2011年9月30日金曜日

ミズーリにて Flying V Ranch

いつもブログにコメントしてくれるえみこさんとは、PAN AMで一緒に渡米した仲です。
左からえみこさん、私
彼女はバージニア州へ、私はアーカンソー州へ期待を抱いて留学しました。彼女はテニス部、私はバスケ部。お互いに勉強に苦労しながらも、ホームシックにもならず高校生活を満喫しました。頻繁に会っていたわけではないけれど、会う度に距離がぐんと近くなる大切な心の友です。彼女は社会人になってスカイダイビングに魅せられ、アメリカでインストラクターやパイロットの資格を取得。コマーシャルエアライン勤務を経て、今はパイロットでスカイダイバーのご主人と二人でスカイダイビング場、Flying V Ranchを経営しています。
4エイカー(約8ヘクタール)という広大な土地にオフィス、ハンガー(飛行機の駐機(?)場)、作業場、滑走路があって地平線も見渡せます。コロンビアという大学街から一番近いドロップゾーンとして経験豊富なジャンパーも多く訪れているとのこと。
私の出張が急遽決まったとき、彼女は日本に帰国中でした。ミズーリといえども広いので、まあ会えないだろうと思っていたら、なんとお家は仕事で来ていたチェスターフィールドから車で1時間強とのこと!この距離はアメリカなら超近い!しかし私は当初水曜日に戻る予定で、彼女がお母様と帰国するのは金曜日。こんなに近くに来るのに会えないなんて。。。とお互い残念がっていたところ仕事が延長となり、数日お家に遊びに行きました。お母様にも25年ぶりにお目にかかりました。
とにかく広い。遠〜くに見渡せるフェンスが境界線と聞いてびっくり。
池には魚も住んでいて釣りが出来ます。春はガチョウが来てひなもかわいいそう。

だんなさんが作ったブランコもかわいく、俵型にまとめられた干し草なんかにも興奮してしまいました。

畑にはキュウリやブロッコリー、トマトができていて、ドアの外にはハーブガーデン。うらやましい!
日本並みの狭さの台所で日々格闘している私には何もかもがおとぎの国のようでした。何日か私も料理をさせてもらい、喜んでもらえました。

急にだんなさんのご両親もやってくることになり、お家は一気ににぎやか。ミズーリに来る前にも二人はカリフォルニアのモハビ砂漠にある街でスカイダイビング場をやっていて、そこで私もえみこさんとタンデムジャンプをしたのがいい思い出です。
だんなさんのお父さんはリタイア後も現役飛行を続けていて、いつでも何処でも自家用機のBonanza 36で飛んで行きます。
燃費は思ったよりよくて14ガロン(53リットル)で一時間の飛行が可能だそう。時速150kmの早さで1ガロン(3.8L)で15マイル(24km)を飛べるとは優れものです。ちなみに家の燃費がよい小型SUVで1ガロン25マイル。そして飛行機は道路と違ってより直線での移動が可能なので車より時間が節約できます。
車で40分ほどの所にあるHermannという街には飛行機で連れて行ってもらいました。えみこさんとお義母さんは車で向かい、飛行場に待機してくれています。
あっという間に飛び立つと、眼下には農地が広がります。

ミシシッピ川やミズーリ川周辺の土地は洪水を繰り返しながら農耕に最適な肥沃な土地が作られました。トウモロコシ畑や大豆畑がとにかく平らに果てしなく広がっている感じ。

雲が近い
かわいい雲がぽっかり浮いていて和みます。
原子力発電所も遠くに見えました。
小型機は結構揺れます。当日は風が穏やかだったけれどさすがに40分ほどの飛行の最後はちょっとつらい。下りると顔が青いよと言われました。
中西部は何処にでも小さな飛行場があって、いつでも誰でも離着陸できます。停めるのも無料。大したものです。
まあそこで給油する=空港の利益になるという場所が多いらしいですが、思い立ったら直ぐ飛行機で何処にでも行けるってすごいことです。
5年から10年前と比べても技術の進歩は著しく、以前はコードを解読して予想していた天気も今はGPSでリアルタイムで一発。東海岸を騒がせたストームの様子もGPSでくっきりはっきり見えました。

空港から街へはトウモロコシ畑を通って。
義父母さんの次なる目的地はオハイオ州デイトン。そしてストームが去った頃、ニューハンプシャーの友人宅へ行くそうです。そのお宅にも滑走路があり、えみこさんも夏の間、避暑地で有名なナンタケットやマーサズヴィンヤードといった島にお客さんを乗せて飛んでいたころ遊びに行ったことがあります。

お家の敷地には鹿、七面鳥などの動物たちも顔を出すそうです。これからは狩猟シーズン。近所のお店でだんなさんが狩猟許可書をもらってきたので見せてもらいました。
狩猟方法もいろいろあって、銃の他に弓矢(アーチェリー)だけというのもあるそう。
そしてこの許可証としとめた獲物を処理場に持って行くと、部位に分けてくれるのだとか。ハンティングで獲った獲物の総称はゲームと言います。ゲームミートは得てして臭みが強いのでハーブを効かせて煮込んだりスモークしたりソーセージにしたりするとか。処理場でしばらくおいておくと臭みが抜けるなど工夫の仕方があるようです。獲物に許可書がついていないと、検査官が抜き打ちでやって来た時に罰金となるそう。彼の場合は自分の敷地内なら何処でもしとめられますが、都会暮らしの人は州が管理する公園などで狩りが出来る許可証をお金を出して買うそうです。

面白いこと満載で興奮気味の私に、えみこさんは「そういうことが面白いのね〜」と落ち着いた様子。私にとっては非日常感たっぷりでも彼女には日常そのもの。話には聞いていたものの、そのスケールの大きさにはしゃぎまくりの私でした。

ミズーリ旅行記、まだまだ続きます。

ミズーリにて おもしろ画像

さて、こちらもミズーリ州チェスターフィールドにて。お昼をTaco Bellに買いに行ったら立派な車が大きなサインの前に停まっていたので思わず撮ってしまいました。タコベルとはメキシコ風のファストフード店。ちなみにその日のお昼は飲み物なしで4ドル以下。格安バーガーチェーンとしのぎを削る格安店にスーパーカーとはこれいかに。
フェラーリだと思ったらランボルギーニのような気がして来た。フェラーリは時々見かけても、ランボルギーニなんて小学生の頃男子が持っていたスーパーカーカードでしか見たことない。ランボルギーニで検索したら下記映像が出て来たから間違いないと思いますけど。
ちなみに店内では、結構若いリーゼント風に頭を整えたお兄さんが携帯で話しながらランチを食されていました。私たちはテイクアウトして仕事先にに戻りました。ドアを開けて乗り込んで立ち去る所まで見届けたかったなあ。

2011年9月29日木曜日

ミズーリにて 意味不明

ミズーリのチェスターフィールドモールにて。若者向け洋服を売るお店のウインドウに掲げてあっセールのTシャツ。
朝陽をバックに緑の怪獣の台詞は「お母さまか」。
この改行後にある「か」とは?まあそれを言ったら、日本で売られている英文デザインも意味不明だらけなんですけどね。

$4.99くらいなら衝動買いしたかもしれない。買っても寝間着になるくらいだし、極彩色じゃ安眠できなさそうだし。とりあえず値下がりしていなくてよかったと変なところで安堵してました。

戻りました

昨晩セントルイスからアリゾナのフェニックス経由でサンフランシスコに戻ってきました。セントルイスも天気はよかったのですが、フェニックスに着いたら暑い!砂漠の灼熱の暑さで、気温は32℃でした。この辺りも数日気温が高い日が続いています。ある人から聞いたのですが、昔からつけられている農業年間によると、一年で一番気温の高い日は夏至から90日前後に集中していたとのこと。それなら9月後半、秋分の日前後となり納得できます。

今回ミズーリ州を訪れた印象はとてもよいものでした。人々は礼儀正しく親切で、公共の場は整っており、同じ系列の店でもベイエリアと比べて片付き具合が全然違う。ただ人口密度の差だけではないと感じました。

そして空が広かったこと!これは日本からのクライアントも驚いていたのですがとにかく空が開けていました。確かにその通り。日本に比べれば田舎のベイエリアでもそれなりのビルはありますし、数階建てのアパート群もあります。しかしミズーリ州はセントルイスのダウンタウンなどをのぞき平屋の建物が多くて、何処を見ても木々と空。少し郊外に出れば地平線が見える所が殆どでした。
空港(無人)から街へ向かう道。ひたすら両側にはコーン畑が広がる
これはセントルイス空港への道を走りながら撮影。よいこの皆さんは真似しないでくださいね〜

教会も多く、道路にはアメリカ企業の自動車が多かったのも印象的でした。私が借りた車はFordのSUV。船のようにゆったりスムースに進み、携帯電話はシンクロできるし、ダッシュボードやハンドル周りでほぼすべてがコントロールできて感動しました。いつもマニュアル車を運転している私は、2週間ですっかりこのスムースオートマに慣れきって、今日自分の車で信号でエンストしそうになりました(苦笑)。全米で一番ガソリンが安いミズーリ州。カリフォルニアとガロンで1ドルは差があります。最近原油価格が下がり2ドル代に遭遇。早朝のガソリンスタンドで思わず写真を撮ってしまいました!
私は高校時代一年間、ミズーリ州の南にあるアーカンソー州に留学していたので、中西部や南部ののんびり感が思いのほか心地よかったのかもしれません。

ミズーリで生まれ育ってアイビーリーグの大学に進み、ベイエリアで働いていた友人がいます。2年前に地元に戻ったのですが、スーパーで「自国へ帰れ!」と言われたこともあると聞いて、今回冷たい視線を感じるかもと心配がありました。確かにアジア人は殆ど見かけなかったけれど特に注目されていた感もなし。仕事で通っていたリハビリ病院の設備やスタッフのプロ意識の高さには感銘を受けました。

まだ時差ぼけのようなだるい疲れが体の芯に残っている感じ。徐々に生活のリズムを戻すべく、まずは睡眠たっぷりですかね。

2011年9月27日火曜日

ご褒美

延びた仕事の予定が変わり早めに終わりました。諸処の事情やタイミングが合い、日本から戻って来たばかりの友人宅に遊びに来ています。体の奥にたまっていた疲れとこりがゆるゆると溶け出して行く感覚が嬉しい数日でした。またゆっくりブログにアップします。

クライアントを部屋に迎えに行ったのは4:15 am。前日も寝たのは12:47 amでさすがにつらい。病院から借りた備品を返すときに足を軽くねん挫したりで、疲れが体にしみ込んでいるのを感じました。7時前に部屋に戻り、予定を変更してチェックアウトまで爆睡を決め込むも、Do not Disturbサインが見当たらずハウスキーピングに起こされ、電話が何度か鳴り、交感神経と副交感神経が混乱している感じでした。部屋の暖房(これまた数日故障していた。。。)を上げても寒気が走る始末。

一時はどうなるかと思いましたが、クライアントも無事日本に到着し、私もえみこさん宅に到着。ねん挫も直ぐ冷やしてシップしたので大事には至りませんでした。

仕事をがんばったご褒美と思って楽しんだ数日です。明日の午後の便で帰ります。また徐々にミズーリでの日々をアップしますので、また立ち寄ってくださいね。

2011年9月21日水曜日

二日で5時間半では。。。

睡眠不足です。出張6日目。今日戻る予定が一週間延びました。

昨日はコオロギの闖入はなかったものの、結局寝たのは深夜、アラームで4時起き。

無事にクライアントの一人を空港に送り届けチェックインを済ませ、戻って6時半。おなかも空いてるのかわからないけれど、とりあえずコーヒーを飲みに朝食エリアへ。自分でワッフルが焼ける機械を発見。
う〜ん、エネルギーとなるか睡魔を誘う鍵となるか。。。でも楽しそうなので焼いてみました。しっかりした鉄の焼き機の間に自分でタネを流し込んでひっくり返してしばらく待てば”チン♪”と焼き上がります。

部屋に持ち帰り、ピーナッツバター&バナナ、ブルーベリーをのせてみました。
ヤバい、睡魔が襲って来た。。。今日もがんばります。

2011年9月20日火曜日

あたりまえはない

今回の出張ではリハビリ病院に来ています。素晴らしい設備でスタッフも笑顔やユーモアを絶やさず、失われた運動機能回復のため日々療法メニューをこなしている皆さんも明るいオーラが漂っています。

体とはなんとよくできているのかと感心するとともに、脳からの信号が届かなければ自分の体でも思い通りには動かせない。

あたりまえってのはなくて、生かされていることは奇跡なんですね。忘れかけた気づきを毎日たくさんいただいています。

真夜中の闖入者

今出張で来ているミズーリはカリフォルニアと2時間時差があります。急に決まった出張で依頼日の翌日朝6時の飛行機で移動しました。今泊まっているキッチン付きの滞在型ホテルは大規模改装工事をしていて、しっちゃかめっちゃか。もう書く気もしないのですが、今日はホテルとの終わりなき部屋の延長交渉にあきれ果て疲れ果てやっと眠りについたのが零時近くでした。

なんだかかなり大きな物音に目が覚めました。時計を見れば午前1時半。火災報知器のアラームのような音が定期的になっては消えます。風呂場のパッキンが緩んでいる音にも聞こえなくもない。音は一定の音量で、一向に収まる気配なし。そして寝起きの頭で考えて思い当たった結論は虫の鳴き声。

私は虫が大の苦手で、考えただけで虫酸が走るとはまさにこのこと。アトラクションでバタフライパークなんてとんでもありません。意を決して風呂場のドアを開けてみました。明かりをつけたら一瞬音が止みました。おっと。。。虫であることまず確定。でも姿は見えません。心臓ばくばくのなか、バスマットをよけてみたらいました。それほど大きくはないコオロギと思われる虫。一匹であの音量かよ!いつからそこにいるのだ!

ドアを素早く閉め、しばらく考えた後フロントに電話して助けをもとめました。すぐに優しいお兄さんがちりとりとタオルを持って来てくれました。ああもう、後光が射して見えるほど頼もしい存在。一時はクローゼットに逃げ込みこのまま逃げたらどうしよう。。。と蒼くなったもののつかまえて逃してくれました。ああベッドの下かなにかにいなくて本当によかった。

しかし目はばっちり冴えてしまった。今日は5時にクライアント一人をある場所へ送ってそれからラッシュを抜けながら戻って一日が始まるというのに、外から聞こえる虫の声にも反応してしまい寝付けそうもありません。。。

2011年9月17日土曜日

ただいま出張中

火曜日以降結構いろいろありました。昨日から通訳の仕事でミズーリ州に来ています。2時間の時差があります。今朝は6時過ぎ、昨日家を出た頃に目が覚めました。

来週水曜日までこちらで仕事なのでブログはちょっとお休みになります。ぼちぼち更新しますので、また寄って下さいね♪

2011年9月12日月曜日

お誕生日会と中華料理と中秋の名月

今日は9月生まれのAさんとTさんを囲む会。Kさんと私は一足先に一次会会場へ。
最初は海辺のメキシカンレストランでハッピーアワー。
そのあと新しくオープンした中国料理屋さんでしこたま食べました。
左からTさん、Kさん、Aさん
干しえびがいい味出していたインゲンのピリ辛炒め。油通しってなかなか家ではできないんだなあ
このレストラン、できたてほやほやでアルコール販売許可がまだ下りていませんでした。メニューには載ってるんですけどね、チンタオもUSビールも。だめもとで、「ビール持ち込みしていい?」と聞いたら、日本にいそうな茶髪で痩せててかわいい顔をした中国人青年は気持ちよくOKしてくれました。同じ敷地内にあるスーパーでサッポロをゲットし、みんなで乾杯!もう一つユニークなのはレストラン内にある大型テレビスクリーンでキッチンの様子を映していて、全てここで作ってますよとアピールしている。デザートもあれば春巻きや小龍包、ソースやスープを作っている映像に結構見入ってしまいました。
外に出ると中秋の名月。風が気持ちよい夜です。

2011年9月11日日曜日

All's well that ends well

金曜日は久しぶりの朝番の仕事でした。週末は友人たちと山で過ごすので速攻で帰って荷造り後出発予定。駐車場で車のエンジンをかけて発進しようとしたところギアが一速に入らない。暑い車の中でトライすること数回。なぜ?こんなの初めて。どのギアにも入りらず時間は過ぎて焦りは募る。。。噛み合わせが悪いだけかもとエンジンを切りハンドブレーキをリリース。再度エンジンをかけて何度か試みたら一速に入りました。家までの20分の道のりも何事もなく、とりあえず荷造りに集中。Dannyもギアの感じが違うと思っていたけれど、車ごと(家にある三台は全部マニュアル車)違うので気にしませんでした。

そしてひたすら北へ。目指すはPlacervilleというLake Tahoeに近い街から奥まった山です。友人の友人の別荘にカップル4組と子供3人が集合することになっていました。ラッシュに巻き込まれながらも、うす紫の雨雲や二重の虹や美しい夕陽を楽しみながら順調に走っていました。
日もとっぷりと暮れたころ、起伏の激しいハイウェイでDannyがギアスティックをがちゃがちゃ言わせ始めた時は肝が冷えました!同じトラブルがおきたのです。その時はなんとかなったものの、その後もシフト変換の度にヒヤヒヤ。ハイウェイが終わり、町並みが見えて来て山道へ入るまで後数キロというところでまた同じ状態になりました。今度は路肩に停めて一旦様子を見ることに。

エンジンを停めてなんとかギアが入っても少し走り出して変換するとまたニュートラルに固定されてしまいます。ロードサービスに電話していると後ろにハイウエイパトロールの車が着きました。オフィサーはとても親切で「故障しちゃった?何処まで行くの?」と声をかけてくれました。目的地の側まで誘導してくれると行ってくれたのですが、一度入ったギアもまた直ぐ外れてしまうので断念。オフィサーがレッカー車を呼んでくれ、待つこと20分。その間に既に着いた友人に連絡、まだこちらに向かっている二人組とも連絡が取れて車を停めた修理場で無事ピックアップしてもらうことが出来ました。

その後Dannyは友人と山道を走り荷物を取って戻り、全員揃ったのは12時頃。この時点では故障の原因も帰るまでに修理できるのかもわからず。しかし午前4時起きの私は虫の音を聞きながら深い眠りにつきました。
標高4000フィートの山の空気は暑く乾燥しています。土曜日は子供たちの走り回る声で目が覚めて、朝ご飯にはスコーンとアイリッシュブレッドを焼きました。
スナックにはガカモレやサルサを作ってプールサイドでビールを開ければ、極楽!

皆それぞれ本を開いたり、自転車で山道に繰り出したり、プールに浮かんだり、のんびりと時間が過ぎて行きます。




車は午後2時までに直ると連絡をこちらも一安心。ギアボックスの蓋が緩んでいて中の液体が漏れていたのを補充するだけで直りました。大事にならなくてよかった。何よりも停まった場所が比較的安全だったことがラッキーでした。山道で後ろから何台も車が来るような場所だったらと思うとぞっとします。

土曜の夜はDannyと私が食事当番。天然鮭の半身をにんにく醤油とショウガ、みりん、酒につけた照り焼き、なす田楽、炊き込みご飯を作りました。そのあとジャグジーでくつろいで気がつけばまた時計は翌日に。よく飲みよく食べた土日でした。

帰りにLodi(ロダイ)へ寄り道。ここはワインの街です。
内陸で暑い気候と独特の土壌が育むZinfandelが有名です。大好きなKlinker Brick Wineryもこの地にあります。
時間が限られていたので、以前一度訪れたLodi Wine & Visitor Centerへ。閉館20分前に滑り込みセーフ。
テイスティングは週ごとにメニューが変わり4種類選べます。スタッフも親切で、私たちは4種類のZinfandelを楽しみGrenacheも味見させてもらいました。一番気に入ったのは2008 m2 Wines "Old Vine".
2009 House of Zin Winemaker's Blend #3は火薬というか正露丸みたいな香りが印象的といえば印象的。Klinker Brickは以前テイスティングルームを持たなかったのですが、今春オープンしたとのこと。また次回の楽しみが増えました。
屋外には様々な種類のブドウが植えられていて、粒の大きさや色の違いを見て楽しめます。
帰りは車のトラブルもなく、終わりよければ全てよしの週末となりました。
 HW580が通る丘の両脇には風力発電の風車が並びます