2013年2月24日日曜日

Valentine's Day 2013

今年のバレンタインデーは、ウクレレの天才、ジェイク シマブクロ氏のコンサートに行ってきました。どのレストランもカップル向けのセットメニューで混雑する日にわざわざ食事に行かなくても。。。というのがここ数年のわが家。彼のコンサート情報を時々チェックしていて、ラッキーにも今回のコンサートを知りました。会場は山を越えて1時間ほど南に行った海辺の街サンタクルーズ。


向かいのメキシカンレストランで夕食
指定席ではなくて、エリアが二つに分かれていて、ゴールドサークルという上席エリアを購入。大正解でした!開場20分前に並んだだけで最前列に座ることができました。彼と目がばちばち合うような特等席。とにかく迫力ある演奏と、息をのむような技巧と、やさしい微笑みとユーモアのあるトークなど、彼の魅力のすべてを堪能することができました。
7年前にYouTubeで彼の演奏が大ブレーク。そこからスターダムにのし上がるまで掃除間はかかりませんでした。丁度一年前、彼のドキュメンタリーのプレミア上映に行ってきました。そこでのライブもすばらしかったけれど、今回間近で見られてその熱気に圧倒されました。彼の演奏を初めて見るダニーも感動。
去年パパになったジェイク氏。息子さんのために書いたという"Gentle Mandoline”、弦を替えていて三弦がなかった時に作ったという曲"Missing Three"などどれも素晴らしい曲が入ったCDと、当日のショウがダウンロードできるウクレレ型のUSBを購入。サインもしてもらって、ウキウキ。とてもいい夜でした。

2013年2月21日木曜日

同感

最近、あるブログで、下記の言葉に出会いました。

「有り難い気持ち、面白い気持ち、嬉しい気持ち、この3つの気持ちが人間にそろうと叶わないことがない」

これを読んで、私のケータリングもどき、お弁当、お菓子作りが皆さんに受け入れてもらえている理由と重なりました。

料理を食べてもらえること。おいしかったという言葉と笑顔。メニューを考える喜び。マーケットで旬の食材に出会うこと。どれ一つとっても、この3つの気持ちではち切れんばかりです。大げさでなく、時々嬉しくて雄叫びをあげたくなるほど(ただのアブナイひと?)歓喜の渦に包まれます。

今週は二日連続でお弁当を作ることができました。今年に入って、そして新しいキッチンで初めてのお弁当。

2/19 ()
お弁当お品書き
卯の花
椎茸、ごぼう、にんじん、グリンピース
自家製春菊ペスト卵焼き
カリフラワーのカレーピクルス
鶏の南蛮漬け
ピーマン、長ねぎ
ピリ辛こんにゃく
さつまいものレモン煮
白菜のお漬けもの
にんじんとレーズンのサラダ
黒米麦ご飯
クチナシの黄色を初めとして、さわやかな酸味と春らしい彩りをお弁当にしてみました。こんにゃくは天然塩が利いて塩辛いかもしれませんが、海水からとった塩はミネラルたっぷり。少量なら体を引き締めてくれる効果もあるそうです。
今週もお元気で!


2/20 ()
お弁当お品書き
自家製なめ茸いり卵焼き
ピリ辛こんにゃく
もやしと若布のナムル
いんげんのごま和え
ふわふわつくねの甘酢ソース
椎茸と昆布の煮物
しょうがご飯
ハワイ産の有機しょうがと油揚げをたっぷり炊き込んだご飯は、体を温め繊維質もたっぷり。
つくねは豆腐入りでやわらかく仕上げました。
グリンピースの歯ごたえとお楽しみください。

風邪で寝込んでいたこともあって、久々に早起きできるか不安でしたが、結果は良好。二日で合計睡眠時間は9時間を切ったけれども、二日ともジムに行って汗を流しました。待ってました!これからもよろしく、と笑顔で迎えてくれた常連さんをはじめ、新しいオーダーも入りました。

皆さん、本当にありがとう御座います。

2013年2月18日月曜日

短いのに長い

先週は二日間、風邪で仕事を休みました。なんのことない鼻風邪と思っていたら、熱はないのに胸がやたら重い。丸二日、ひたすら眠りました。2週間になろうという今、やっと治りました。今年の風邪は人により症状が様々ですが、長引くというのが特徴みたい。鼻がきかないので何を食べても味はしない。食欲減少=ダイエット天国!なのですが、ダニーがこのごろ健康的な食事に今まで以上にこだわるようになり、いろいろ作ってくれるので、結構食べていました。それでもさらに一キロ痩せたので、この波に乗るぞ。

三連休はあっという間でした。明日は引っ越してから初めてのお弁当作りです。久しぶりの早起きにちょっと緊張。久々の睡眠5時間、調子が良ければジムにも行きたい。

仕事は楽しんでやっているのに、なぜかこのごろオフィスでの時間がとても長く感じられます。時と場合で時間は延びたり縮んだり。心の持ち用もさることながら、何か他の大きなものにも影響を受けているのかもしれない。ふとそんな事を考えました。

2013年2月10日日曜日

東京日記 2013 ⑦ ヒット商品

日本に帰ると必ず出会う話題の品々。今回購入したヒット商品をご紹介します。
パソコン用メガネ。可視光線の中でも網膜まで届く強いブルーライトを最大50%までカットして、目を保護してくれるという伊達メガネです。度入りでなければその日に買えて、度入りは2週間ほどで出来上がります。ヘタすると一日12時間以上ディスプレイを見つめることもあり、目の疲れが気になっていました。

実は今回の人間ドックで、網膜の一部がうすくなっていると指摘されました。つい1ヶ月前にこちらで250ドルも払って検査した時は何も言われなかったのに。。。お陰さまで眼科での視野検査に異常ありませんでした。視野が欠けたり狭くなったりすると、物にぶつかるようになったり、いきなり人が飛び出して来たように感じることもあるそうなので、車の運転が必須である以上、特に気をつけなくては。かなり長い検査を自費でやっても一万円以下。日本の医療システムの有り難さを身にしみて感じました。これが保険があれば1/3なんですよね。今更ながらに驚きです。今までメガネのお世話にならずにこれたので、これからもアイケアはしっかりと行います。

フレームも軽いし、使い心地いいです。以前偏頭痛があったときは、普通のサングラスをかけて仕事をしていました。今使っているのはライトブラウンレンズでブルーライトは5割カットできるというもの。接客業などで色付きレンズがかけられない人のためには、クリアレンズもあり、こちらはブルーライトのカット率が35%。フレームの種類もたくさんありますが、パッケージ商品なら4000円切る手頃なお値段。とても気に入りました。
魚焼きグリルに入るダッチオーブン。実家はリモデルした際にオーブンをなくしてしまったので、焼き料理はもっぱらオーブントースターに頼っています。このダッチオーブンなら高温調理も蒸し焼もできて省エネにもなるし、アツアツのまま食卓に出せます。
そしてこのトング。日本での売り文句は「ネイルしていても使えます」。確かに日本ではきれいにネイルをしている人が多いですね。フライの衣漬けや、熱いものを押さえて切ったりするのに便利そう。お弁当を詰めるときにも活躍しそうです。やわらかい加工なので手に負担もかかりません。
それから親友Mさんが送ってくれた小包の中にあった便利グッズの数々。偶然にも、上記二品を作っている会社のもので、このスプーンおろしは、すりおろした材料をそのまま料理や飲み物に入れられるスグレもの。
Mさんのメモ付きの注意書きが笑える!そして彼女一押しは立つしゃもじ。大きさといい、カーヴといいとにかく使い勝手がいいそうです。チャーハン作りが今から楽しみ!
テレビで見たお役立ちグッズ特集では、こんなモノも紹介されていました。ご飯が炊けて調理ができるお弁当箱です!詳しくはこちらのビデオを見てください。
いや〜、すごいアイデア。240Vまで対応しているので欧州でも使えます。これでオフィスでご飯炊いたり魚焼いたりしたらどうなるんだろう?昔ママレンジを買ってもらってものすごく嬉しかったことを思い出したなあ。でもあれ、ホットケーキ一枚約のに30分くらいかかった記憶が。このお弁当箱、欲しかったけれど、すんでのところで思いとどまりました(笑)。すごいアイデアです。

その他固くなったバターをふわふわに絞り出すミルとか、吹きこぼれないお鍋とか、すごい工夫がされているものがわんさか。ちゃんとそれらを評価する消費者がいるから、カタチになったアイデアも報われるというものなのかな。

心を贈り物にこめる風習と並んで、日本人の健康志向と工夫好きもしみじみ感じた今回の滞在でした。

2013年2月8日金曜日

転んでもただでは起きない風邪っぴき

今日の一句です(笑)。
仕事が混んでいなければ休んだであろう雨の朝。重い体で駅に向かいました。でもいざ動き出すと、普通に汗ばむほどのスピードで歩くことができました。

朝の電車でひらめきました。週末もお世話になるであろう蜂蜜&レモンドリンクにいろんな種類の蜂蜜を試してみようと。
サンフランシスコのフェリービルターミナルには、たくさんの食品専門店やレストランが軒を並べています。きのこを専門に扱うお店や、チーズ、ワイン、ケーキ、コーヒーなどなど、ぶらぶらするだけでも楽しい空間です。
 
きのこ屋さんでは椎茸&しめじ自家栽培キットを売ってました。欲しい!ちなみに大手コーヒーチェーンでもコーヒーかすを床にしたきのこ栽培ボックスを売り出しています。

その中でいつも味見ができる蜂蜜屋さんがあるのを思い出し、風は冷たいけれど、雨はやんで気持ちよく晴れ空の下、お昼前に出かけてみました。
地元でとれた小ロットのものから輸入品までコンパクトなスペースにたくさんの蜂蜜が並んでいます。

鼻風邪だと、きちんとしたテイスティングはできないので手軽に楽しめるスティックを買ってみました。面白いと思ったのはソバ蜂蜜。日本でもあんなに蕎麦がとれるのに、そばの花から集めた蜜は見たことありませんでした。色も濃いんですね。

その他はレモン、アカシア、ブルーベリー、ファイアーウッド、クローバー、バニラチャイ(これはフレーバー付き)、ワイルドウィード、シナモン。パンプキンは品切れでした。ちなみに唯一買わなかったのは左下のピンクレモネード。着色もフレーバー付けもされてるというので遠慮しました。
 細いチューブは同じ形なのでどれがどれだかわからなくなってしまいます。ダメ元でペンありますか?と聞いたら、一応細めのマジックを貸してくれました。でも日本なら絶対小さなシールが張ってあるよなあ。。。と思ってしまう直近日本帰り。まあ、3つで$1というお試し価格なので、期待するのもムリかもしれません。

エレベーターやトンネルで耳がきーんとなるのがつらい鼻風邪。飛行機下りてからでよかった。。。鼻がつまる/でるくらいでも、人間ってぼーっとしちゃうし、なんか冴えないんですよね。いつも元気が当たり前と思って無理してたから、余計にちょっとした不調がこたえます。週末でしっかり治して、来週はジム通いを再開を目指します。

2013年2月7日木曜日

なんの痛みなんだか。。。

風邪を引いたかもしれません。鼻の奥と喉に乾いた痛みを感じた昨晩。日本でもこちらでも風邪ひきさんが周りにたくさんいるし、時差ぼけで二日連続ジムはハードすぎたか?いままで無事だったのが不思議なほどではあるけれど、ここで負けてなるものか!

水分と睡眠補給が第一です。レモンの蜂蜜漬けを作り、マスクにはアロマスプレーを吹き付けたティッシュを挟んで深呼吸。これは鼻の粘膜がとってもすっきりします。風邪のひき始めに使うもので、ローズマリーとラベンダーの香りがさわやか。オフィスでも好評でした。
昨晩は強気の防御にもかかわらず、節々も痛くて起きれないかも。。。と少々不安でした。それでもアロマスプレーのおかげか、起きてみたら喉の痛みは殆ど消えていました。あとは蜂蜜大根があれば百人力。いつも通り電車でSFについて、オフィスまでの道のりでにスーパーに寄り大根を一本買い(笑)。こちらの大根は細くて葉っぱもついていないので、持ち運びは楽です。持っていったレモンの蜂蜜漬けに角切りの大根を漬けて、エキスをいただきました。喉はもう万全。

でも節々は痛いし、本格的にはなっていないけれど、いつもの力は出ません。。。後一日乗り切るために、蜂蜜大根仕込みました。ダニーも一本、瑞々しいのを仕入れて来てくれるはずです。


お腹はあまりすいていないけれど、朝昼、おにぎりとリンゴだけだったので夜はしっかり。

考えてみたら、節々が痛いのは二日連続ハードなクラスをとった結果かもしれないなと。いずれにせよ、今日も早く寝て薬のお世話にならぬようにしたいです。

2013年2月6日水曜日

東京日記 2013 ⑥ 旬の味覚と初の体重維持!

水曜朝、3時にすっきり目覚めました。早く片付けたい仕事もあるし、お昼はジムなので、6時の通勤快速に乗ります。

今回、日本に足掛け9日滞在して、体重は100gたりとも増えず、厳密に言えば少し痩せました。美味しいものは食べたけれど、食欲が無理なくコントロールできたかな。今まではお腹いっぱいでも食べたい気持ちが優先して、あと一つ、あ、こっちも半分、てな具合でだらだら食べていました。選んだ結果なので後悔はないけれど、体が重くなったのは事実。

以前、少し年上の男性がX歳を過ぎたら急に量が食べられなくなったと言っていました。それを聞いた時はそんなこともあるのかな、と思っていましたが、自分にもそのカーブがやって来たのかな。まあ食欲が落ちたというより、人並みの量で満足できるようになったので、体の声を聞いていればいいでしょう。

今回食べたのは日常の何気ないものが多かったです。例えば寒締めほうれん草。葉が寒さに負けじと葉は地面をはうように低く生え、ちぢみます。寒さでえぐみの元であるシュウ酸は葉の表面に浮き出てくるそう。
これは洗えば直ぐとれるので、調理後にアクの強い味もしないとか。葉を凍らせないために糖を蓄えるので甘くなり、ビタミンの含有量も増える。いいコト尽くしです。美味しい株の見分け方も学びました。茎の根元にこういったでこぼこ模様が入っていると美味しいのだそうです。
水溶性のビタミンは、そのままお味噌汁に入れるたりするれば、手軽で余すところなくいただけます。そしてとりすぎると結石の原因ともなるシュウ酸は、カルシウムと一緒にとるとシュウ酸カルシウムとなって小腸で吸収されにくくなり、結石リスクも格段と減るそうです。カルシウム豊富なお豆腐は手で崩すなどすれば、カルシウムがより溶け出すので有効だとか。食べ合わせとはよく言ったものです。

他に旬の味として楽しんだのは、寒ブリやヒラメ。魚の脂は良質といえど、こってり系の鮪もハマチも鮭も苦手なので、さっぱり目の切り身を選んでいただきます。やっぱり定番は照り焼きかな。
ちなみに大根は、裏でとれたものです。小ぶりだけれど、味は濃くて葉っぱも立派。するっと抜けるんですね。
 葉っぱは一夜漬けにしてご飯のお供にしました。
ヒラメはお造りと昆布締めで。
あとは鰺のなめろう。脂がのりすぎるとつらいのですが、新鮮な鰺に薬味をたっぷり目にすれば美味しくいただけます。
三枚におろしてもらって、細切りにした身を、しょうがとねぎのみじん切りとお味噌を混ぜて叩きます。
ちびちびお酒と、そしてご飯と一緒にでも美味しくいただけます。中骨は骨煎餅にしました。ちなみに鰺のたたきはダニーの大好物です。
珍しかったのは百合根。ほっこりした甘さがなんともいえません。普段は茶碗蒸しに入れたり、少量しかお目にかかりませんが、今回は豪快に大きな根ひとつを調理。電子レンジで少々蒸かし、そのあとバターとこしょうでさっと炒めるだけ。良質なデンプンのお味が素朴に楽しめる一品です。
それから、アメリカでは中国産以外はなかなかお目にかかれない蓮。ざく切りにしてオリーブオイルで和え、塩こしょうしてオーブンで焼くだけ。これも根菜の歯ごたえと甘みを満喫できるおすすめ調理法です。今回はいただいた山芋も一緒に焼きました。これもまた美味しいんだ!
山芋といえば、とろろそばは外せません。アメリカでは長芋は手に入っても山芋はムリ。ジネンジョの濃い大地の味はいつでも元気をくれます。
いつでもどこでも美味しく楽しく食事ができるって、本当に有り難いことです。そして体重維持も継続できれば最高!これからもがんばります。

2013年2月5日火曜日

ただいま〜

月曜日夕方、無事に戻りました。羽田便は本当に便利です。夜、ゆっくりお風呂に入って、夕飯を食べて。友人が釣ったイカをとどけてくれたので、早速いただきました。
東京湾沖のスミイカでイカそうめんに、イカ納豆!
ゲソはバターでさっとソテーして、出汁しょうゆをたらり。
このイカ、本当に柔らかくておいしいんだなあ。固いのでは?と心配していた母も伯父も大喜びで食べました。イカ釣り名人Mさん、ありがとう!

帰りのスーツケースは各20キロ。今回は初めて一人で電車で羽田まで行ってみました。駅までは母に軽い機内持ち込み鞄を持ってもらい、家から30分で到着。この時間なら車より速いくらいです。

アメリカの空港と違ってフリーのWiFi完備なので、搭乗までにいろいろ用事も済ませられます。
LEDを使った樹氷(?)がとてもきれいでした。
飛行機は満席。通路側の席でしたが、お隣の二人は一度も席を立たず。出る時はいつでも声をかけてくださいね、と言っておけばよかったかな。到着前にはまたまた海苔弁がでました!でも今回はとりの唐揚げ編でした。機内では眠れず、食欲もなかったので残念でもなかったけれど。

ダニーが迎えに来てくれて一ヶ月ぶりの再会です。といっても毎日ビデオ電話していたからね。でも家に帰れて落ち着いたのは確か。いつもならすぐに荷解きをするのですが、昨日は体の疲れのまま、お茶を飲んでお風呂に入って午後7時には寝てました(笑)。二度目は覚めたけれど、5時半までぐっすり眠れて元気一杯で目覚めました。
サンフランシスコも暖かく、駅からのいつもの道に、桜のような花がほころびはじめていました。この辺り、アーモンドの花やらなにやら桜に似た花がたくさんあるのですが、今ひとつどれがどれだか。。。幹をしっかり見ればよかったな。

お昼休みはジムのクラスもとり、ダンベル上げ下げでいい汗を流しました。運動は空腹時にすると、まず肝臓に蓄えられた脂肪から減るそうです。次がその他の内臓脂肪、そして皮下脂肪の順。なので皮下脂肪を減らしたければ、食前の運動がより効果的だそうです。帰りは二階のロッカールームから下りてくる時に、ひざ、腿が大笑いしてる感じ。日々歩いてはいても、使っていない筋肉が多いことを実感。これからも続けるぞ。

今日も早くてねて、このままリズムを取り戻せればいいな。日本での日々も徐々に書いていきますので、また寄って下さいね。

2013年2月3日日曜日

東京日記 2013 ⑤ 節分

立春の前日が節分。節分といえば豆まき、そして炒り大豆を年の数より一つ多く食べて厄除けをする。これくらいしか知りませんでしたが、ここ数年、海苔巻きを恵方に向けて食べる、というのが流行っているらしく、コンビニから専門店、百貨店など、あらゆるところが太巻き寿司の大売り出しをしています。今年の南南西、そちらに向かって、ただひたすらに黙って食べながら願い事をすればかなうのだとか。

金箔銀箔をはりつけた海苔で巻いた恵方巻きは名古屋のもの。お値段は8800円也。
そのほか神社で祈祷された海苔で巻いた各種祈願成就巻き。

ある百貨店では50種類以上の恵方巻きをそろえたとか。中にはチョコクレープで海苔を見立てたロールケーキの恵方巻きもありました。
いつ帰っても季節のイベントや限定食品&グッズが目白押しな日本。恵方巻きフィーバーが終わったら、バレンタインチョコの売り出しに拍車がかかることでしょう。すべてが不思議におもしろく新鮮です。

2013年2月2日土曜日

東京日記 2013 ④「気持ち」でまわる経済

今回の帰国中、しみじみ感じたこと。それは日本文化に根付いた気持ちを形にして送る習慣です。仏事も続きましたが、私自身、新居を持ったことで多くの方々にお祝いしていただきました。

帰国時に友人や親戚とあるお土産のやりとりからはじまる気持ちの品を贈って贈られる。簡易包装も定着してきたけれど、買い物をするたび「お熨斗はどういたしますか?」と聞かれます。包装紙もお祝い事と仏事では色合いやデザインが違うことなど、前は当たり前だったことがやけに新鮮。

自分のためなら買わないけれど、人に贈るために真剣にものを選ぶ。そんな風習が及ぼす経済効果につながってると今更ながらに感じました。

断捨離は業法哲学としてすてきだけれど、相手を思いやった贈り物は、きっとどこかに居場所が見つかるのではないでしょうか。たとえそれが物理的な場所でなくても。

2013年2月1日金曜日

東京日記 2013 ③ - お別れの時

亡き父、母、そして私も大変お世話になった、ファミリードクターのN先生が、昨晩旅立たれました。

手術して一ヶ月ほど入院されているとは聞いていました。母は密かに、復帰は難しいのではないかと思っていたそうです。確かに82歳まで、毎日診察をするまでには、無理だったかもしれません。でもそれが最後のお別れになるとは。

母とご挨拶に行ってきました。自分より若い知り合いやお世話になった方々を見送る日々。

いつかはやってくるお別れの時ですが、その時に悔い無きように毎日を過ごす。頭でわかっていることを、実地訓練で飲み込まされる。この貴重なタイミングに感謝すべきなのでしょうね。

明日は昨年自宅で旅立った伯父の一周忌に参加します。最後まで病院に行くことを拒み、自宅で愛妻、伯母の元で過ごした伯父。画家で優しい笑顔が印象的な穏やかな紳士でした。

さよならのあとも皆で集まって思い出すこと。故人には、それが慰めになるのか、現世への未練となるのか、知るよしもありませんが、残されたものにとって、会いたい人を懐かしむ。これは自然かつ、必要な感情の表現だと信じます。