2010年8月30日月曜日

手打ちうどんゴマだれ

最近気に入っている冷やしうどん。

うどんは適当に手打ちしちゃいます。粉3に塩を溶かしたぬるま湯1の割合くらい。手の負担を減らすためフードプロセッサで混ぜて30分寝かせます。適当に延ばして、きしめん風でもOKとします。そして鍋たっぷりの湯を沸かして、まずオクラを茹でます。引き上げて冷水にさらして輪切りにして、同じ鍋で食べたいだけキャベツの角切りも茹でます。

同じ鍋でうどんを3分ほど茹で、冷水でもみ洗いしてきりっとさせます。茹でている間にゴマだれを作ります。

たれの分量(2人前)
  • 白ごまペースト(タヒニでも代用可)大さじ3
  • 醤油 大さじ1
  • 水 大さじ2(または醤油を省略して、つけ汁用に希釈した麺つゆ大さじ3)
  • 蜂蜜または砂糖 大さじ半〜1 お好みで
  • 酢 大さじ1+
  • 塩少々
  • 花胡椒 すり鉢で荒く摺る
  • ネギのみじん切り
お好みのからみ具合&お味のたれを作ってください。胡麻はすればえぐ味はありませんが、タニヒはかなり渋い感じがするので甘みを多めにするといいです。

うどんの上にキャベツとオクラをのせて、ゴマだれをかけます。
そしてであれば中国料理で使われる花胡椒をふると、ひと味違う風味に。すりごまをふりかけてネギみじんをふりかけていただきます。写真は途中段階。できたら直ぐ食べてしまい、最終盛りつけ写真はなしです。

余ったゴマだれはドレッシングに使えます。みじん切りキャベツと和える日本風コールスローに。お酢をちょっと加えるとよりさっぱりします。グルテンフリーとはほど遠い生活が続いているこのごろです。

2010年8月29日日曜日

Palo Alto Arts Festival

今週末はPalo Alto Festival of the Arts、毎年夏の終わりに開かれるストリートフェアでした。ダウンタウンのUniversity Avenueにストールが立ち並びました。毎年定番のアーティストもいれば新顔もいて、今年は1ブロック延長されていました。

ぶらぶらと3時間ほど午後の散歩。

オークランド在住の日本人アーティスト、Momoko Sudoさんのline scaping作品に心惹かれました。アクリル絵の具で手書きしたシンプルながら繊細な線と色の世界。近くからでも少し離れても、深みと広がりを感じます。
The Gardensと題したモノクロシリーズは、昔みた束芋の作品を思い出しました。Resinを使った作品は透明感ある色合いが新鮮。作品と一緒に写真を撮らせていただきました。
Craig FonarowはSan Franciscoを中心に活動している写真家。数年前のアーツフェアで彼の作品を二点買いました。Goldengate Bridgeを水滴のついたガラスを通して写した作品は、無数の水滴に橋が逆さまにはっきり写っていてユニークです。
Denis Minamoraは写真を元に描いた絵に水彩、パステル、チョーク、インクなど違った性質の画材で不思議なエフェクトの作品に仕上げています。コットンボールや綿棒を使ってマットに重ねた色は温かみがあり、うまく説明できないけれど魅せられました。

Kris Johnsonの手染めのシルクでコラージュ作品、特にForest #27がすてきでした。

Tom Killionの木版画はCalifornia Hokusaiといった作風。ブース内に木版も展示されていました。
ある通りは路面アートのショウケース。トトロの周りには子供たちが集まっていました。

日射しはクリア、風も涼やかなのんびりモードの午後でした。

齧歯類との戦い 2

う〜ん。柵の中のトマトは守られていますが、背の高いトマトにかけたネットはやはり役に立ちません。残少ない果実がどんどん齧られていき、いと悲し。

人間の髪の毛をまくとよいとか、植物油にハバネロ唐辛子を漬け込んでスプレーするとかいろいろ試しましたが、効果なし。

先日知人に聞いたところ、パロアルトはroof ratという大きなネズミがたくさんいるそうです。彼自身庭にいろいろな野菜を育てていて、長年苦労と工夫を重ねてきた様子です。ねずみ捕りで今年も30匹近く捕まえたとか。
気は進まないのですが、ねずみ捕りを仕掛けることにしました。Dannyは子供の頃、家族で夏を過ごした海辺の家でねずみ捕りを使っていたので慣れていると言いますが。。。

板にバネがついたおなじみのねずみ捕りに齧られたトマトをのせておいたら、仕掛けて1時間ほどで、「ばちん!」という大きな音が。おそるおそる見に行ったらバネは戻っていたけれど、何もいませんでした。

ピーナツバターを仕掛けて一晩おいておきました。朝見たら、バターは食べられていました。しっかり餌だけたべ、無事だった残り一つのコンテナの土にも皮のような物が散らかっていました。やれやれ。

共存できれば一番嬉しいけれど、半分以上の収穫を無駄にされたのでなんとかお引き取り願いたいです。

2010年8月28日土曜日

Let's お好み焼き!

Dannyの好物のお好み焼き。粉ものは炭水化物でカロリー高。。。と少々の罪悪感が伴いますが、工夫次第で和食の妙技「まごわやさしい」をカバーできます。焼きそばも一緒にとれば、きのこを混ぜたり、胡麻をふったりできます。

最近友人のTさんに「まごわやさしい」をとれる献立のヒントある?と聞かれて考えてきました。そのメニューについてはまた書きますが、お好み焼きも優秀選手です。「さ」だっておかかをたっぷりでOKです。

ちょっと遊びゴコロを出して、屋台風にホットプレートをセットして、Daisoで買ったサインをたらしました。焼きそばもあります。
ぷりぷりの海老が手に入りました。小麦粉は奮発して日本の薄力粉。ちなみにこちらで手に入る定番小麦粉のタンパク質量はBread 12~13%、All Purpose 9~12%、Pastry 8~9%、Cake 5~8%です。薄力粉は8.5%以下なので、今度Cake Flourで試してみようっと。

やっぱり粘り気がちがって、日本で食べる味に近くなりました。

マヨネーズは3つ穴
ちょっと絞り方がいまいちですが。。。
おいしかった!!!!ごちそうさまでした。

2010年8月27日金曜日

祝ミスド40周年

Mr.ドーナツが40周年を迎え、歴代人気ドーナツ31種類を復刻販売するそうです。
http://www.asahi.com/shopping/news/TKY201008260490.html
米粉ドーナツは半年で販売中止だったそう。味がいまいちだったのかな?
40年も前からあったのか〜。昔懐かしい所さんのCMもサイトにあります。

今年6月は抹茶系が限定販売されていました。
小豆クリームを挟んだり、抹茶アイシングをかけたクランチーな生地など工夫されていました。アイシングはクリームっぽく見えますが、苦みもありコーヒーにも濃い番茶にもあいました。たま〜に食べたくなる、ドーナツの不思議。40周年おめでとう!

2010年8月26日木曜日

Anniversary getaway

当日はこの夏一番の暑さといわれ、日なたでは42度を超えていました。

ディナーはSan FranciscoにあるKiss Seafood Restaurantへ。ここはZagatなどのメディアレビューでも口コミサイトでも高い評価を受けている和食のお店。友人Eさんのおすすめもあり、いつか訪れたいお店でした。予約時間確認の電話をいれたら「暑いから気をつけてきてください」とご主人からのお言葉。仕込みも大変だろうな、と想像しながら期待が高まります。

お酒も楽しみたいので、近くのHotel Kabukiに宿を取りました。Joie de vivreグループのホテルはUnion Square近くのHotel Adagioも利用したことがありますが、そちらもお勧めです。
Japan Townのど真ん中にあるHotel Kabuki、前身は都ホテルでした。
窓からはJapan Townの五重塔が見えます。
内装は落ち着いていて、障子にも懐かしい温かみを感じました。

お風呂も日本風の深いバスタブと仕切られた洗い場があって、ゆっくりつかれる嬉しい設計になっています。
チェックインしてJapan Townの一角にあるKabuki Spaへ。日本の銭湯をモデルにしたお風呂は、月、木、土が男性、日、水、金が女性と利用日が別です。たまたま予約した部屋が利用券付きで、火曜日は混浴とラッキー続きでした。
廊下とパウダールーム
お風呂はお湯に塩素臭が強くていただけませんが、蒸気風呂と水風呂は気に入りました。リラックスエリアの照明も落ち着いているので、静かな雰囲気でくつろげます。蒸気風呂やドライサウナは苦手なDannyには申し訳なかったけれど、ミストの中での瞑想は最高でした。

ディナーは8時。茜空の下、風に少し涼しさが出たころのんびり出かけました。5人がけのカウンターと小さなテーブルのこじんまりとした隠れ家的なお店。素敵にお花が活けてありました。
「今日は冷蔵庫の温度も下がらなくて、酒がいつもより冷えなくて」とご主人。平日なのにお店は一杯です。寿司ケース内のバーもいつもは霜がびっしり降りているのに、金属が見えています。表のドアを開け放して風をいれるのも、年に一度あるかないかだそうです。

シェフのおまかせコースを頼みました。お刺身のトロが美味しいと評判なので、ダニーは楽しみにしていましたが、私は苦手なので事前に伝えておきました。レギュラーのおまかせにはない、焼き花咲蟹とホタテ入り茶碗蒸しが出るとのこと。SFで道東の花咲蟹を食べられるとは思ってもいませんでした。大学時代、ツーリングで訪れた根室の友人宅でごちそうになった花咲蟹の美味しさを思い出してにんまり。アラカルトメニューで見た海老しんじょも気になり、追加しました。

お通しはあっさり甘辛の小さな煮貝。名前は聞いたけれど忘れてしまいました。
次の三品は、それぞれが繊細でありながら、存在感がありました。蕗の煮たのは、土のパワーを感じるけれど、アクやくどさは全くないすっきりした味。タコはやわらか〜く煮てあって、噛むほどにうまみが味わえます。茗荷と大根の甘酢付けは出汁のうまみとお酢と塩加減がすごい。もちろん歯ごたえもです。タコを除いて地元産というのも嬉しい驚き。三つの根底にあるフレーバーは上品で共通点があるものの、それぞれのアクセントがいい意味で微妙にずれているからこそ絶妙なバランスをとっている、そんな感じでした。一つずつ出てくるより、三つで味わっていくうち世界が広がっていきました。料理は味、食感、香りの取り合わせので無限の感動が作れるのだなと思い入りました。
次はお刺身。ガラスケースの上にかなり前から用意されている3人前のお造り。トロがあるので他のテーブルだと思っていたのですが、はいっと前に置かれてしまいました。事前にトロや赤身の魚は苦手だと伝えておきましたから、ちょっとがっかり。ヒラメの縁側やミル貝、セイゴなどこちらでは珍しいネタにもこだわりを感じます。サワラのタタキが気に入りました。生わさびも辛みがシャープすぎず味があります。Oregonにもわさび工場があって生が手に入るそうですが、値段も日本からの物と変わらないので日本産を仕入れているそうです。冷酒は長野の寒竹。初めて飲む長野の辛口でした。
花咲蟹。私たちの刺身を食べる速度が遅かったのもあるかもしれないけれど、ちょっと焼き過ぎで、実をほぐすのが大変でした。ご主人の出身地を訪ねたら稚内とのこと。道東の蟹は数年前から市場に入ってきているそうです。お酒はミディアムの山形のはくろすいしゅを。
スモークホタテがのった茶碗蒸しには、きのこのうまみたっぷりの餡がかかっていました。このアイデアいいよね、とDannyに耳打ちすると、「’す’が立ってるかどうかもわかんないよね〜」と鋭い意見。ごもっとも!
メニューにないお酒があるというので味見をお願いしたら、見覚えのあるラベル。醸し人九平次でした。これは私たちの人生でトップ3に入るラボンバンスで初めてお目にかかったお酒。Kissの料理も、特に最初の3品がラボンバンスを思い出させるよね、とDannyと話していたので嬉しくいただきました。
お寿司は鯛、Sockeye Salmon、コハダ、カンパチ、ヅケ。カンパチはDannyに食べてもらいましたが、ヅケはトライ。どれも美味しかったです。
ここで、忘れられていた海老しんじょが急遽登場。勝手に、すりみ系のしんじょを期待していたのもありますが、ちょっと揚りすぎのがんものような食感。出汁はこってり甘辛だしで、お寿司の後味がぬぐい去られたのが少し残念でした。
エリンギ、しめじ、エノキいりの赤出しはと〜っても美味しかったです。
水菓子はジューシーなメロンでした。最後にご主人が好きなサッポロ黒生で三人で乾杯して、ごちそうさまでした!

翌日は昼過ぎにパロアルトに戻って、一日溶けておりました。。。結局火、水がこの夏一番の暑さだったとか。しかし夜は風も涼しくなり、夏は二日で終わりました。

2010年8月24日火曜日

8月24日

今年は大潮、満月(日本時間だと25日午前2時)だそうです。暦を直ぐ見ることができる便利なサイトもあるんですね。

8月24日が第二子誕生予定日である友人が教えてくれました。ちなみに友人(お父さん)はこの日が誕生日、Dannyと私は結婚2周年を迎えます。

なぜか私はかけ算できる日付が好きです。例えば誕生日で言うと、4月28日だと4x7で28。7月28日の友人が二人いますが、これも7x4。バレンタインデーの友人や親戚も多くてこれも2x7。母や自分の誕生日もかけ算可能で、8月24日もしかり。同じパターンで覚る数字が増えました。

夜はアニバーサリーディナーに出かけます。サンフランシスコで評判の和食屋さん。おまかせメニュー、とても楽しみです。食後感はまた後日のブログでシェアしたいと思います。

最近私の周りはおめでた&出産ラッシュ。今晩も友人の家族誕生を心から祝い、祝杯をあげま〜す。

2010年8月23日月曜日

リセット被害とその功名

このところ左親指の麻痺が気になっています。
月初に受けた手術後からこわばりがでていたので、全身麻酔で治療効果がリセットされたんじゃ。。。とセラピストに伝えたら、多いにその可能性があるそう。体ってつながっているんですね。全身麻酔で筋の記憶が元に戻っちゃったのかな。

幸い神経に異常はなく、握力もかなりの強さなので、Puttyとよばれる粘度を握ったり、平らにして指でのばしたりするエクササイズの他、サポーターと治療器でケアしています。
粘度を買った院内のリソースセンターでは、理科室にあるような人体モデルからヨガマットなどの健康グッズを売っていて、本やDVDも無料で貸し出していました。そこで以前から読みたかった脳の働きに関する本とドキュメンタリーDVDを借りることができました。

転んでもただで起きず。ツイてる!と、ポジティブ思考した午後でした。

2010年8月21日土曜日

音楽とおしゃべりと

チェロの先生の主催でパーティーがありました。映画音楽作曲を学ぶためにNYに行くある生徒さんの壮行会です。

彼ともう一人の生徒さんによる二重奏がすばらしかった!やっぱり音楽はいいですね。みんな前回のワークショップからまた格段にうまくなっているし。すごいな、とひたすら感激です。私は手を痛めてからお休みしていたので、一から出直し。先生も気長にね、と声をかけてくださったので、自分のペースでやっていこうと決意新たにしました。
テーブルの上には数々のごちそうが並び、楽しいおしゃべりにも花が咲いた昼下がりでした。

2010年8月20日金曜日

Hoarder

ホーダーって言葉、初めて聞きました。「溜め込む、貯蔵する人や動物」という名詞です。動物ならはハムスターやリスがナッツを貯める感じ。人間なら「捨てられない人」、また異常にたくさんの数のペットを飼っている人はアニマルホーダーと呼ばれます。

なぜこの単語を知ったかというと、知り合いの同居人の話になり、「彼、ホーダーなのよ」というコメントがあったから。使い終わったティーライトのアルミカップなどのゴミや、賞味期限切れの食品が棚や冷蔵庫にあふれているそう。かなり深刻です。冷蔵庫と棚にはそれぞれのエリアを決めないと大変なことになりますね。とってある物すべてを覚えている訳じゃないので、時々そっと処理することもあるとか。米テレビでホーダーの人たちが出てくるリアリティショーがあるらしく、そこでは家がモノに占領され、庭で暮らす親子や、今も崩れ落ちんとする猫屋敷が紹介されたりしているそうです。

「片付けられない女たち」とか「捨てる技術」とか日本でも整理本が売れました。やっぱり片付けるって難しい。でもホーダーの人たちは「捨てることが怖い人々」。子供は誰でも通る道らしいです。そういえば牛乳のキャップやきれいな包装紙なんか集めたりしたな。

私も今年は生活のスリム化&グリーン化に取り組んできました。今も倉庫代を払って保管しているものもあります。写真や手に入りにくい本を除けば、また買える物ばかり。スーツケースも二人合わせて大小8個持っています。不必要に新しいモノは買いたくないけれど、旅行の度に新品を買ったとしても、年間倉庫代からかなりのおつりがでます。

Hoarderは不安神経症の一部でしょう。手放す恐れ、なくなる前に蓄えるというのは人間本能の一部かもしれません。しかし、それが生活を脅かしているのにやめられない。モノを持ち続けることについて、またまた考えるきっかけをくれた言葉との出会いでした。

2010年8月19日木曜日

これ、効きます!

お通じにお悩みの方へ。これ、すごく効きます!
米ブランド、Traditional Medicinals製オーガニックブレンド茶。主な成分はセンナ。センナって何となく生薬(日本由来)または漢方系と思い込んでいた私。でも元はエジプト辺りの野生植物だそうですね。冷静に考えると、センナとカタカナで表記されているあたりで外来物だと気づくべきでしょうけど。

飲みやすい味ですが、効き目はパワフル。個人差もあると思うのでゆるゆるお試しくださいませ。

ちなみに同社のThroat Coatと呼ばれる喉にいいお茶は、日本のレコーディングスタジオで歌手のために常備しているところもあるそうです。以前いとこがプロデュースする若手シンガーのリクエストで数箱差し入れました。その他免疫効果を高めるお茶とか、リラックスできる癒し茶だとか、限りなくオーガニックな素材でいろんなお茶が出ています。

このシリーズ、最近は日本へのお土産の定番になりつつあるそう。ロンドン住んでいた頃もお茶は定番のお土産でした。日本人のお茶好きは筋金入りですね。

2010年8月18日水曜日

絵本について Part 2

子供の頃に出会った本の思い出はみなさんそれぞれだと思います。絵にとてつもなく惹かれたり、ストーリーにわくわく、ドキドキ、ハラハラしたり。

同じ本をよくも飽きもせず、眺め、興奮し、時に涙したものでした。

ランキングは難しいけれど、すぐ思いつくお気に入りはあります。

順不同ですけど、
かたあしだちょうのエルフ
そらいろのたね
みしのたくかにと(これはどっちかっていうと読み物かな〜?)
ももいろのきりん
点子ちゃんとアントン(これも読み物だけど挿絵がとっても印象的だった)
いやいやえん(これも読み物&絵本)
ちいさなおうち
長くつ下のピッピ
イソップ物語のアリとキリギリス
ごんぎつね
三びきのやぎのがらがらどん
エルマーとりゅう
おさるのジョージ
ムーミン全集
唯一オリジナルを持っているのはいやいやえん。
こちらでCurious GeorgeのCD付きセットも買いました。大学時代の友人もファンなので彼女にもプレゼント。このセットは子供連れの友人が遊びにきてくれると活躍します。

その後、『そらいろのたね』と『みしのたくかにと』も買いました。みしの...は逆に読むと『とにかく楽しみ』。何かわからない種を蒔いたおばさんが立てた札を見た王子様の話で、絵もほっとするあたたかさです。
振り返ってみると、お姫様ものやかわいいストーリーは印象薄。ディズニー全集も持っていましたが、お姫様ドレスなどには全く憧れませんでした。

小さい頃は自分のことを『僕』とのたまい、赤やピンクやスカートは絶対に身につけず、超ショートヘアで過ごしていました。今や好きな色はオレンジ、茶色、ピンクに白。少しは女性らしくなったと自己完結してます。

2010年8月17日火曜日

絵本について Part 1

ひょんなタイミングで、昔大好きだった絵本を思い出しました。片足を食べられちゃうエルフという名のダチョウの話です。

ネット検索すると、名作絵本として数多くのエントリーで取り上げられていました。
題名は『かたあしだちょうのエルフ』。作家は小野木学(おのきがく)という日本人で、ストーリーはオリジナル。黄土色が多い木版画の挿絵からは、見たこともないアフリカの草原の埃っぽさを感じました。エルフは黒くはっきりとした紙切りされたような輪郭です。外国作家の本だと思っていたので意外でした。

子供を黒豹から守るために勇敢に戦ったエルフは、片足を食べられた後に子供が振り返ると大樹になっていて、末永くサバンナに住む人々にオアシスを提供します。

これほど惹かれたのはなぜだったのか。
ストーリーが紡ぐ強く美しい自己犠牲か。
はっきりした色合いの版画のインパクトか。
忘れられつつも樹になり人々を癒すというあこがれか。

今もこの絵本の存在が確認できたことに感謝します。小野木さんの生前の作品は練馬区立美術館にあるそうなので、今度ぜひ足を運んでみたいと思いました。

2010年8月16日月曜日

Hikeと俳句

うたが詠めるって風流だと思う。
朝、散歩&ハイキングでの一人の時間。
目に映る季節の色や匂いが、鮮明に脳を刺激する。

即興で鼻歌まじりに語呂合わせをしてみる。
へんなうたになると、一人で大笑い。
でも誰もいないから、ぜんぜん気にしない。
いや、誰かいても、気にしないかもしれない。

そんな自由な朝が好き。

2010年8月15日日曜日

Lemon Verbena Tea

夏の楽しみの一つ、フレッシュハーブティ。太陽の光で淹れるSun Teaもおすすめです。

今日はレモンバービナとミント少々を濃いめに煮だしてアイスティーに。冷蔵庫できりりと冷やすと、レモングラス茶みたいで、さっぱりした柑橘系の香りとほのかなミントの香りに涼を感じます。
レモンバービナはレモンの代用になり応用範囲が広いハーブです。乾燥させても香りが飛ばず、長期保存できます。ドレッシングや魚や野菜を漬けるマリネ液に加えてもいいし、スコーンやクッキーにも使えそう。自家製コスメを作るならロクシタンみたいなボディローションクリームも作れるかも。タイ料理にもレモングラスの代わりになりそう。繊維質が少ないから、スープなんかにはよりいいかもしれません。

でもなにより、テラスから摘めるってことが嬉しいんだよね♪

2010年8月14日土曜日

齧歯類との戦い

テラスの野菜たちが攻撃にあって困っています。トマトやなすに被害が集中。大きなトマトにはネットをかぶせたり、いたんだものは食べてもらえるよう出したりしても、網の目をかいくぐり、つまみ食いされてしまいます。

夜に狙われるようで、一昨日はDannyは大きなネズミのような物を見たと言います。しっぽが細くてリスではなかったと断言。鳥かもしれないけれど、鳥は夜活動しなさそう。いろいろ対策を検討中でした。

新しくオーガニックの薬をまいて、効果を期待していたのが昨日の夕方。なのに昨晩奇襲攻撃にあいました。野菜は、がしがしと齧られたあとがたくさん。病原菌に汚染されている危険もあるので、ダメージを受けたものはすべてゴミ箱行きです。う〜、くやしい!
昼間出かけて戻ると、大工Dannyが柵を作っていました。金網やら曲尺やら道具や材料を買い込んで頭をひねっています。
検討した結果、種から育てた小さいトマトたちとなすをケージに入れ、大きなトマトにはネットを買い足してかぶせることに。テラスの手すり沿いに伝ってくるので、壁際に移動しました。既にかぶせてあるネットを外す時に、花がもげちゃったりで本当に悲しい。。。
ネットをかぶせ終わった頃はもう暗くなっていました。筋肉痛のDannyのつらそうなこと。。。
一晩でダメージを受けたトマトは20個超。熟す前に15個ほど収穫したものは、フライドトマトにしたり、バナナと袋に入れて熟すのを待ちます。
ネズミだかリスだかしらないけど、もう食べられるとは思うなよ!
以前Dannyが見せてくれたこの動画。

第一印象は動物愛護の観点からいかがなものかと思いましたが、今日くらいは笑ってすっきりしようっと。

2010年8月13日金曜日

やめられない、とまらない♪

といえば?そう、かっぱえびせんです!
こちらでも南カリフォルニアC社工場直送のかっぱえびせんが楽しめます。たいていどこのアジアンスーパーや大手スーパー売っています。当然のごとく賞味期限が長いものほど、歯ごたえクリスピー、海老風味満載です。
最近ハマっているのは、青のりがけ。ボウルに開けて青のりをふりふりしていただきます♪
磯の香りが漂っていい感じ。そのままでももちろん、ガーリックパウダーやカレー味、黒こしょうもイケますが、青のりのほろ苦さがとっても好き。
そういえば、日本のMUJIで、プレーンポテトチップスと様々な味付けスパイス&ディップが別売りされていました。またポテチを揚げた時は工夫してみよう。

こちらでもOnce you pop, You can't stop! (開けたらとまらない!)というコピーで売られてプリングルズがあります。ポテト粉末が成形されたやつです。でも、私たちにはやめられない♪といえばかっぱえびせんなのです。

C社創業者は米が不足している時に小麦粉で美味しいおやつができないか考案したのがえびせんの始まりだと読んだ記憶があります。時代や国境を超えて、心がこもった美味しい物は生き残ります。いつか日本で工場見学にいってできたてを食べるのが密かな望みです。

2010年8月12日木曜日

真夜中のつまみぐい

ジャガイモ10キロが$1.5で売られていたので、嬉々としてDannyが買い込みました。開き戸の野菜セクションに入らないので、キッチンの片隅に袋ごと置いてあります。

真夜中過ぎ。。。小腹が空いた。。。危険時間帯。
そんなときにジャガイモの袋が”かさっ”と音を立てました。

思い立って、ポテトチップスを作りました。
スライサーで薄く切ったおじゃが一個を水にさらして、深鍋に油を薄く注いで中火で揚げます。
味付けは塩、塩&ガーリックパウダー、塩&青のり。

いたく満足した午前1 時半。たまにはいいかな?って。