2009年6月7日日曜日

祝! 初ヤード・セール


ヤードセール、なかなか楽しかったです。

前日の金曜日は昼から倉庫と家を行ったり来たりで荷物を運び、我が家は2階なので重いものを運ぶのには一苦労でした。

当日は6時おきでおにぎりを作り、7時過ぎからお宝(本人はそのつもり)を運び出していると、早くも7時半には人が!日系三世だという女性は、こけしや日本の民芸品を探しに来たのだとか。水曜日に地元の日本食スーパーに張り紙をしたのが効いたようです。しかし残念ながら彼女が探しているようなものはお宝の中にはないので、売り上げはゼロでした。

頭を痛めたのがプライシング。結局スーツやコートを除くほとんどの洋服・アクセサリーは1ドルから5ドル、お皿・食器、キッチン用品・電気製品は0.5ドルから10ドル、本は文庫本2ドル、3冊で5ドルという感じ。近所に住む友人も彼女の洋服や靴を持って飛び入り参加しました。

8時開始で8時半ごろから徐々に人が集まってきて、9時には一時混乱するほどの盛況となりました。ヤードセール慣れしている人たちは、掘り出し物を探して朝早くに勝負をかけます。車を降りるとすぐに手袋をはめ、電気製品はない?iPod関連品は?とターゲットを絞っている人。バーゲン品をとにかく探し、それでも値切る人。これらの人の多くは、ヤードセールで仕入れた品をeBayなどのオンラインサイトで売って生計を立てています。他にはご老人ばかりのグループで孫の洋服を探したり、小さな子供をつれた親子がおもちゃを探しにきたり、フリーの箱をほぼ半分空にして”zero waste"に協力してくれた中国人親子が印象的でした。ラジオつきアラームを5ドルから3ドルに値切った男性がお金を払わずにモノとともに消えてしまったのにはびっくり。混雑時を狙って悪事を働いている人もいたようです。

うれしかったのは、ヤードセールめぐりが好きなご老人グループのご婦人に、一番organizeされているガレージセールね!といわれたこと。無駄を省くため、値札などは手書きで特にきれいとはいえませんでしたが、工夫した甲斐があったというものです。また50ドルのアームチェアと15ドルのストールが売れたこと!オンラインサイトで売ろうと思ってなかなか売れなかったもの。100ドル札を持った女性が即決で買って行きました。最後のほうで残った食器類を1ドルで落札した中国人男性が、"this really makes me happy!"といってくれたこと。こっちもものすごく嬉しくなりました。

お昼以降はスローな感じ。値引きも70%以上で、40ドルをつけたフェイク・レザーのロングコートは、8ドルで、息子の通訳で交渉してきたメキシコ人男性のガテマラに住むお母さんに送られることになりました。残ったものは大物の洋服を除いてすべてその日に寄付しました。
朝7時から午後4時まで実働9時間。売り上げは一ヶ月の倉庫代ほど。やはりモノを持つのも整理するのも時間とお金がかかることを実感した一日でした。

2 件のコメント:

  1. imakokoさんお疲れさまでしたぁ♪
    ヤード・セール楽しそうでしたね。

    朝早くからお客さんが集まるだなんて。
    なお且つ、安値を更に値切る人(万引きする奴!)、
    ヤード・セールで仕入れをし転売し生計を立てる人、
    なかなかの猛者がいるんですね。

    感心したのは、ヤード・セールなのに!?!?!?
    目的意識を持って買いに来る人が多いこと。
    私は「安い!」の一言で衝動買いしちゃうから(苦笑)。

    imakokoさんのお宝が、
    今はそれぞれ買ってくれた人のもとで
    価値ある日々を送っているかと思うと嬉しいよね。
    ロマンを感じるわ♪

    ^(00)^

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  2. jai jaiさん、そうなのです。やっぱりいろんな人がいるから、それぞれの目的意識があって面白かった。ゆっくりピープルウォッチングができたらもっといろいろな発見があったと思う。
    お宝たちが元気に里子に出てくれて何よりでした。

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