさくさくっとしたかき氷を食べてみたくなりました。食品サンプルのパワーです。そういえば、スカイツリーのショッピング街東京ソラマチでは、食品サンプル作成実演をやっていて、キットも買えるそうです。
サンフランシスコにも出店している源吉兆庵。オフィスのすぐそばなので、時折のぞいています。夏の定番の桃ゼリー。これはもう驚くおいしさで、知り合いのシェフは毎年サンノゼ店で購入しているといっていました。今回は奮発して、裏ごしゼリーの他に、白桃が丸ごと入っているものと、びわ入りお菓子を購入。お味は後日「銘菓シリーズ」にて詳細レポートします。
涼しげなお菓子は見ているだけでうっとりします。

家に帰って一休み。夕飯は入らないくらいおなかいっぱいでした。

そして私は一路桜木町へ。土曜日に大学時代のツーリング倶楽部の集まりがあります。当日は参加できないけれど、いま出張で出てきている広島在住の友人ともう一人の友人と飲みました。卒業後一度会ったくらいで、その後私はイギリスに出たので結婚式参列などの機会も逃して、再会はかれこれ十何年ぶり。でもあまりギャップを感じないから不思議です。
野毛町は居酒屋天国。お寿司屋、串焼き屋、餃子屋、居酒屋などが所狭しと並んでいます。
Dannyが横浜の国際会議に参加した数年前、この地域を飲み歩きました。ブログを始める前だったから5年くらい前。
三年やというお店でDannyは、ダンディなマスターが作る特製納豆チャーハンを完食しました。納豆嫌いの彼の快挙です。
すぐそばのZooはGuinness, Kilkenny, Hoegaardenといったビールが生で楽しめるバー。三年やのマスターの息子さんがやっているお店です。一度お邪魔しただけなのに覚えていて下さいました。
友人との会話が弾んで、終電ぎりぎりセーフ。広島在住の友人とはFBでもつながったし、これからもっと頻繁に連絡を取れることになりそうです。まだ独身の友人もいれば、大学生になろうとする子供を持つ友人もいる。職業も様々。でもあの当時にタイムスリップできるんですよね。人とのつながりはかけがえのないものだと心から感じました。

2012年5月21日月曜日

634 fever

テレビ塔としては世界一の東京スカイツリーが正午にオープンします。総工費650億円、3年8ヶ月。成長途中の下記の写真は約2年半前のもの。


下の写真は1年半の夕暮れです。
350mと450mに展望台が設けられ、オープンから50日は予約のみ。今日はあいにくの雨。ツリーの先は雲の中です。予約券を持っていても4日前から並んでいる人もいるのは、450mの天望回廊へは350mで再度チケットを買輪無ければいけないから。なんだかご苦労なことです。

先週末は墨田区の地元イベントあり、去年は震災で中止となった三社祭も今年は行われ、このあたりはものすごい賑わいです。ビジネスチャンスを活かそうと活気付く下町。海抜の低い墨田区では、洪水を防ぐため2トンの雨水を地下にためられる仕組みがあるそうです。スカイツリーの地下にも2635トンがためられるタンクがあり、洪水対策もより強化されるとの期待も。2635トンというと学校のプール7個分だそう。え、たった7個なの?とちょっと意外に感じました。

東京ソラマチという東西400mの商店街、31階にはレストラン、水族館にプラネタリウムなどなど、商業施設を含めると、一日20万人、年間では3200万人の人出を見込んでいるとか。年間売上予測は300億円、経済効果880億円、創出雇用は4594人。墨田区だけでこの規模です。

xxにちなんだ、というのが日本人は大好き。日本各地でスカイツリーの高さ634にかけて、まあ、いろいろな商品が紹介されていました。63.4cmのフランスパン、コインで634,000円以上貯まるスカイツリー型の貯金箱、世界から634種類のビールを集めて634,000 円で売るお店、634gのおにぎりも634円。普通のタルトかと思いきや、標高634mで栽培されたバナナ入りフルーツタルトだそうです(笑)。

そしてスカイツリーから直線距離で634kmに位置する館林市では、武蔵という長さ634mm、重さ634g, 634円のうどんを発売。遠く離れた新潟でも、標高634mの山頂レストランでツリーパフェやツリーを模した田楽がメニューに加わったそうです。

昨日は金環日食、今日はスカイツリーオープン。なんだか全国上げてのお祭り騒ぎで賑わう日本です。

2012年5月20日日曜日

素晴らしかった

金環日食を見ることができました。恥ずかしながら、この世紀の天体ショーがあることを日本に着くまで知らず、観察用眼鏡も売り切れ買いそびれました。

今朝は曇り。そのうちぽつぽつ雨も落ちてきて、いつもの浜辺に散歩に行こうか、それともテレビで生中継を見ようか。悩みに悩んで家を出ました。家の前で日食グラスをポケットにしまう男性がいたので「見えましたか?」と聞いてみると、少し見えたけど隠れてしまったとのこと。眼鏡を買い忘れたと話したら、昨日までコンビニにたくさん売っていたと教えてくれました。公園に着くまで7件のコンビニ(7件もあること自体しらなんだ)を回るもどこも売り切れ。まあ予想していましたけれどね。
いつもの浜辺は元旦により賑わっていました。
雨は止んだけど、厚い雲が空を覆っています。。。
カメラをセットした二人組の女の子達も不安そうな面持ち。

針で穴を開けた厚紙と紙しか持たない私は、とりあえずまあ待ってみましょうと開き直りました。

少し明るくなってきた。。。
たま〜に雲が薄くなり、いけないこととは知りながら肉眼で空を見つめたら結構見えたんです。雲のナチュラルフィルターを通してかけゆく白い丸。それだけでもう感動。
そうこうしているうちに輪っかが出没。以下の写真は普通の小型デジカメを持って撮った写真です。若干露出補正はしましたがトリミングはしていません。午前7時34分から49分までの15分間の模様です。







最後の写真で焼きたてクロワッサンが食べたくなったのは私だけ?

カメラをセットしていたAちゃんとYちゃんは前回沖縄で日食が見られた25年前はまだ生まれていなかった女の子達。眼鏡を持っていない私に快く貸してた彼女たちと楽しくおしゃべりしてメルアドまで交換。いつかサンフランシスコに撮影旅行に来たいと話していた笑顔が印象的でした。

あきらめないで出かけてみるものですね。

日本に於いてこれほど広範囲で日食が観察できたのは、1118年の源平合戦当日だったとか。時を超えてこのタイミングで日本にたまたま居合わせたことに感謝感激。貴重な体験でした。

では最後に、トリミングした光の輪をご覧下さい。