2009年8月6日木曜日

餃子の皮を作るもう一つの理由

1キロ買いのエビを締めくくる最後はエビ餃子。酒を少々混ぜてすり身にしてチルド状態にしておいたので、鮮度をあまり落とすことなく保存できました。皮も簡単に手作りできおいしさ以外にも嬉しいことがあります。

餃子の皮(直径7センチ28個分 - 1カップは250cc)
  • 小麦粉* 1 1/2 cup (All purpose flour - 日本の中力粉)
  • 塩 小さじ 2/3
  • ぬるま湯 1/2 cup
ぬるま湯に塩を溶かし、粉をいれたボウルに少しずつ加えながら、菜ばしで混ぜる。軽く打ち粉をしたまな板のうえで、しっかりこねる。*粉と水をフードプロセッサーで混ぜてもOKです。
まとまって表面がつやっぽくなったら、ラップをかけて室温で30分寝かせる。
餃子のたねの材料
  • エビのすり身 200g
  • にら 1/2束
  • キャベツ 3-4枚
  • ねぎ* 2本分 (こちらではSpring/Green onionというのが一番日本のねぎに近い)
  • にんにく 2かけ
  • しょうが 1かけ
  • 干ししいたけ 2枚 (戻しておく)
  • コリアンダー 少々(お好みで)
  • ごま油 大さじ 1
  • オイスターソース 小さじ 1
  • しょうゆ 小さじ 1
  • 砂糖、塩、こしょう 各少々
キャベツをみじん切りにして塩少々を振り、水気を切っておく。そのほかの材料もみじん切りする。エビのすり身と野菜類を混ぜ、調味料を加えてよく混ぜる。お好みでコリアンダー入りを作るときは、別ボウルにたねをとって混ぜる。
寝かせたたねは打ち粉をしたまな板の上で半分に切り、棒状に伸ばしながら28個に切り分ける。

まず手のひらで丸くまとめたたねを円形にして、片手で回転させながら麺棒でのばしていく。面白いほど薄くのびます。
ローラー式の大きな麺棒では両手が使えないので、ミニすりこ木で。周りを薄くするのに結構便利。
包むのはどうもまだ修行が足りません。いろいろ研究しているのですが、おなかが空いてくると、ついてりゃいいや!って感じ。ただおいしい汁がが流れ出ないようしっかりつけます。

焼き加減も修行中。フライパンを熱する前に餃子と水を入れる焼き方、途中で水溶き片栗粉を入れるもの、最後に油をまわしかけるものなど、いろいろありますが、うちの場合は電気グリルがまばらなので、そこからしてchallenging.... 今のところ、フライパンを熱して大さじ1の油をいれて下面を2分ほどしっかり焼いた後、小麦粉小さじ1を水100ccくらいで溶いたものを加えて、5-7分、じっくり蒸し焼きに。蒸し焼き後、上面がべたついた感じであれば蓋をとって油を少々足して焼き上げます。

下味がしっかりついているのでそのままでも十分ですが、おしょうゆ少しにラー油とお酢をたっぷりつけていただきまーす!私にとって餃子は香味野菜をたくさん食べる手段であるので、ついつい野菜が主役になります。エビの風味を生かしたい場合は、オイスターソースを省いて全体の味付けを薄めにするのがお勧めです。

皮を手作りしてわかった嬉しい発見とは、手がしっとり、つやつやになること!なのです。もっちりした小麦粉を一生懸命こねるのは工作みたいで楽しいし、血行もよくなるのか、荒れ気味な指先はどこへ行った?とびっくりするほど肌がつやつや。たんぱく質は肌に浸透はしないでしょうけど、おいしい餃子を作った日から数日は、きめ細かく(ほんと)ほんのり白くなった(ような気がする)手にほれぼれできます。

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