2010年4月30日金曜日

二本立てランチ

三日目のお餅はかなりかぴかぴでひび割れてきました。
昨日焼いてみたら、あまり膨らまずちょっと固めのおせんべいという感じになりました。水分量が微妙にちがうだけで歯ごたえが全く変わります。膨らみ具合だけだと翌日がベストでした。次回は普通のお餅くらいの厚さにのして実験してみます。

今晩から二日間、サンフランシスコへ出かけます。先日ダニーは誕生日を迎えましたが、仕事が忙しいので週末に出かけることにしました。彼のビジネスパートナーが持っている見晴らしのよいアパートを使わせてもらえるので便利です。

残り野菜を片付けたいので、お昼にずっと作りたかった二品を作りました。時間差で食べたので、遅い朝ご飯とお昼という感覚。
まず具沢山みそ汁お雑煮風。ごぼう、にんじん、なす、ねぎ、油揚げを煮干したっぷりのだしと煮て、麦味噌で味つけました。麦味噌の甘みと野菜の組み合わせ大好きです。
三日目のお餅を焼いてのせました。こんがりぱりっとしているお餅が柔らかくなっていく段階で、食感と味の変化が楽しめます。
大好きな原了郭の黒七味を添えて。このスパイス、ゆず胡椒と同じく日本が編み出した傑作だと思います。パンフレットにあるとおり『唐辛子の赤が隠れるほど手揉みするため仕上がりはしっとりした濃い茶褐色』で、辛味も深みもありほんの少しで風味付けになります。
お昼はアスパラとピスタチオのペスト。アスパラのざく切りをさっと茹で、軽く炒ったピスタチオ、にんにく、オリーブオイル、パルメザンチーズすり下ろし、塩を加えてプロセッサーにかけます。
色が薄いなるのでほうれん草を一つかみ足したら緑が濃くなりました。味はアスパラの鮮度もあるのか、最近食べ慣れた春菊ペストの鮮烈さに舌が慣れたからか、若干力強さにかける感じ。
アスパラ自体がナッツのような味なので、全体的に丸っぽいリッチな味わいです。それはそれでおいしくできました。余談ですが、アスパラは牛乳パックに水をいれて、立てて保存すると長持ちします。

ピスタチオは次回、白あんに混ぜてみようかな〜

2010年4月29日木曜日

焼きもち

一日乾燥させたお餅を、網で焼いたら、ぷっくりふくれました!
焦げ目もなかなかいい感じ。
薄いのもあり、むにゅ〜っとのびる歯ごたえはありません。スープやお吸い物に入れるといいかもしれません。あとは細かく切って乾燥させて揚げもちとか。

目標は、保存ができて、焼けばふくらんで香ばしく、歯ごたえのあるお餅。がんばるぞ!

2010年4月28日水曜日

早起きで餅つき

午前4時に目が覚め、朝のお茶を飲んでいたら、急に餅米でお餅ができないかな?と疑問が浮上しました。きっと昨日、大切に冷凍しておいた岡山のヒメノモチ100%でできた、おいしいお餅を食べ『残り少なくなってきたな〜』とさびしく思ったからでしょう。
 
右脳改革ではありませんが、寝覚めのアイデアは何かのお告げ?とばかりに、いざ、オーガニック餅米で挑戦!

検索していたら、ある方のサイトで『伊東家の食卓』というTV番組で紹介されたアイデアがまとめられているのを発見。7ページ目にレンジでお餅を作る方法がありました。ところでこの手の番組、日本はお得意ですよね。『ためしてガッテン』とか日本に帰ると必ず観ちゃいます。こちらでも日曜日の夜日本語放送枠でやっているのですが、テレビは苦手なのでつい見逃してしまいます。

紹介されていた作り方は、餅米を洗って1.5倍の水とともにミキサーに8分かけ、その液体をマグカップに入れて、ラップをかけて3分加熱して練るというもの。なるほど、いつも求肥を作る時と同じ手順。電子レンジが粒子を振動させるので餅つきをした時と同じになるとか。午前7時まで待って、遠慮がちにミキサーにかけました。ミキサーにかけた時間は2分弱。ちょっと粒が残っている感じのをマグカップに入れて、様子を見つつ加熱したら、確かにモチっぽくなりましたが、かなりの量がマグカップについてしまい、非効率的。
その後、残りをミキサーにかけ直して、大きめの耐熱容器にいれ、1分加熱を4回繰り返しました。その度よく混ぜることで粘りと透明感が増したように思います。
柔らかめのお餅ができあがり。あいにくからみモチを作る材料が切れていたので、磯辺でたべました。
かなりべたつくので、片栗粉をしいたバットの上で冷ましてから薄く延ばしました。ぷっくり膨らんだ焼き餅が食べたいので、すこし乾燥させてみます。
次回は歯ごたえを出すために水を少なめにして、ミキサーよりフードプロセッサーの方が、底面積が広いのでよく混ざるのではと思っています。

2010年4月27日火曜日

アスパラガス大好き

カリフォルニアはアスパラガスの産地。太さごとに20本くらいが束ねられ、二束で5ドルくらいでマーケットに並びます。

最近はキッシュとそば粉パンケーキ巻きを作りました。ちょっとバターの消費量が気になりますが、キッシュのクラストはやっぱりバターを使いたいので、チーズをちょっと控えめに。ダニーは厚めの卵たっぷりのキッシュが好きですが、今回はほうれん草、玉ねぎソテー、そしてたっぷりのアスパラガスで、卵液はその間をかろうじて流れるくらいとなりました。たまにはいいでしょう。
そば粉パンケーキには、ホワイトソースにチーズを溶かして炒めたマッシュルームと和えて敷き、アスパラガスを載せて巻きました。いつもはクレープで作りますが、バターミルクが残っていたのでパンケーキにしてみました。そば粉の風味とアスパラガスはとっても合います。
レタス、ホウレンソウ、エアルームトマトのサラダも食べておなか大満足。トマトが少し苦めだったので、アプリコットとアーモンドスライスを足しました。ドレッシングはオリーブオイルとバルサミコと少々のマスタードパウダーのみ。
しばらく楽しめそうなアスパラガス。定番以外の食べ方も試してみたいです。

2010年4月26日月曜日

懺悔。。。

先週はかなりいい線でNo Impact Weekを実践できました。食べ物は無駄にしなかったし、新しい買い物は破れた炊事手袋だけ。食洗器がないので手袋は必需品です。車の運転も最低限に押さえました。シャワーも時間を計って5分以内。洋服やその他不要品も、大きな袋6つ分寄付しました。

しかし、最近の大きな買い物の一つであったコンポストビンは、Made in Australiaでした。。。長く使うのだからといろいろ調べて決めた買い物でしたが、こちらにオフィスがあるので南半球からの輸入品だったとは気がつきませんでした。Carbon footprintの長さに反省しかり。でも結局隣人からも見える外の通路に置くことになったので、デザインもしっかりして匂いもれなど気にならない製品を買って正解でした。



気をつけると、今更ながらプラスチック製品に囲まれていることに気がつきます。便利ではあるものの、ほとんどが土に還ることがないのだと考えると驚きを感じざるを得ません。すでにあるものを有効利用して、新しく買わないこと。トマトの苗は新しいコンテナは買わずに、使っていないプラスチックの容器にドリルで穴をあけて植えました。特にプラスチック製品に対して決意を新たにしました。

2010年4月25日日曜日

Last Day - Eco Sabbath

先週日曜から一週間、地球と環境の負荷をゼロにする No Impact Experimentに参加しました。

最終日はエコ サバス。休息日です。いつも休日をどのように過ごしていたかちょっと考えてみる。車に乗らず、携帯やコンピューターもオフにして、家族や友人、または一人で過ごす時間を味わう。そんな過ごしかたをプロジェクトでは進めています。そして、今までは一日の終わりにブログで自分の体験を書き、他の参加者と経験をシェアすることをすすめますが、今日はそれもなし。何もしないこと=怠けていると混同されがちな現代生活のペースで、あえてダウンタイムを作り出すことで、quality of lifeが向上したとコリンさんは話しています。

仕事から離れて個人的な長期サバスを取っている私でさえ、気がつくと時間に追われています。最後までチェックできないTo Do Listを作るより、一息入れて、優先順位を見直そう。そんな気持ちの日曜の午後です。

2010年4月24日土曜日

土曜日のお茶

トックを乾燥させて冷凍庫にしまってあったのを思い出し、おかきを揚げました。やはり、揚げおかきは充分に乾燥させるのがコツですね。塩こしょうのみのシンプルな味付け
ついでに甘い物もたべたくなって、一口抹茶サブレを焼いたら、サクッっとおいしく仕上がりました。アイスボックス風に切っただけで焼いたのと、丸めてから焼いたのではすこし形がちがいます。焼いてもお茶の風味がしっかり残っていました。


すっかりのんびりしてしまった午後でした。

Day - 7 Giving it Back

Earth Dayは毎年4月22日。地球環境への認識を高め感謝する日として、米上院議員のG. Nelson氏が1970年に提唱してから今年で40年。現在は175カ国で地域活動も盛んに行われているそうです。

No Impact Projectに参加することで、本やウェブサイトなど参考になる情報に触れる機会も格段に増えました。これからは毎日がEarth Day。楽しみながら工夫する習慣ができつつあります。

今日はGiving it Back。チャリティへの寄付、ボランティアへの参加から何気ない親切までできることをやりましょうとプロジェクトは進めます。私はある慈善団体に毎月自動引き落としで寄付しています。ハイキングに行く時はゴミ袋を持参し、目につくゴミは拾って帰っています。嬉しいことに殆どゴミはありません。たまにティッシュが落ちているくらい。それも使う前に飛ばされてしまった感じの使われていないものです。まだまだできることはたくさんあるのですが、いざ実行に移そうと思うとバリアが見えてくる。プロジェクトでは、そんなときバリアに感じる事柄を紙を書き出し、どうしたらそのバリアを乗り越えられるか考えてみることを進めています。つい、目先の『やらなくてはならないこと』に追われがちな毎日。できる範囲内の社会貢献とは何なのか、じっくり考えてみたいと思いました。

2010年4月23日金曜日

おめでとう!

友人のAさんが火曜日に男の子を出産しました!3週間早くこの世に出てきて、足のむくみと腰痛からお母さんを解放してあげた親孝行息子です。二人目の出産でご本人もかなり余裕。メール連絡を受け取って、遠慮がちに連絡したら、すぐに折り返し電話をもらいました。翌日からすぐに車も運転していたとか。産休もぎりぎりに取る予定だったので、結局前日までしっかり仕事をしたそうです。いやはや、大したパワー。

赤ちゃんはトリートメントが必要なので、お母さんも授乳のため病院に泊まっているそう。ケアはベテラン看護士さんたちに任せられ、3歳半のお兄ちゃんはお父さんとお家で留守番で、一番ゆっくりできる数日というので、お弁当を持って遊びにいきました。

朝、五目寿司をつくって、緑茶をポットに入れて、フルーツとおまんじゅうのデザートをも持ってでかけました。
つもる話をしながらお昼を食べた後、新生児室に会いにいったら、ちいさいながらもしっかりした顔。3日前まで彼女のおなかにこの命が入っていたとはなんと神秘的。新しい命に出会い、笑顔と温かい力をもらった午後でした。

Day 6 - Water

今日は水の利用について。家庭の水周りだけでなく、日々食べる食品や使う製品どれ一つとっても、水を使うことなくできあがるものはありません。1ポンドの綿ができるまで100ガロンの水が使われているそうです。広い視野から、水の使用量を把握して見直そうというのが今日の課題です。

水使用量を計算してくれるサイトがあります。消費する食材、シャワーの回数や時間、庭の水やり頻度、プールがあるかなど30項目くらいの質問に答えると、最後に年間の水消費量の概算が出ます。同じ食べ物でも穀類、肉類、野菜、果物、乳製品、刺激物、油脂、砂糖、卵、その他と項目が別れていて、お茶をよく飲む我が家では刺激物(Stimulant)の欄が多く、笑ってしまいました。

各質問にはヒントが含まれていて参考になりました。我が家は庭もプールもない、車も最近洗ってない、お風呂もたまには入りたいけれど、短縮シャワーを心がけている、食器は洗い桶を使って少ない水で洗う、歯磨き中は水を出しっぱなしにしないなど、基本的なことは実行できていました。これから夏にかけては、お米のとぎ汁を野菜の水やりに使いたいと思います。玄米だととぎ汁も少なく、無精製食品に切り替えることで、製造/加工過程はもとより、他の部分でも水が節約できるのだなと改めて考えました。

この一週間、自分の取り組みを改めてチェックしながら、地球への負荷を『考えて行動する』習慣が自分の一部になりつつあるのを実感でき、自分に励まされています。

2010年4月22日木曜日

Day 5 - Energy

今日はエネルギー削減について考える日です。

少し前に日中停電が起きました。小型飛行機の墜落が原因でしたが、事故のニュースはしばらく入らなかったので、朝8時前にいきなり電気が切れた家々の混乱状況は想像してもらえると思います。それほど、現代生活で電気に頼る割合は高いもの。特に我が家は電熱調理器具を使っているので、お湯も沸かせない状態となります。冷蔵庫もしかり。インターネットの接続もできず、古いケーブル接続の電話機を出してきてやっと電話もつながります。

そんな電力やガスなどのエネルギーに依存する生活を見直そうというのが今日の課題。コリンさん宅は半年電気なしの生活を続けられました。屋上に小さなソーラーパネルをつけてそれでかろうじてブログ更新など最低限の活動をしていたようです。

エネルギー削減でできること。グリーンエネルギーを買う、こまめにプラグを抜く、日の出とともに起きて用事を済ませる、洗濯物は外に干す、日光で水を温めてつかう、などなどハイテク最前線から昔の生活の知恵までいろいろあります。住む場所や環境でできることは変わりますが、工夫できることはたくさんあると改めて感じました。Sunshine Stateの住民として、太陽熱のよりよい利用を工夫していきたいです。去年はよくSun Teaを作りました。今年はまだ不安定な天候ですが、これからが楽しみです。

2010年4月21日水曜日

自家製長芋パウダーまんじゅう

昨日寝かせておいた生地を冷蔵庫から出してラップをとれば、お芋の香りもふうわり漂います。しかし、空気の抱き込み方と弾力が山芋とは似て非なるもの。米粉も上用粉のきゅきゅっという手触りとは違うのが感じられます。混ぜていけども、マシュマロのような、きめ細かな生地には仕上がりません。

ネバネバ不足のぽそぽそ皮なのに、手のひらと指で優しく包んで延ばしていくと、きちんと最後は丸くなってくれるのです。おまんじゅう作りで癒されるひととき。
蒸す前
10分蒸した後
前回よりは皮の厚みが平均され薄皮部分がなく、まあるく仕上がりました。表面は前回と同じくてかてかで若干べたつきます。
原因は米粉なのか、それとも山芋パウダーと砂糖が今ひとつしっくり混ざっていないのか。打ち粉はいつも薄力粉なので、それが原因ではないようです。次回は粉砂糖でやってみるか?

山芋パウダー          x 上用粉 ◎
                                  x 米 粉   
山芋すりおろし         x 上用粉 ◎ これは日本で成功した経験あり
                                  x 米 粉
長芋すりおろし         x 上用粉   
                                  x 米 粉 △ 薄皮まんじゅうとしては◯
自家製長芋パウダー   x 上用粉  
                                  x 米 粉 ◯ 今日のもの

考えられる組み合わせで試していないものは上記で4つ、粉砂糖バリエを加えればさらに8つ。今は山芋が手に入らないので、次は長いも乾燥パウダーx上用粉で砂糖2種類、米粉と粉砂糖の組み合わせに挑戦です。

実は一ヶ月ほど前、こちらの大手日本食材スーパーのカスタマーサービスに、メールで山芋入荷の可能性を問い合わせたのですが、未だ返事はありません。ここまで来たらヤムだろうがタロだろうが似たような芋仲間を探し出せるか。挑戦です!

Day 4 - Food

昨日一日は食べた物を書き出すのが課題でした。それは今日のテーマ、食べ物について考えるためです。ちなみに昨日は朝は緑茶とうぐいす餅、昼は玄米と具沢山みそ汁、おやつはいちご大福半分とポテトチップス少々、夜はアスパラガスのローストと春菊ペストスパゲティでした。

John Hendricksonという人の分析によると、米国の食卓にのる食べものは平均で2000km以上遠くから運ばれてくるそうです。加工食品を減らし、旬の地元で穫れる食材を積極的に取り入れることで、資源節約と二酸化炭素排出量削減を目指そうと呼びかけます。みそ汁の具はすべて青空市で買ったもの、玄米は北カリフォルニア産、春菊も地元で穫れたもの、アスパラガスはまさに今が旬です。今が旬の食材はNatural Resources Defence Agencyのサイトで住むエリアと月ごとに検索できます。緑茶は静岡産ですが自分で運んできたのでいいかな。

幸いカリフォルニアはお米も野菜も海の幸も豊富です。日本料理の食材も乾物などは自分で持ってくるので、あまり遠くの食材は使っていないことに気づきました。魚も漁場が近く、数が減っていない種類を選ぶように心がけています。ワインはソノマにあるワイナリーのメンバーで取り寄せています。欧州産も買うことがあるので、頻度がどのくらいか気をつけてみることにしました。チョコレートやスパイス類も輸入品が殆どですが、量は少ないので、パッケージの簡素化されたものを必要分だけ買うように気をつけたいものです。

その他のアイデアとして、昨今人気のスローフードのすすめや、野菜やパスタを一緒に茹でて熱量を節約する、お弁当は使い捨て箱/袋でなくリサイクル容器に入れる、外食に自分用のドギーバッグを持っていくなどなど。移動中でも地元で穫れた有機食材を扱うお店やレストランが検索できるサイトも活用できそうです。

食べ物に関しては(マイドギーバッグ持参を除く)殆ど実践済みなので、ちょっと今日は『結構やってるじゃん、わたし!』と嬉しくなりました。

2010年4月20日火曜日

手作り長芋パウダー

長芋でつくったおまんじゅうは水分が多すぎて薄皮饅頭になりました。では長芋を乾燥すれば粘り気が増して、じょうよ饅頭が作れるか。いざ実験です!
天日干しして冷蔵庫に入れておいた長芋35gをプロセッサーで砕きました。


茶こしでふるった後、すり鉢ですりながら全体に細かくしていきます。結構細かくなりました。

いつもはパウダー10gに水大さじ2を加えて練り、そこに砂糖と入れ混ぜ、寝かせた後上用粉をいれて皮を作ります。今回は同じ重量を若干少なめの水で練りました。
練りはじめても、山芋パウダーのようにうまく粘りません。香りも弱い感じ。『もとが違う芋なのだから、乾燥させてもだめか。。。』と弱気になるも、砂糖を加えて混ぜるうちに、艶もでて、手応えが増してきました。なかなかいい感じです。ここで一晩寝かせることにして、明日、米粉と混ぜて蒸してみます。 - つづく-

うぐいす餅といちご大福

前回とちがう求肥でうぐいす餅を作りました。もち粉の代わりに白玉粉を使って、水飴も加えてより弾力が出てお餅っぽくなった感じです。
昨日友人のTさんからきれいな苺をいただいたので、苺大福もつくってみることに。正直いままで苺大福を好んで買ったことはありませんでしたが、色合いはきれいだしアイデアとしてはすばらしいと思っていました。

八つ橋の皮と同じ作り方でお餅をつくり、あんこで苺をつつんでいきます。
皮は柔らかめなので頂点が薄くなりがち。はじめの一つは薄皮饅頭のようになってしまったので、次からはアプリケットのように小さい生地を中にもう一つ重ねての延ばしたらうまくいきました。柔らかめの皮は切る時も内側に引き込まれがち。皮の水加減が次回の課題です。
白、濃いむらさき、赤の彩りがすてき。苺の粒が小さいほどかわいい♪
白あんもあったので紅白揃いました。
春雨に濡れたまぶしい若葉をみながら、日々是好日。久々にお抹茶をたてて、ゆっくりと味わいました。

Day 3 - Transportation

今日は移動手段について。コリンさん一家はNo Impact Man Projectを開始後2ヶ月目に通常の移動には機械を頼らないことにしました。9階に住む彼らはエレベーターを使わず、自転車、スクーター(スケボのハンドル付き)を使い、必要に応じて中距離はバス、地下鉄、電車を使う。日々の運動量が増えて、糖尿病予備軍だった奥さんは正常に戻っり、渋滞からも解放され、とにかく楽しい経験だったと書いています。まあ、映画を見ると、NY市内で排気ガスと車の間を縫って自転車を乗りこなす苦労は相当なもの。奥さんは『2歳の子供と自転車に乗るなんて!』とはじめは拒否していたものの、最後は楽しそうに一家三人で走る姿が印象的でした。

東京やロンドンで暮らしていた頃と比べ、車生活中心になったので運動量が激減しています。明日は出かける予定ができ車を使わざるを得ません。今でも車なら5分で済むのに。。と思わないこともないけれど、そこを歩くか自転車で行く。車を出す時にはまとめて用事を済ませるなど効率化も考えるようになりました。

今日の行動リストは、下記の通りです。
1. いつもの移動手段を徒歩や自転車、公共交通機関に変えることができるか検討する。
2. 一日の食事をいつ、どこで、何を食べたか記録する。(明日のプロジェクト用)
3. 今日の移動に車を使わない。
4. 一日を振り返って、達成可能/不可能だったことを見直す。
5. 中間アンケートに答える。

2.については、ここ10年ほど食日記をつけています。何をどこで誰と食べたかを記録しておくと、一日が鮮明に思い出されます。幅の狭い日本製のビジネス手帳を使っているのでスペースは限られていますが、その日の体調、食欲の度合いなども合わせて記し、自分のリズム把握や献立のバリエーションを見直すのに役に立っています。

2010年4月19日月曜日

Day 2 - Trash

No Impact Week二日目。今日はゴミについて考え行動する日です。

昨日、課題の一つとして『出すゴミをすべて集めておく』というのがありました。今朝はその袋の中身を見直し、10分以上使ったものと10分以内でゴミになったものを分けます。昨日は青空市以外でかけなかったので、料理/食事時にしかゴミが出ませんでした。生ゴミはコンポストビン行きなので、10分使わず出たゴミはゼロ、他はワインボトル、ほうれん草の袋や古くなってしまったチーズのかけらくらいでした。この結果にはかなり満足。あえて言えば、ほうれん草などの葉野菜も袋持参で量り売りで買えば、さらにゴミは減らせることに気づきました。課題を通してこれからも自分だけのゴミ袋を身近に置き、今まではゴミ箱行きだった物を再利用する習慣をつけようと呼びかけます。

台所で出るゴミのほとんどは食品の包装からです。よく食べる納豆や豆腐はプラスチック容器に入っているし、その他殆どすべての食品がラップされているか、その上でまた箱詰めされています。豆や穀類はいまでもなるべく量り売りで買っていますが、それ以外は迷うところ。徐々に加工食品を減らしていこうと思います。

その他ゴミを減らすヒントとして、使い捨て紙製品から布製品に切り替える、リサイクルを徹底するという一般的な物から、人へのプレゼントはおいしい食事、マッサージ、美術館や映画への招待など経験にすればモノを介さずとも喜んでもらえるなど、役立つものもありました。

意識を向けて実践する。目標も新たにプロジェクトを楽しんでいます。

2010年4月18日日曜日

小麦粉でおまんじゅう

上用粉が残り少なくなって久しく、小麦粉でおまんじゅうを作りたいと思っていました。作り方を研究していたところ、ある和菓子職人さんのサイトで膨張剤について詳しい記述に出会いました。ベーキングパウダー、重曹やその他の膨張剤を使って小麦粉ベースで作ったおまんじゅうを詳しく比較してあり、とっても興味深く拝見しました。丁度、使ってみたいと思って買ってきたイスパタというアンモニア系合成膨張剤がありました。水分の多い生地を膨らませるのによく、色が白く保たれるので蒸し和菓子に向いているそうです。
冷凍してあった餡を冷凍庫の外へ。小麦粉はいつものAll purpose flourで中力粉ですが、とにかくトライ。粉は一応ふるいましたが、後はフードプロセッサーにおまかせ。混ぜた後30分ほど寝かせて、6つに分けて10分蒸しました。


霧を吹いてオーブンペーパーの上に並べます。
蒸し上がると一回り大きくふっくら!

色は思ったより黄みがかったできあがり。味は蒸し上がりのまだ温かいうちは、小麦粉の風味が強く、子供の頃、あんまんをほおばった時の記憶が蘇ります。じょうよ饅頭とはかなりないを感じさせるの香りも、冷めたら特に気になることはありません。
ふっくりつやつやの蒸し上がり!
皮はじょうよ饅頭とはちがってしっかり厚く食べごたえあり。気になった乾燥も30分経ってもまだ大丈夫だったので、次回の法要饅頭を頼まれてもこれで対応できそうです。次回は酒粕やお酒を練り込んで酒まんじゅうでも試してみたいです。