8/28(日), 3日目。6時半に起きて、夜明け前から空の変化をじっくりと満喫しました。
丁度午前7時にウェストビュートの脇から朝日がお目見え
6時から2時間弱、最高のショーを楽しませてもらいました!
チェックアウトを済ませて、8時にヴァレードライブへ。ダートロードをおそるおそる進みます。
全長17マイル、24kmの道路はどこを見ても絶景。数々のメサやビュートを見ながら進みます。写真ではその雄大さはとても表すことができません。
朝の風はさわやかだけれど、日差しはすでにかなり強くて、昨日歩いておいてよかった。
下は有名なジョンフォードポイント。チップを渡瀬が少年が馬に乗ってポーズをとってくれます。
とにかく広い。ところどころでアクセサリーなどを売っているお店があります。
「大きな親指」とよばれるビュート、いいね!
こちらは、その名もエレファントロック。確かに象の群れに見えます。
それぞれのスポットでちょっとしたハイキングも楽しめます。風は爽やかで最高!
名残はつきねど、次の目的地グランドキャニオンに向けてお昼前に出発しました。また絶対戻ってきたい場所が一つ増えました。
グランドキャニオン国立公園の東側入り口までは2時間40分
途中の街でお昼を食べました。ここでもフライブレッド!これ、デザートのようにあまくして食べるのもアリで、はちみつをかけていただきました。
2時半にはキャニオンが見えてきました。
ゲートで入園料を支払おうとカードを出すと、「しまって、しまって!今日は無料よ〜」と!今年は国立公園創立100周年で毎月末の日曜は無料で開放しているそうです。
母と叔母とダニーと9年前の夏には、ラスベガスからヘリコプターできたっけ。
歩く時間はあまりなかったけれど、いつかヴァレーまで降りて下から見上げたいものです。
日曜の宿は決めていなかったのですが、月曜にまた二つの国立公園を巡ることにして、比較的側のWinslowという街に、ダニーが一風変わったホテルを見つけました。そこまでは約3時間のドライブ。整備された山道が気持ちの良い64号線を南東にすすみます。
この建物は1800年代初期に建てられ、オーナーの手から鉄道会社にわたり、その後改装をへて、ホテルと美術館となりました。私たちの部屋はなんと美術館と同じ階に一部屋だけ独立してある部屋。アーティストT. Mionの作品は、ユーモアを持ちながらもどこかダークで一度見たらその作風は忘れられません。暗く静かな広い廊下を渡って部屋に行く途中、ちょっとシャイニングが頭をよぎってしまった。
ダニーが旅の途中でこのホテルを知ったのは、そのレストランからでした。
カクテルの種類が豊富でした照明は暗めだけれど、落ち着いていい感じ。お店のイニシャルをあしらった、豆とコーンのスープは素材の味をキープしながら、スパイスも程よく効いていて、美味!
チリのチーズ詰めフライも、添えてあったサルサがユニークでした。時間が経ちすぎて、おいしかったことしか印象にない。。。レストランでパンも全て焼いているそうです。
メインは焼き魚と迷った末、ベジタリアンプレートへ。自然ながら野菜の甘さが際立った一皿でしたが、いろいろ工夫がしてあって目にも美味しいお料理でした。
デザートスペシャルがチョコレートスフレと聞いたら注文せずにはいられない。けれどこれは、フラワレスチョコレートケーキといった食感でした。美味しかったけれどスフレを期待するとハズレ感大きいです。 サービスとワインセレクションは文句なし!
人影のいないロビー。ガラス棚には伝統工芸のアクセサリーや彫刻が所狭しと並んでいます。
1階も幾つか小部屋があり、クラシックギターの生演奏に耳を傾けながらアート鑑賞ができます。こんな絵もありました。
中二階のラウンジにもMionnの絵が飾られています。窓から入るちょうどよい夜風と虫の声、庭の噴水の水音とともに秋の気配を感じさせる夜でした。
部屋に帰る前に、閉館後の美術館を通るってのもまずない経験かな。
デザートワインを持ち帰ってゆっくり乾杯。旅先で更け行く秋の夜長の正しい楽しみ方?
といえども、明日は8時に出て、あと二つ国立公園を回ります!
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