2013年4月30日火曜日

意志力全くなし

この前本を読んで、意志力コントロールに興味と注意を向けていました。でも今週はコントロール不能。いつものリズムなんですけどね。

仕事が忙しかったから、つまみ食いの誘惑は避けられたけれど、家に帰ったら食欲バクハツ。冷凍しておいた丸餅二個をこんがり焼いてバターしょうゆをからめ、贅沢にのり全形一枚つかって巻いてたべました。それだけでは収まるどころか食欲に火がついただけ。そのあと納豆ご飯を軽くだけど二膳ぺろり。帰宅途中のDが戻ったら、マッシュルームパイを焼いてアルグラをタップリのせて食べるつもり。アスパラガスグリルも添えます。ディナー前なのにデザートまで食べたくなっているこの気持ち。キャロットケーキかブルーベリーレアチーズケーキなんかあればなあ。。。と妄想するも、幸いにもお菓子類の買い置きはなし。

先日プチ断食をこなせた自分は信じられるので、心配ではありません。ダイエットの原理はシンプル。食べ過ぎれば太る。出すか燃やす以上を食べつづけない、以上。自分を甘やかしているだけという声もありますが、自分の脂肪は自己責任。そこの所はよくわかってるつもりなので、美味しく食べる生活はやめられません!

2013年4月28日日曜日

Total experience

明日はDの誕生日。ゆっくりできる土曜日の今日に、食事に出かけました。行き先はナイショ。

未だ夕焼けが鮮やかな空を西に山に向かってすすみます。10分も車を走らせれば、丘には馬が、道ばたには鹿がいる風景があります。車を運転したのは何週間ぶりだか。こんなに近い場所なのに、非日常性を感じました。
WoodsideにあるThe Village Pub. 落ち着いた雰囲気と充実したワインリスト、数は少なめだけれど季節の食材を活かしたメニュー作りで定評があります。

店内は満席。顧客はさりげなくお洒落をしている人ばかり。これもカジュアルが当たり前なこの辺のレストランとは違います。落ち着いた照明とフロアを優雅に行き来するスタッフたち。サービスも重要な舞台装置だということを久しぶりに思い出しました。

まずはカクテルでスタート。エルダーフラワーのリキュールを使ったダイキリはすっきり辛口で気に入りました。ハネムーンと題したレモンの利いたちょっと甘めのカクテルも夏らしい。カクテルはテーブルでシェイクしてくれます。片手でシェイカーを振る素敵なウエイターにほれぼれ。
ドリンクリストは100ページ以上。あるヴィンテージのロマネコンティは一本5800ドル強でした。範囲は広く、手軽に楽しめる値段のもののあります。
アミューズブッシュはチーズプロフェタロール
ワインは白ボルドー。マルボロソーヴィニョンブラン続きなので、この前のうちディナーから白ボルドーに戻りました。すっきりさわやか、フルーティさがキツすぎない程よさでした。三種類のパンもスイートバターと合いました。塩はフレーキーでそのまま口に含めばまろみある塩味が優しく溶けていきます。
前菜に私はグリーンガーリックスープ。パセリのクーリーをまぶした海老が数匹お皿に盛られていて、デリケートなブリオッシュクルトンが歯ごたえをプラス。にんにくの香しいスープは別のポットに入れられて席にて注がれます。
ダニーはモントレー産アワビのグリル、パースニップのピューレとフリジレタス、ポーチドエッグ添え。ヒモの部分が固くて身もなんだか?という感じで、これでいいの?と聞いたらすぐに新しいお皿を持って来てくれました。そちらは申し分なし。小ぶりなアワビでしたが、味はしっかりしていて付け合わせとのバランスも素晴らしいものでした。
Dがメインに選んだのはポークベリーとアラスカハリバットのグリル、季節の豆とソレル。私が肉を食べないのを知ったウエイターは盛りつけを工夫するようにキッチンにいてくれ、お肉の上にサーヴされるハリバットを豆で肉と分けて両端に盛りつけてくれました。嬉しいサービスです。そのおかげで私も最高にジューシーなお魚を味わうことができました。
私のメインは帆立のココット焼き、フェンネルサフランソース。これ、今まで思い出せる限りの帆立料理のトップクラスです。盛りつける前の写真を撮れなかったのが残念。ピカピカに磨き上げられた大きめの銅製のココットにパイ生地でほっこり帽子をかぶっていた一品。まずそのペストリーをきれいにはがし、温まったお皿に盛りつけます。そしてこんがり焼けた帆立、ベビーキャロット、ポテト、チャード、フェンネル、きのこを彩りよく盛りつけ、サフランソースをかけてくれました。
ああ。帆立は火の通り方が抜群でした。表面にはしっかり焼き色がついていたので、かなり高温でさっと両面を焼いて、それからココットで火を通したのでしょう。ソースの香りがついていながら、中は温まったレアでした。ときにある残念な’ガリッ’もありませんでした。

Dのメインも一つ一つは素晴らしい仕上がりだったけれど、敢えて一緒のお皿にいなくても。。。三人のオペラ歌手がそれぞれの持ち歌を同じステージで競っていたみたいに。
普段はデザートは食べない、もしくは一品をシェアすれば上出来な私たちも、今日は別腹。オーダーしてから20分かかるチョコレートスフレはアールグレークレームアングレーゼ添え。このクリーム絶対真似する!アールグレーの香りのカスタードソースですがこれが苦すぎず甘過ぎないチョコレートスフレとよく合うこと。
ミルフィーユはナッツクリームがサンドされていました。ちょっと切るのに一苦労。もう少しミルフィーユがさっくりしてたら嬉しかった。
最後のおまけはレモン風味のふわふわマシュマロ。かわいくおいしく♪最後まで喜ばせてくれるじゃない!

食後にスコッチを飲みたかったけれど、今宵のドライバーはワタクシなので、ぐっと我慢。エスプレッソはかなり酸味が利いていました。
久しぶりに、食事そのもの+雰囲気とサービスを満喫した一夜。食べること=食べ物を口に入れるだけにあらず。美味しくいただける食事の回数は誰にでも限りがあります。普段から雰囲気を含めた全体を楽しめる食卓作りを心がけようと改めて思いました。

2013年4月25日木曜日

時間よ止まれ?

矢沢永ちゃんの名曲はすばらしいですよね。「汗をかいたグラスの冷えたジンより、光る肌の香りがオレを酔わせる。。。」しびれますね。

でも家で止まっている時間はトロピカルではない。

年末から変わっていないマントルピースの一品はこちら。
水も殆どあげないのに、未だに赤いポインセチアちゃん。今年の年末も赤くいてくれるためには、剪定をして遮光しなくてはなりません。

やり方をウェブで調べて、今週末こそ!と思いながら時間は止まったまま(苦笑)。

「今週末こそ」リストの優先順位を見直さねば、と思う木曜夜更けでした。

2013年4月21日日曜日

朝大好き!

昔は自他ともに認める夜型人間でしたが、いつからか朝が大好きになりました。目が覚めたら起きる。そして眠くなったら寝る。これが一番自然です。平日の昼間にシエスタ可能な仕事ならなおいいけど(笑)。

週末は朝起きて近所を散歩。青っぽい空気はしっとりしていて、樹々や花々のほのかな香りに包まれながら深呼吸すれば、体中の細胞が喜んでいるのがわかります。
前庭にはドアを挟んで左右に薔薇が植わっていて満開です。片方は朝から夕方まで陽を遮るものが一切なく、ほぼ一年中花をつけます。
石けんを使わないで温まるだけにしたお風呂の残り湯で、敷石をごしごし洗います。如雨露で何度か水を運んで、鳥の落とし物もきれいさっぱり流します。


 

 


先週は裏庭の桜の葉を摘んで塩漬けを作ってみました。もともと種類が違うからか、葉の湯通しが足りなかったのか、あの独特の匂香がでませんでした。もう一度挑戦しようか思案中です。
さくらんぼは鳥に先を越される事なく食べられるか?

朝仕事のあとはお茶がひときわおいしいです。

2013年4月13日土曜日

週末プロジェクト

アメリカにおける税の申告締め切りは毎年4月15日です。Dの会社から必要書類が発行されるのが大幅に遅れ、先週末からラストスパートをかけてやっと終わりました。月曜日に書類を送るのに並ぶのはDの役目。ご苦労さま。

週末ごとに家のプロジェクトも手がけています。家は住んでみないとわからないことがあるもの。使いやすさをもとめてキッチンの蛇口を替えたり、トイレタンクのシステムを新しいのにしたり、キャビネットに穴をあけてカウンターにライトを取り付けたり。


アマチュア二人が結構楽しみながらマメにやっていました。
ここ数週間、頭を悩ませているのは私の車。ほぼ2年前から乗っていないのですが、売り出すタイミングを逃しているうちに、窓ガラスを半分下げた時点で助手席のパワーウインドウが途中で止まってしまいました。雨シーズンをカバーをかけてなんとかしのぎ、ずっと気になっていました。引っ越し前に買い手が着きそうになりながらも、結局新しい家に一緒に引っ越しました。埃にまみれていくかわいそうな姿を見る度に胸が締め付けられてストレスは募るばかり。
重い腰を上げて、直せるかやってみようか?と修理をはじめました。今日、原因を突き止める事ができ、修理部品を注文。以前見積もりを取った時は700ドル以上と言われたけれど、部品コストは100ドル強。一番かかるマンパワーが自前なだけ、これでうまく行けば万々歳。ダメならそのとき考えます( 笑)。

外仕事が続くと花粉症が全開に。これだけが悩みかな。明日日曜日は窓の点検と窓枠サイズの採寸です。ガラス窓はユニークなデザインで、外側が中から拭けるようにくるりと向きを変えられるようになっています。金具がない窓枠を一つみつけたので、この際全部点検することにしました。その他、玄関先のクマバチの巣を取り除いたり、シクラメンの葉っぱが好物のカタツムリに引っ越ししてもらったり、鳥の落とし物を掃除したり。かなりドメスティックに忙しい週末なのです。

2013年4月11日木曜日

断食フリースタイル

先週はぐわんぐわん揺れる目眩で一日会社を休みました。起き上がれないほどの目眩は久しぶり。目をつぶっても船酔い気味でまいりました。数年前、長期にわたり目眩に悩まされ精密検査をしたけれど、結局原因不明。今もたまにふらっと来ますが一過性のものでしょう。この前脳ドックやったばかりだし。

重い体をリセットしようとプチ断食をしました。本当は夕飯を抜くのが理想ですが、たとえ一人でも家族がいると「断食中だから」と言うのも気が引けます。というわけで、夜は軽く一緒に食べる事にして、今週は朝と昼を抜いています。日中は基本的に白湯のみ。空腹感が強くなったら野菜発酵ジュースを少量飲んで糖分を補給しています。水分は一日3リットル以上摂っているかも。固形物は24時間に一度摂る感覚です。

断食の効果は経験済みなので楽しみでもあります。個人的に感じる一番のメリットは集中力が増すことかな。退屈しないから気晴らしに何かをつまみ食いするということがなく、あっという間に時間が過ぎます。体も軽くなり4日目で体重は2.5キロ減。ダイエット目的ではないにせよ嬉しい経過。夜が抜ければ食事を作る時間と後片付けの時間も節約できますね。

断食メソッドはいろいろありますが、私のはシンプル。体が重いときやなぜか体調が優れないとき、まずは体に相談します。そして食欲をコントロールできそうならやる、決して無理はしない。どうしてもお腹がすいたら食べればいい、くらいに思っていれば精神的にも楽。今回はリズムが安定していて、周りで誰が何を飲んだり食べたりしても大丈夫、意志の力が働いている感じが嬉しくもあります。どうにもできない食欲に翻弄されることのほうが多いけれど、全く大丈夫な時もある。面白いものです。

ふと気になって月齢カレンダーをチェックしてみました。4月は昨日10日が新月。もしかしたら新月の前後は食欲を抑える事ができるのかもしれない。来月も体のリズムを聞きながら、この気ままなリセット習慣を続けていければと思っています。

2013年4月1日月曜日

突然のお客さま

今朝は久しぶりに雨でした。甘い香りが漂う朝の道は気持ちよかった。早めの電車に乗って昼はジムで久々にいい汗流しました。今読んでいる本はWillpower Instinct by Kelly McGonical、日本でも既に「スタンフォードの自分を変える教室」として翻訳出版されています。リサーチデータを交えて意思力を科学的に分析して、日々の生活に活かすヒントもちりばめてある興味深く読んでいます。そんな訳で、自分がどんな時にくじけるのか、自分は何を理由に大いなる目標を遠ざけているのか、などなど考える所もあり、今日は何より行動!ジムには絶対行くという初志は貫徹しました。でもそのあとチョコレートを食べてしまったり。運動後は燃やした分のカロリーは摂取してよしと脳が考えてご褒美をあげてしまう例が説明されていましたが、まさにその通り。トレッドミルで333kcalを燃やしたんだから。。とどこかで思っている自分がいたのかも。妙に納得するとともに、これからしばらく自分が意思の力を試された時の反応を観察してみようと思います。

話を本題にもどしてと。ジムからオフィスに戻る途中、Dからのメッセージに気がつきました。昔、自分のおじいさんが今私たちが住む家に住んでいて写真もあるのだが、よかったらちょっと中を見せてくれませんかと男の人が尋ねて来たとのこと。60歳代のその男性は、今はここから4時間ほど北にある街に住んでいて、週末に親戚を訪ねていたとのこと。昨日はイースターだったのできっとその集まりがあったのでしょう。
コンピューターで見せてもらった写真をダニーは何枚か保存しておいてくれて見せてくれました。1957年に撮影された写真では家の外見はほぼ同じですが、今リビングの一角を占めるウインドウシートはポーチが改造されて作られたとわかりました。
他の部分の床は当時のオリジナル。訪ねて来た男性は建築業にたずさわっているということで、増築部分の床が継ぎ足したとわからないようにとてもよくできていると感心していたそうです。ドライブウエイも今とは違っていたとか、裏には大工仕事が好きだったお祖父さんの仕事場があったとか懐かしげに話していたそうです。今の家の写真も何枚か彼のカメラに納まり、きっとあちらのご家族でも懐かしい話題になるのでしょう。

暖炉も1957年のクリスマス当時と変わっていません。
暖炉の上のアルコーヴには時計。当時はそれがお決まりの場所だったようです。

外に出てなんとか同じアングルで写真をとろうとしていたら、裏の借り主さんが丁度出かけようと現れ、写真を見て盛り上がりました。
素敵な思い出をシェアしてくれてありがとうございます。