2012年11月29日木曜日

日々のペース

このところ時間が経つのがことのほか早く感じられます。集中してるからだと思うけれど、ちょっと一息つく時間を作らないとね。

ブログ更新が一番犠牲になっています。目の酷使を押さえるため家に帰ってからコンピューターをなるべく使わないようにしています。未だ日本での日々も7日も残っているのに〜。まあぼちぼちですね。

感謝祭明けに出勤すると、ロビーにとてつもなく大きなツリーがそびえていました。
オフィスビルのロビーは何処をのぞいてもとても華やかです。
いつもいる顔見知りのおじさんに「毎年こんなに立派なツリーが飾られるのですか?」と聞いたら「オレゴンから運んでくるんだよ、これ本物だよ」と!
半信半疑でいたら、触ってみなよと葉っぱをむしるじゃありませんか。
下から見上げるとこんな感じ
ちょっとボケてるけど、人との比較で大きさを見てください!
でも考えてみれば、ニセモノを一年近くしまっておく方が大変ですよね。どうやってニードルが落ちないようにするんだろう。水やりだって大変だろう。。。謎の巨大クリスマスツリーです。
お弁当、週二回ペースが続いています。オペラ観劇の前に二人で食べるからとだんなさまの分まで注文してくれた人も!有り難いことです。みかん丸ごとケーキも焼いてお弁当につけた他、オフィスにも持って行きました。
おからナゲットはしいたけ、ごぼう、人参、グリンピースと炊いた卯の花にいろいろ工夫して味を変えています。今回はささ身の角切りとたっぷりのきざみねぎ、れんこんのみじん切りとじゃがいものすりおろし、卵と片栗粉でつなぎました。油で揚げるとコクのある食べごたあるおかずになります。

雨の中運ぶのは気を使ったけれど、美味しい笑顔がみられればそれで十分。ありがとうございます。ご褒美に一時間の全身マッサージを自分にプレゼント!
 
一日おいて、同じようなメニューで別のグループの皆さんに作りました。前日買い出しに日本スーパーに行ったら、おせち料理の材料が目白押し。お鏡餅ももう売ってました!早いなあ、でも後一ヶ月ですものね。
そしてなんとモチクリームのお店ができていました。試行錯誤で自分なりに試作してみたりしました。こんな近くで本物が買えるようになるとはうれしいですね。つかれていて値段チェックを忘れました。近いうちまた行こうっと。
見てるだけで笑顔になりますよね、色とりどりのモチクリーム。マカロンもかわいいけどなんかこっちの方が愛嬌があるかも。
11/28()
お弁当おしながき

おからナゲット
ささみ、ねぎ、じゃがいも、玉ねぎ、卵
いんげんと人参の味噌漬け肉巻き
ピリ辛手綱こんにゃく
焼きれんこん黒こしょう風味
ひじき入り卵焼き
プルーンの赤ワイン煮
ラディッシュの甘酢漬け
しょうがご飯
うそ!というほどのしょうがと油揚げ、お酒と薄口しょうゆで炊き込むご飯は体も心もあったまります。いつでも美味しいけれど、特に雨が多くなるこの季節に食べたくなります。
薄切り肉はおろしにんにく、お味噌、みりんを混ぜたペーストに漬け込んで、人参、インゲンをくるくるまいて照り焼きロール。色がかわいいでしょ?ひじき入卵焼きもにぎやかで、こんにゃくもコントラストを添えます。こんにゃくは塩揉みをしっかりするのが美味しく柔らかく仕上げるコツです。
最近ハマっているのがプルーンの赤ワイン煮。フルーツ&ナッツ王国カリフォルニアは質のいいプルーンが何処でも手に入ります。赤ワインとお砂糖で煮るだけで彩りきれいな箸休めのできあがり。朝食のヨーグルトによし、おやつによし、サラダやオードブルによし。煮汁は炭酸水で割るときれいで手軽なドリンクになります。

おからをこういう風に食べるなんて思いつかなかった、しょうがご飯、家でも炊いてみる!とか聞くと本当に嬉しいです。お惣菜は工夫次第で無限大のバリエあり。だから面白いのかな。今度はお題を決めてどれくらいのバリエーションができるか挑戦してみようっと。

2012年11月26日月曜日

秋の日本 Day 8 - Homecoming Day

10月末から11月にかけての日々を振り返って綴っています。

11/4日曜は今回の帰国の目的、ホームカミングデーでした。二期の卒業生を大学がキャンパスに招待してくれるというイベントです。実家の住所が変わっていないので招待状が届き、母が知らせてくれました。Eメールも未だない時代に卒業して、連絡が取れるのは一握りのクラスやゼミが一緒だった友人たち。それ以外の同級生にも会えるかもしれないと思って参加を決めました。

皆それぞれ、仕事や子供たちの受験で忙しかったりで、このイベントを知らなかった友人たちもいました。でも私の帰国をきっかけとして来てくれた友人もいてにぎやかになりました。
最後に訪れたのはいつだったか思い出せないキャンパスは、新しい建物がたくさん立っていて、素晴らしく進化していました。
当日は学園祭と受験生が訪問できるオープンキャンパスで、多くの人で賑わっていました。
学生時代は卒業アルバム編集委員会に入っていて、キャンパスの写真を撮り続けました。当時はまだまだ白黒写真が主流。自分たちで暗室にこもって現像したり焼いたりしたのもいまとなってはいい思い出です。現在は委員会室もハイテクコンピュータで囲まれて、撮影も編集もデジタル時代。変われば変わる、でもこの懐かしい腕章は当時のままでした。

式典は立派な講堂で校歌斉唱(結構覚えているものです)で幕開け。学長の挨拶とキャンパス再編の説明、同窓会理事長の挨拶と同窓会活動の説明、今後大学が目指す方向性などわかりやすく詳細な説明で、時代の流れと背景を理解することができました。活躍する同級生のトークやグリークラブ歴代OBの合唱。プログラムを見た時はどんな式典になるか予想もつきませんでしたが、心温まる素敵な催しでした。
懇親会はこれまた新しくなった学生食堂で行われました。講堂にはいなかった面々もそろっていて、我がクラスは合計12人。それぞれに昔に戻って話に花が咲きました。
外に出ればきれいなクリスマスライト。なんかロマンチックじゃない!
子育てに忙しい友人、卒業とともに入社した会社でキャリア一筋にがんばっている友人、結婚してまた一人になって自由に生きる友人、ついこの前赤ちゃんをもうけた友人もいれば、成人式を迎えた子を持つ友もいます。そして生死の境を彷徨って生還した友もいれば、旅立ってしまった友も。「かわってないね〜」と笑い合えたあの日。いまも鮮やかに皆の笑顔が思い出されます。

当日会場には歴代の卒業アルバムが並んでいて、編集後期には恥ずかしいくらい若い自分が10x12のカメラを持って映っていました。

会場で写真を撮ってくださった方が後日写真を送ってくださいました。イベントに雇われたプロのカメラマンだと思っていたら、先輩の方で同窓会で活動していらっしゃるかたでした。早速写真をウェブに載せて、当日参加できなかった友人ともシェアすることができました。

卒業5年後にイギリスに留学して以来海外生活が続いています。でもそのおかげでハイデルベルグで結婚した親友の式に立ち会えたり、同じくシュツッツガルト赴任中の友人とも現地で会いました。キャビンアテンダントだった友人たちを始め、何人もロンドンに遊びに来てくれました。東京に出張したときに電車の中や道ばたでばったりであった友もいた事を思い出しました。今回参加できなかった友達も含めて、近いうちクラス会をやろうね!とひとしきり盛り上がりお開きとなりました。

アメリカに戻った翌日。なんと懐かしい先輩からFacebookの友達リクエストを受け取り、キャンパスで想いを馳せた懐かしい人々から連絡が入るようになりました。距離には関係なく気持ちがあればいつでもつながれるんですよね。

2012年11月25日日曜日

感謝祭の週末 2

食べ過ぎ笑い過ぎの木曜日を経て、金、土はひたすら休養日。すこーんと抜けるような青空でしたが、家で片付けをしたり、読書をしたり、好きなものをつまんだり。何とも贅沢な時間が流れて行きました。

日本から戻って直ぐは、ちょっとつまみたいものに囲まれています。お土産にいただいたすてきな御菓子とかね。ご飯を程々にして、お腹空いたらそういうものをつまんで口福に身を任せる。。。なんて贅沢!と一人でにまにましてしまいました。
銘菓との出会いにも登場した「わかさいも」。これ、美味しい。。。ホックリした豆あんとしょうゆの香ばしさ、そして筋を模した金糸昆布。濃いめのお茶と絶妙にあいます。
親友が送ってくれた小包には、冬季限定の御菓子や、桜花塩漬けや葛粉などの和菓子素材など嬉しいものが満載。このちょこ、左下に警告がありますが、まじめにお酒に弱い人はひとくちで酔っぱらうほどの強さ!もちろんわが家は喜んでいただきました。
みすゞ飴は長野県の銘菓。保存料、着色料いっさいなし、完熟したあんず、もも、さんぽうかん、りんご、ぶどうの自然な風味を生かしたゼリー、山のめぐみが口一杯に広がります。

こういう甘いものをちょっとひとくち、そして本のページをめくる。贅沢な午後。
夕飯はずっと食べたかった餃子を作りました。皮から手作り。時間はかかるけどとても簡単です。こちらのカップ1半の中力粉に塩小さじ1を混ぜ、ぬるま湯カップ1/2を入れながらフードプロセッサーで2分弱。ラップに包んで室温で30分も寝かせれば伸ばしやすい生地のできあがり。余裕で30個はできます。割合を粉3(塩少々)対ぬるま湯1と覚えておけば簡単。焼き方はフライパンを熱して植物油をひいて、餃子をきっちり並べます。途中で水を加えて蒸し焼きにして、最後に鍋肌からごま油をたら〜りと回しかけて香ばしく焼くと風味よし。具にも少量ごま油を混ぜました。
具は海老、白菜、キャベツ、ねぎ、ニラ、椎茸、マッシュルーム、にんにく、しょうが。野菜類もフードプロセッサーでやると早いけれど、手で切るとしゃきっとした歯ごたえが楽しめます。今回は手間をかけて手で切りました。白菜とキャベツは塩をして水分を絞っておくといいです。
水餃子は黒こしょう入帆立スープ仕立てにしました。ぺたんと半分に折って両端をまるめてくっつけた簡易トルテリーニみたいな形で十分いけます。黒こしょうの風味が違うからさ。終わりの方には焼き餃子の漬け汁(ガーリックチリソースとお酢入り)をスープに混ぜてスーラータン風、同じ餃子で三度おいしい!

一つアドバイス。餃子を作る時はお腹がすくかなり前から準備を始めましょう。でないと包んでいる間拷問です。
今朝は霧。明日はお弁当を作るので、買い出しと下ごしらえ。4日続いた休みの最終日も好きな事だけして過ごしちゃおう!

2012年11月24日土曜日

感謝祭の週末 1

感謝祭の木曜日。素晴らしいお天気の日となりました。自然に目が覚めたことに深く感謝です。

午後は友人宅にお呼ばれしました。感謝祭は日本のお正月のように皆で集って飲んで食べてと盛り上がります。家族の元に帰る人たちも多く、街は静かになります。
4時過ぎからのディナーは定番の七面鳥ローストから様々な野菜の付け合わせ、そして大盛りパエリアまで多くの品が並びました。



紫芋をゆでてココナツミルクでローストしたのや、かぼちゃの上にマシュマロをのせてローストしたものがとっても美味しかったです。

ここのご家族とはアメリカに移住して以来のおつきあいが続いています。一人でアメリカに住む私をイベントごとに家族の一員として招いてくれます。ダニーと知り合いクリスマスにアイルランドに行くようになるまではクリスマスもずっと一緒に過ごしていました。

黒米ライスサラダもお陰さまで好評でした。やっぱり赤色って元気が出ます。

デザートテーブルもこの充実!

去年参加できなかったダニーもご満悦
肉なしプレートでこの充実度合い。クランベリーはたっぷりのワインで煮込んであってそれだけで美味しい一品でした。
皆さん料理好きで芸達者。夜がふけるにつれ、皆が楽器を持ち寄り、いろんなジャンルの曲が披露されます。スプーンや計量カップが打楽器に変身したり、ダンスが始まったり。
お腹いっぱい〜、と口にしつつ、デザートもしっかりいただきました。家族の中にプロのペストリーシェフもいるのでバラエティも味も贅沢なデザートテーブルでした。
お開きは零時前。家に着いたらご近所さんがまだパーティをやっていました。ワインボトルを片手に、彼らに合流。
笑いに満ちた時間はゆるゆるとながれお開きは午前2時半過ぎ。素敵な仲間たちと過ごしたかけがえのない感謝祭の一日でした。

2012年11月20日火曜日

まだ火曜日?

今日も長い一日でしたが、まず月曜日から。

お弁当はオムライスで洋風にしました。たま〜に食べたくなりますよね、オムライス。今回は正統派のチキンライスにしたので私は食べれずでしたが、皆さんには喜んでもらえました。4時に起きたのに卵を焼くのに結構時間がかかり、いつもより電車三本遅れました。
11/19()
お弁当おしながき
レンティルローフ
玉ねぎ、トマト、卵、スパイス、チェダーチーズ
ブロッコリーのピーナツ和え
セロリのきんぴら
ゆかりチーズマッシュポテト
オムライス
鶏肉、マッシュルーム
玉ねぎ、グリンピース
リンゴとセロリのサラダ
胡桃、クランベリー
たまに食べたくなるオムライスは具沢山にしてみました。素材の歯ごたえを楽しんでいただけると嬉しいです。
 夜はきのこたっぷり全粒粉スパゲティ。にんにくを香りよく炒めて、椎茸とマッシュルームをバターソテーして、胡椒とお酒とにんにくしょうゆ少々で味付けて、仕上げに自家製なめたけを加えます。贅沢に山田錦を55%も磨き粉んだ、きりりと冷えた純米吟醸酒と一緒においしくいただきました〜。
 
今朝も5時起きだったのに、あっという間に時計は6時半。アーユルヴェーダでは朝は排泄の時間とされています。体のリズムに忠実によほど空腹でない限り、家でご飯は食べません。でも今日はお腹に何か入れたい、でも時間もないし、と落ち着きませんでした。初めは理性が打ち勝っていたものの、やっぱり食べたいという体の信号を受け取りうどんを作りました。なんか写真を並べるとより迫力ありますね。結局日曜日の朝と同じ献立を美味しくいただきました。
 テラスからはちょうどお目見えしたばかりの金色のお天道様も見れたし!
 駅までの道のりもところどころで紅葉に目を奪われました。
 ステンドグラスのきれいな近所の教会は映画“Harold and Maude”にも登場します。
駅に着くとプラットフォームはがら空き。ああ感謝祭だからもうみんな仕事は休みモードかと思ったら、向かいから歩いて来た男性が「北行き列車は南プラットフォームから出ますよ、5時半に起きた人身事故でこちらのフォームは使ってないから」と教えてくれました。二人で地下道を歩いているうちに、彼のアクセントがヨーロッパ系であるのに気付き「もしかしたら英国の方ですか?」と聞いたらなんとアイルランド出身との事。半年前に家族で引っ越して来たそうです。そこから話が弾み、Dのこと、お互いの家族の事になり、電車を待っている30分はあっという間でした。というか、いつまで待つかもわからなかったんですけどね。5時半に起きた事故で7時半の時点で、遅れは最高1時間55分という情報だったのですから。30分はラッキーでした。おまけに住んでいる通りも一緒とわかりメルアドを交換して、感謝祭の休み明けには近所のパブで落ち合う約束をしました。うどんを食べたのは正解でした!ということにしておこう。

久々に疲労を感じています。明日一日仕事をがんばれば、木曜から四連休。片付けもしたいけれど、予定をいれずにダウンタイムも楽しみます。