2009年2月16日月曜日

一日遅れのバレンタイン

毎年、外食とおきまりのコースを辿っていた私たちですが、今年は家でゆっくりしようということになりました。料理好きの夫、ダニーがシェフになり、ケイジャン・クレオール料理の夕べを楽しみました。

ケイジャン・クレオール料理とは、ルイジアナを中心に広まった料理で、野菜の三位一体(玉ねぎ、グリーン・ペパー、セロリ)を炒めて、ブラウン・ルーにスパイスや肉、シーフードを加えてつくるガンボ、エトフェ、炊き込みご飯ふうのジャンバラヤもおなじみです。ケイジャンとクレオール料理の違いは、ケイジャンのほうがより素朴で材料を生かした調理法を取るのに対し、クレオール料理は、古典的フランス料理やイタリア料理の影響を受けて、より洗練された調理法らしいです。

今夜のメニューは、スパイシー・コーンチャウダーとシュリンプ・エテュフェ 


コーン・チャウダーは、玉ねぎ、セロリ、にんじん、赤ピーマン、青唐辛子を炒めたストックにコーンをふんだんに入れて、ミルクを足して、カイエンペッパーとホットソースで辛さを足しました。野菜のうまみが溶け出したスープとコーンの甘みを噛みしめると、後から辛味がじんわり。
シュリンプ・エトフェは、ケイジャン・クレオール料理定番のブラウン・ルーを作るところから始まります。小麦粉と植物油を混ぜて、香ばしい焦がしルーをつくります。

これにクラム・ジュース(市販されているアサリ汁)を加えのばし、炒めた三位一体野菜をいれてソースの出来上がり。味付けはカイエン・ペパー、ケイジャンスパイスなどを使いますが、とがった辛さではありません。殻と背わたをとったえびをさっと煮込んで出来上がり。ご飯の上にのせていただきます。ルイジアナではザリガニを入れたものも人気です。数年前に行ったニューオーリンズのジャズフェスティバルの屋台で食べたザリガニ・エトフェもおいしかったねぇと話しながら、楽しい夕べをすごしました。

今夜のワイン:
Cava
Segura Viudas Brut Reserva Heredad
お手ごろ価格でシャープなのど越し。お気に入りのCavaです。

Chardonnay
2005 Chateau St. Jean, Robert young vinyard, Reserve, Alexander Valley
マルラクティック発酵ではないにしても、ちょっとまったり感が気になりました。
残念ながらエテュフェとは相性合わず。

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