2009年8月7日金曜日

眠れぬ夜

月がとってもきれいな夜。なぜか眠れず、夜更かししていたらもうこんな時間。

iTuneライブラリを整理していたら、懐メロ大会になってしまいました。なつかしのTulipやOff Course、Yumingなんか聞いちゃったりして。アメリカ留学中に聞いたRockやLove songなども懐かしい。そういえば、去年の今頃はちょうど高校の同窓会で、アーカンソー州に行きました。前回の10年目同窓会には、ロンドンから行ったんだよなぁと思い出しながら、時の流れを感じます。

一学年下だった当時のスイートハートであるR君とも再会しました。スマートで笑顔が素敵な彼に一目ぼれした私。しかし、学年で成績がトップクラスで人気者の彼が、まともに会話もできない留学生を相手にするわけないと、遠くから見つめていた私。それなりに友達もできて勉強に追われながらも楽しい学生生活が終わりに近づいた卒業前、プロムとういうダンスパーティがあることを知ります。シニア(高三)に飛び級して編入できた私は、思い出作りに参加したい。でも女の子は誘われるのを待っていなくてはならない。何人か友人が一緒に行こうよ、といってくれたのですが気乗りしなかった私。

ある夕方、ホストファミリー宅で夕飯のスパゲティを茹でていると、ホストブラザーの弟が、電話だよと。受話器を取るとなんとR君から!一瞬にしてパニック状態。彼が私の電話番号を知っていることからして??? 私の気持ちは女の子の中のよい友達にでさえ話していないのに。そしてはにかみながら彼が口にした言葉は"一緒にプロムに行ってくれない?"でした。あのときのびっくりは、今でも人生七大びっくりに入ります。今でもスバゲティを混ぜていた菜ばしを握り締めた手のひらの感覚を覚えているくらい。
思いは通じる?

プロムはアメリカのティーン映画そのもの。みなタキシード、ロングドレスでコサージュをつけて、精一杯背伸びして大人を気取ります。パーティが終わって、"初めて見たときから、君が好きだった。でも東京から来て人気者だった君に声をかける勇気がなかった"と。もう、あちゃー! 9ヶ月お互い気にしていながら帰国1ヶ月前に実った恋でした。

そういえば、私は中学生のころ大・大・大ファンだった、あるグループのリーダーの方と昨年2回もお会いしたんです。東京出張中に道ですれ違って、まさかと思いつつお声をかけたらご本人。立ち話をした後、彼から連絡先を聞いてくれて、携帯番号(永年留守電)も教えてくれて。その出会いからほぼ4年たって、なんとご本人から、それも私がたまたま日本にいるときに連絡があって、青山でお茶とお酒をご一緒したのです。中学生のときに結婚したいくらい憧れていたアイドルと、うん十年後に偶然、東京の街角で出会い、連絡をもらって会うこと想像してみてください!  もうそのときの舞い上がりようったら!!! 周囲の人にはさぞかし騒がしかったろうなぁ。その節は失礼しました。

さて、思い出に浸るのもこのくらいにして、眠れそうにないのでSafeway(24時間営業の大手スーパー)へ食料品の買出しに出かけて、パンでも焼くとするか。

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