2016年10月3日月曜日

母を憶う日曜の朝に

仕事で自ら根を詰めすぎて、金曜は激しい偏頭痛に悩まされました。侮るなかれ、疲れ目。土曜日も何もやる気せずでしたが、出かけたいダニーの意思を尊重して、夜は新しくできたレストランに行ってみました。お味はなかなかだったので、まあいいか。正直いうと、週末も仕事のことで頭がいっぱいで、食事は自家製納豆と玄米が一番。。。でも、平日にゆっくりできる時間がないので、パートナーとの時間は週末に大切にしなくては。これがオトナの週末になるのでしょうかね。

楽しくて真剣に仕事に取り組めるのは幸せです。でも時に、UKの看護師さんが患者さんを見送る際に聞いた後悔言葉の大部分が「あんなに仕事に時間を費やさなければよかった」というものだったということを思い出します。近しい人には甘えがちになるのが人間のサガなのか。親は、許してくれてしかるべき。パートナーは自分を理解するよう務めてくれて、サポートしてくれるべき。この”べき”が一番いけないのかな、きっと。

少し肌寒い朝、自然に目覚めて、最近立ち入っていない離れの書斎にいきました。まだ整理できていない母の思い出の品をいれた箱になぜか手が伸びて、写真やその他のメモラビリアを広げました。

「尾瀬関係」と記した封筒には、滞在した旅館の箸袋やしおりが、記念写真とともに収まっていました。7月に尾瀬に行く前に、この封筒の中身も見たはずなのに、今朝はより新鮮味を感じました。
そこで見つかった旅館の名前を検索してみれば、全てが今も営業中でした!百年以上たった旅館がまだ健在であること、名前を変えても営業し続ける老舗温泉旅館があることなどなど、新しい発見がてんこ盛りでした。

また来年の夏、彼女の命日を挟んで、これらの地を訪れる楽しみを胸に。

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