最初のミッションは駅弁選び。日本だと早起きできるダニーは時差、さまさま(笑)。
新大阪着は9時半。 目指すは梅田スカイビルの空中庭園です。ユニークな建築物を見るのが好きな私たち、おすすめの声も聞いていたので楽しみでした。
ラッシュが落ち着いた朝の駅を抜けて、かなり湿気がある中を歩きます。
地下道を抜ければ目的地。斬新なデザインです。一目見て、実家近くのオフィスビルを思い出しました。
◯の中に見える二本のチューブはエスカレーターだと登ってみた後に判明。
(自宅近くのオフィスビルー2005年6月撮影)
ところで入口のマット、案内も兼ねていると思うのですがKUCHU TEIENとあるのにちょっと笑ってしまった。 突き当たりにはFloating Gardenとありましたけど。このビルをデザインした建築家 原 宏司氏の展示も訪れた目的の一つでした。ここでさっき思い出したビルも原氏の設計と知って納得。創造力にも波動ってありますよね。
角度がわかりづらいですがエスカレーターを上ってるところ。
七夕を翌日に控え、受付で短冊を配っていました。感謝と願いを記して。 スマホ用のスタンドがあったので、Apple Watchのリモートで初挑戦した自撮りはボケ具合がいい感じでした。
ダニーはLost in Translation? ちょっと高くなった感じでソファがセットされています。
夜景もきれいでしょうね。のんびり本を読んでもいいかな〜。
庭園という言葉から想像する緑とのふれあいこそ無いけれど、オープンなスペースはくつろげました。
これが下から見えていたエスカレーターのチューブです。
いつ降ってもおかしくない雲行き、やはりぽつぽつ降り始めました。お昼は同じビル地下の”きじ”にて。ここも数名におすすめされたお店で期待していました。 11時半の開店前にいったら既に数人の人が並んでいました。
カウンターは一杯でしたがテーブル席につけてラッキー。壁には国内外からの旅行者のメッセージも沢山ありました。
お皿のイラストが愛らしすぎて思わず接写!思えばもとの生き物と相盛りってシュール。。。
いか焼きとモダン焼きを注文したのですが、モダン焼きってお肉入りだったんだ。おそばだけでもと思ったけれどバラ肉の油が全体に行き渡っていて(そこが美味しいとこなんでしょうけど)、私には無理でした。ダニーはいか焼きを半分食べた後、もう一品全部食べることになり嬉しい悲鳴。
その後、噴水時計を見学しました。1月には松竹梅などの新春バージョンだったのが、花火や朝顔の夏バージョンになってました。どうやってプログラムするのか?興味深い。
大阪城までは環状線で。これもレールパスなのでラクチンです。
駅からは結構歩きます。おっきなランドマークって見えていても行きつくまで結構かかるんですよね。例えばラスベガスで直ぐそこに見えてるホテルになかなかたどり着けないとか。雨で湿気も増して汗もにじんできます。腹ごなしにはちょうどいいと自分たちに言い聞かせつつ、水分をがんがんとりながら歩きました。
天守閣の上からの眺め
場内の展示も興味深かったのですが、爽やかな天気で過ごせていた体が暑さと湿気についていけず集中力はほぼゼロ。知的探求はおいといて食い倒れに徹することとし、じゃんじゃん横丁を目指しました。 大阪城ホール近くのマンホール、カラーで迫力満点。
新世界へは環状線で新今宮駅で降りて、歩いて直ぐ。雨も上がってくれました。
時代が止まったようなジャンジャン横丁には驚くほど安いお寿司屋さんや居酒屋さんが軒を連ねます。アーケードなので雨の心配もなし。3時のおやつに串カツ。アーケードを往復して一番混んでるチェーン店に目星を付けました。ソースの二度漬け禁止をダニーにリマインドしていざ。
ダニー、どて焼き初体験。焼きなのになぜ煮込み?と聞かれてあわてて調べたら最初に味噌などで周りに土手を作って材料を焼いてから煮込んだからなんだそう。でも今は初めから炒め煮らしいですね。いろんなものを少しずつってのが嬉しい。
暑さもあり、食欲も私たちにしては控えめ(笑)。串カツはワンコースで終了し、通天閣までぶらぶら歩きました。
ダニー撫でている虎の頭はバックパックです。角を曲がれば「これでもかっ!」ていう極彩色の看板乱立地区へ突入。
そしていたるところで見かける不思議な像、これはいったい?調べてみたらビリケンさんという幸福の神様だそう。1908年にアメリカ人アーティストが作成した像が幸福の神様として世界に流行し、特に足の裏を掻いて笑うとご利益があるとか。そしてセントルイス大学のマスコットでもあり、同校スポーツチームはビリケンズというそうです。
通天閣通り歩きゃビリケンさんに当たる
ザオヤジタウンに必須のワンカップ自販機。こういう路地、、夜はちょっとどうなんですかね。
さあ、通天閣登っちゃいます。ウェブサイトは六カ国語展開!いきなり写真を撮られたり、芸人さんですか?というスタッフのノリには引いたけど、しっかり「つーてん!」ってリピートした模範ツーリストは私たちです。
オリジナルキャラがビリケンさんだそうでここでもまあいたるところにおわしました。
通ってきた道にズームインしてみました。
カフェや地下にはお菓子メーカーのアンテナショップがありどこを見てもまあ色彩豊か。キョロちゃんはなにげに好きなので一瞬色めき立った私ですが、ここは理性が勝ちました。
外に出ると少し涼しくなっていました。通天閣の真下はこんなきれいな絵で彩られていて意外でした。
来た道を駅までもどります。またもやレトロな喫茶店発見。
環状線にて大阪駅まで。丁度一周しました。キタから始めた大阪歩き、ミナミに行かずば帰れない。かな〜り長い地下道を通って道頓堀を目指しました。所狭しと掛けられた世界の名画のコピー。誰が見るの?立ち止まったらどつかれそうな通路になぜわざわざ?疑問です。地下道がベストな経路だったかはわかりませんが、名画展の他、お店も馴染みの東京の地下街の数々とは違って新鮮でした。
考えてみれば難波駅ってのがあるんだから電車乗ってもよかったんですよね。とりあえず唯一ソラで言えるランドマークの心斎橋/道頓堀に近そうな出口を出てみたら、ユニークなビルがそびえていました。
ついた〜。人は多いけど「このスポットに来る」ことが目的の私たちみたいな観光客が多いのか、みんなその辺に漂ってる感じ。同じ混み具合でも皆がどこかに急ぐ渋谷や新宿とは空気が違ったのが印象に残りました。
しばしコテコテ看板アートをお楽しみください。点灯後はより迫力あるんでしょうね。
大阪の食文化になみなみならぬ感心を持つダニー。今回は駆け足庶民グルメのさわりのみだったけど、いつか日本料理の源流を探りに来ようではないか!
新大阪駅へ。名古屋へは一便遅れで移動することにし、指定券を取り直しました。みどりの窓口は長蛇の列で一瞬ひるんだけれど、まあその迅速な対応といったら!ビデオ撮影したら外国人は早送りかと思うんじゃないってくらいでした。
よく歩いて喉も乾いて。ビールを買いにキオスクに行ったら品揃えの豊富さにあらためて感動しました。ダニーには外から取れるショウケースで持ち逃げが無いってことが驚きだそうです。ドアが開けば音がするけど持ち去られても一人店番なら追いかけられないし。まあ平和ってことなんですよね。
この子供が喜びそうなお土産見てください!電車の運転士は男子なら一度は目指すといっても過言でない花形職業。ちなみに鉄道網が発達していない北米でもそうなんですよ。わかりづらいけれど左下の箱はバンドエイドなんです。新幹線デザイン、電車オタクでなくても欲しくなってしまった。ダニーに止められ思い留まれど、アメリカでは普通のものが高く、特に日本の薬局で格安で手に入る消耗品がばからしく高い。だから今度見かけたら絶対買う!(ちょっとロジック違う感じもしないでもないが)こんなお店がいたるところにあっちゃ、仕事で忙しいお父さんお母さんも、お土産買う時間なかった〜って言い訳通用しませんね。
さて、名古屋めし、なににする?
穴子が好きなダニーですが、名物ひつまぶしも珍しいかな?味噌かつも食べさせてあげたい。あんかけスパも勧められたけどどこに行けばいいやらわからず、駅から離れる時間はない。希望を聞けばうどんも食べたいと言ってくれたので、味噌煮込みうどんに決定!
吟味に吟味を重ね、豚ニンニク入り味噌煮込みうどんなる夏メニューを選んだ彼でした。かなりにんにくのパンチが効いていて満足してました。私は定番にチビ(とり肉)抜きエビ天のっけ。コメダにも寄ってしまった。ケーキは一日の終わりだからかちょっとパサつき気味だったのが残念でしたが、〆としては上等!
名古屋発東京行き最終のひかりで帰ります。荷物がないから、らくち〜ん。降りる時、一瞬寝ぼけて、あれスーツケースどこ置いたっけ?なんて。
家に帰って万歩計チェックすれば18キロ弱!歩いた、けどそれ以上に食べた(笑)一日でした。母が読んで「まあ〜」と呆れる顔が目に浮かぶようです。
雑文におつき合いくださった方々もおつかれさま&ありがとうございました。
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