2015年9月26日土曜日

外国を感じる時

今日は久しぶりに勝手気ままな怠惰で贅沢な時間を過ごしました。ダニーの具合が優れず彼は一日休んでいて、同じ家に居るのに不在も同様。子供もなく、お互いを尊重して好きに過ごしている夫婦ですが、それでもやっぱりちょっとは気を使ってたんだと苦笑い。予定したパーティーにも行けなかったけれど、ブログを更新したり、本を読んだり、好きな時に好きなものを食べたりと自分を甘やかしました。いつもなら「あれやんなきゃ」病に追い立てられていたのに自然体に怠けることができて満足しています。

夜更けの今、たまった雑誌を手に取って、ページをぱらぱら。そして感じた郷愁とも言える感情にちょっと驚きました。なんだろうと考えたら、ページの間から漂ってくる香りに「外国」を感じたからだと思い当たりました。

紙とインクが醸し出すその香りは、日本にいた時分にTIMEを購読していたことや、留学時代に教科書をめくったことなどをはっきりくっきり思い出させました。

未知の外国がメインで暮らす国になって既に15年目。それでもまだ外国としてとらえている自分におかしみを感じながら、これは変わらないんだろうなと漠然と感じています。

2 件のコメント:

  1. すごくよくわかる!私のアメリカの郷臭(!) は、ANAで搭乗時に配られるおしぼりのにおい!あれをかぐと、アメリカに思いをはせていた時とか、空の上で夢や目標をひたすら書き続けていたときの躍動感まで体によみがえってくる! (andy女)

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    1. Andyさんも郷臭(ツボを得てる!)あるんだ!おしぼりなんてフライトの度わくわくドキドキがよみがえってくるなんて素敵〜

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