2009年9月27日日曜日

やっぱり落ち着く日本食

自然と同じく、食べ物も毎日の活力の源となります。体に何がいいかのセオリーはたくさんあれど、一番は体が欲するものを食べ過ぎずにいただくこと。シンプルながらこれにつきるのではないかと思います。
私は小さい頃から肉の味が苦手で、努力して好きになろうとしましたができませんでした。それでも身長も人並みに伸びたし、体重は時に望まなくても人並み以上(!)になりました。好き嫌いをわがままととられることも多く苦労したこともありましたが、やっぱり自分の体と折り合いを付けるのは大事なことなんですね。
やっぱり落ち着くのは日本食。お米や野菜などはなるべく地元でとれるものを使うようにします。副食の材料の椎茸、ひじき、切り干し大根、高野豆腐などは日本から持ってくることが多くなります。幸いカリフォルニアは有機栽培の玄米や白米も美味しいものが手に入ります。納豆も数多くの種類が日本食スーパーに並んでいて、お刺身に使える魚も手に入ります。新鮮な鮭や銀ダラがあるときは西京味噌につけ込んだり、香味野菜とホイル焼きにしたり。お豆腐も地元で作っているおいしい豆腐があり、おからも手に入るのでうれしい限り。たまには有機栽培の大豆でにがりを使ったざる豆腐も作ります。
時間があるときの副菜つくりは楽しいもの。ひじきを油揚げと炊いて、軽くゆでた人参やさやいんげん、グリンピースなどと混ぜて白ごまをふったもの。大分直送の肉厚の椎茸と昆布の煮物。地元でもとれるごぼうはきんぴらもいいけれど、白すりごまたっぷりとマヨネーズで和えたサラダもおいしい。夏のお気に入りでまだ手に入る身の引き締まった茄子はピリ辛味噌で炒めたり、軽く蒸してナムルを作るのもよし、具沢山のみそ汁にも活躍してくれます。

昨日の夜ご飯は副菜いろいろと日本から持ってきた黒松白鹿で乾杯!メインは野菜&カレーコロッケ、ダニーはそれに豚薄切り肉のにんにく味噌漬けを添えて。薄切り肉の両面に味噌大さじ2、みりん大さじ半、蜂蜜大さじ半、にんにく一片のすりおろしをよく混ぜたものを塗って、冷蔵庫で2時間ほどマリネしてサッと焼きました。コロッケは先日のマッシュポテトの残りを活用。ホクホクおいしく揚がりました。

最近気をつけていることは、よく噛むこと。一口に60回以上、できれば100回噛むようにしています。消化にいいのはもちろん、満腹感も早めに訪れるし、唾液の中の消化酵素のはたらきで好ましくない物質が含まれている場合はそれも中和されるとのこと。また、食事に神経を注ぐことで食べ物へのありがたみや次に工夫すべき調理法も浮かんできます。

断食療法も試して効果もあったけれど、やっぱり料理ってたのしくておいしい。健康でおいしく食べることができることに今日も感謝です!

3 件のコメント:

  1. 丁寧に作られた夕ご飯おいしそうですね!私も「噛む」ことについては同じことを読みました。ひとくち最低30回、理想は100回、というもの。これから60回目指しますが、いままで心がけていた30回でもかなり大変。口は疲れなくなったのですが、30回噛む頃には口の中になにもない感じ・・・本当に調理法を工夫しないと現代の食べ物は噛むようにできていない、ということを実感します。

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  2. ありがとうございます。たいしたものではないのですが、数が並ぶと嬉しくなります。確かに30回も噛むと口の中がすかすかになることが多いですよね。玄米の場合は一粒一粒を奥歯ですりつぶすイメージにして時間を稼いでいます。テンペなんかはやわらかくても噛み応えあるので重宝しています。

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  3. まついえみこ2009年10月2日 8:03

    100回噛み、私も挑戦していますが食べ物にもよってですが40回くらいが限度。。。とても驚いたことは今までわたしって10くらいしか噛まずにがぶ飲みしていたという事実!今日の朝食ははライ麦パン二枚をトーストして紅茶と一緒に良く噛んでいただきました。いつもだったらテレビをみながら何となく食べ物を口にいれていたけれど今日は噛むこと、味わうこと、飲み込むことに集中。今までには感じられたことのない「満足感」を得られました。こういった食べ方ってまさに「いまここ流」ですよね!

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