2012年5月10日木曜日

グリーンって?エコって?

オフィスが移転したのは金融街にある高層ビル。ここはグリーンビルだそうで、環境に配慮した取り組みが行われています。まず各自のオフィスにゴミ箱がない。あるのはリサイクリング用の箱だけで、紙類などはそこにポイ。でもそれ以外のゴミはキッチンまで持って行きます。そしてそこでゴミかコンポストかに仕分けします。ティーバッグやペーパータオルやバナナの皮はコンポスト。食べ物で汚れたラップなどはゴミ。家ではコンポストもやっていますが、オフィスでは最初慣れるまで戸惑いました。結局机の上に紙袋をおいて簡易ゴミ箱をつくっています。幸いにも机はそれほど狭くないので大丈夫。
他にエコっぽいのはトイレの照明が超暗い。

しかし、このオフィスがまあ寒いんです。外が暖かくなる午後はもう大変。今はユニクロのウルトラライトダウンを着込み、膝掛けをして、近所のドラッグストアでヒートバッドを買い込んで背中にあててる始末。断っておきますが、私は特に寒がりでもなく、生足は嫌いなのでストッキングもはいています。

サンフランシスコは海からの放射熱で夏は涼しく冬は暖かいのです。外に出ればとても気持ちのよいのに、オフィス内はご〜とエアコンの音が響きまるで冷蔵庫の中。エンジニアを再三呼べども、設定温度のは22℃はあると言い張る。しかし部屋をシェアす日本人みながどう考えても20℃あるかないかだと強く確信。座りっぱなしの仕事なので、風向きにより、私は右半身が特に冷やされてマウスを持つ手もこわばってしまいます。まったく。。。ところで座りっぱなしは本当に体に良くないそうです。NYタイムズのライターによれば、20分ごとに20秒立ち上がるだけでも体の中に蓄積する脂肪が燃焼されるスイッチがはいる、糖尿病や心臓病のリスクが減る、脂肪を溜め込みやすい体質の改善に役立つと入っています。もう一つ興味深かったのは、運動前のストレッチ。これは筋肉を限界近くまで伸ばすと脳が「あ、怪我しちゃうかも」と勘違いし、筋肉を引き締めようとしてしまうそうです。ストレッチをしたあとの筋肉はより身構えてしまっている状態で運動するのは反って危険とか。これは従来の説と真逆ですよね。では運動前にはどうするのが一番よいかというと、運動に合わせた動きを軽く行う事だとか。例えばマラソンをすならゆっくりのジョギングを、テニスをするなら肩を回したりする大きな動きを行うのがよいらしいです。体の固い私には朗報!ともすれば1時間以上スクリーン見つめっぱなしということもあるので、今後は気をつけます。

エアコンさえ切ってくれれば省エネになるのだから、とっととやってよ!とちょっと切れ気味。オフィスを出た瞬間はほっとします。どんなに仕事が立て込んでいても、お昼は外休憩を少なくとも30分はとり、日なたで解凍(苦笑)してからデスクへ戻らないと、一日やっていけません。同僚たちと立ってスクワットや軽い運動をしてみたりするも、座り始めるとまた冷えてきます。鼻の穴もかなり冷やされ不快なので明日からはマスク持参します。

午後はとにかく冷房が強くなる一方です。仕事を終えて這々の体で外に出るも、一息つく間もなく帰りの電車で冷やされる始末。もう何がエコ?!こっちの人、暑がりすぎ!とキレる私。怒ってもいいことないのはわかっていても、最近フラストレーション溜まっています。

これからはあまりに寒い日には、午後はジムに行き、その分遅くまで仕事をすることにしました。怪我の功名になるかもね。

2 件のコメント:

  1. 寒いオフィス辛そう。仕事場の環境で仕事の能率が変わってくる統計はあるはずですよね。工場の電気を明るくしたら生産量が~%あがったなど。温度なんてとくに影響をおよぼしそう。Imakokoさんも以前言っていたけれど白人は寒さにつよいのかな?主人のお母さんは真冬のノースダコタの酷寒の中少しだけだったら平気で半そでで歩いてました。

    今のところは工夫して体を冷やさないようにするしかないのかな?

    体こわさないでねー。

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  2. えみこさん、わかってくれてありがとう!そう、寒いと体も心も脳の働きもこわばる感じです。でもお陰さまで今日のわれわれの部屋は普通でした。文句は言ってみるもの、いや主張はしっかりするべきですね。

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