2012年5月13日日曜日

SFランチ事情

サンフランシスコで働きだして足掛けでは半年、今の仕事を始めて3ヶ月強です。働く人々にとってランチが重要な息抜きであるのは万国共通。SFの金融街といわれる地域は、市内を斜めに走るマーケット通りと交差するパウエル通りあたりから湾に突き当たるエンバカデロまでの両脇数ブロックです。銀行や保険会社のビルやオフィスビルが立ち並び、その隙間に公共スペースが設けられています。

以前参加したサンフランシスコ建築ツアーで歩き回ったのがこの地域。ここで働くようになって高さの違うビルを見上げる度に、「あそこは空中権を隣りから買ったんだ」などと思えて結構楽しいです。

勤務するビルの横にもちょっとしたスペースがあります。他にも目を凝らせば、そこここにベンチやテーブルがあって、思い思いのお弁当を広げる人たちがいます。
いつもランチするベンチから上を見上げるとこんな感じ
先日はちょっと芝生の植え込みがある木陰でランチをとりました。ロンドンではスーツで芝生に座っている人たちがたくさんいたっけ、などと懐かしく思い出したり。そういえば、サンフランシスコはロンドンに比べて本当に平和です。というのはあちこちに大きなゴミ箱が備え付けられてあるから。ロンドンはテロ対策のため、街にゴミ箱は見当たりません。電車の駅にはまずないし、公園などでもあまり見当たらなかった記憶があります。

どんなものを食べているかというと、サンドイッチや韓国風のり巻き、ブリトー、焼きそばなどなど。自他ともに認めるgood eater(大食いのことを上品に言おうとするとこうなります)なので、みんなが驚くほどの量でも問題ありません。
にんにくのみじん切りとたっぷりのバターで炒めてあるこの焼きそばはかなりでしたけど。他の人も味見したけれど「ほんとに全部たべたの!」と驚かれてしまいました。
全粒粉のブリトー。ファストフードながら、注文してから魚も焼くのでフレッシュです。オノという身のしまった魚入り。
残り物のキッシュも盛りつけ次第で翌日のランチプレートとして蘇ります。
日本のパン屋さん、アンデルセンもお店を構えていて、サンドイッチやスープも買えます。
パニーニやベトナム風サンドイッチなども。ペストとブリーと飴色に炒めた玉ねぎのパニーニはクセになる美味しさ。
ベトナム風サンドでは具にfried tofuを頼んだら、油揚げが丸ごと一枚挟まってました。湯抜きしてないようで油っぽすぎ。せめて厚揚げにしてほしい。
韓国風ライスボウルはビビンバ風というよりサラダ丼みたい。
その他に、すごく小さいお店で韓国風ブリトーやのり巻き、ビビンバまで売っている店があります。おばちゃんひとりが巻物をどんどん作って行くのは圧巻!野菜たっぷりでほのかなごま油の香りが食欲をそそります。あとはフラットブレッドでファラフェル(ヒヨコ豆のコロッケ)と野菜をタヒニ(ごまソース)で巻いたのもお気に入り。

お弁当も再開しますが、その合間に外ランチも引き続き楽しもうと思っています。

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