2016年11月26日土曜日

誕生日旅行 Day 2

10月末の旅行を振り返っています。やっぱりすぐ書かないとダメですね。感動はまだ鮮やかなんだけど、ディテールが思い出せない。。。写真だけでも見てみてください。

二日目も気持ちよく晴れました。セルフワッフルマシンでパワーブレックファスト!
 
半分にはピーナッツバターも。たまに食べたくなるワッフル、美味しかった。
いよいよジョショアツリーN.P.へ。
正味1日でどう回ったらいいかビジターセンターで聞いて、この機会に年間パスを購入しました。公園内では水を補給できるところがないのでビジターセンターでも補充して出発。
ゲートをくぐってすぐに雄大かつちょっと殺伐感ある景色に息を飲みます。まだジョショアツリーはあまり見えません。
園内の見所には、約一億年前に固まったマグマが地下水に侵食されてできた巨石/奇石群もあります。この岩群と砂漠とジョショアツリーの醸し出す不思議な風景は、どこか他の惑星のよう。特徴あるキャラクターで有名なアメリカの絵本作家、ドクタースースの世界に例えられることもしばしばです。
まずは奇石群が集まるSprit Rockへ。その名の通り、巨大な石が真っ二つに割れていたり、見ようによっては様々な形に見える石が集まっている場所です。
ピクニックエリアにはキャンピングカーも停まっていて、みなさん朝ごはんの支度中でした。目覚めてすぐ、こんな景色を見ながらコーヒーが飲めるってすてき。 
風は爽やかだけれど、乾燥していて日差しはかなり強い。 トレイルは歩きやすくおすすめ。
この岩はスカルロック。確かに骸骨みたいに見えますね。

岩の間から生える樫の木と奇石のコントラストが面白い
ジョショアツリーは曲がりくねった幹が印象的なユッカ属の多肉植物で、高さは10m以上、樹齢150年になるものもあります。砂漠は地下水がないので、根は浅く周囲5-6mに伸ばして雨水を効率的に吸い上げています。温暖化で若木が激減、そしてユッカ属植物の受粉をするユッカ蛾という生物も数が減っているそうです。
Jツリーに踊りを奉納する(?)ダニーが見えますか? 幹は繊維質なんです。





Baker DamとHidden Valleyのトレイルはそれぞれ2km弱。適度にアップダウンがあり誰にでも楽しめるハイクです。ただくれぐれも水の用意は忘れずに。
石と砂ばっかりなのに 植物が結構生えているのがすごい。岩はほとんどが花崗岩で、岩を磨く雨や雪が降らないので表面は粗いヤスリのようにザラザラです。
クライマーにはとっての絶好ポイントが数多くあります。ヨセミテなどと違って雪が降らないし、園内を少し移動すると異なったクライミングが楽しめるので、通年人気だそうです。あのざらざらの岩によく登れるな。。

今にも動き出しそうな樹々はどこかユーモラスです。
土曜日とあって駐車場はかなり混んでいましたが、いざ歩き出すと人がいない。そして立ち止まると風の音が聞こえるだけ。風が止まると静寂に包まれます。それがとても心地よくて、しばらく二人で地べたに座って雲もないただただ青い空を眺めました。
あのひとときが、この旅行で一番印象に残っりました。

こちらはKeys View、標高1581m。パームスプリングスからソルトン湖まで見渡せます。またモハビ砂漠とコロラド砂漠の違いもよく見えました。コロラド砂漠の方が荒涼としています。
とにかく広い、でも全く退屈しない風景。

Cholla cactusというサボテンの群生地。
幹はこんななんです。
途中ダートロードも走りました。すっごく気持ちよかった!
そして少し日が傾いてきた頃、Ryan Mountainに登りました。約5km, 標高差340mのハイクも絶景ばかり。登り始めには、岩の間で綱渡りをしているグループがいました!命綱をつけていたからよかったけれど、見ている方もヒヤヒヤでした。


頂上からの眺めは素晴らしかった

降りる頃にはかなり日も傾いてきました。
綱がもう一本増えてるし!
もう一本のダートロードを行けるところまで行ってみました。


夜の帳が降り始める空に、影絵のように映えるJツリー。上空は風が強いのか、雲が滑らかに流れていく様は見ていて飽きません。
片足ダチョウのエルフ」の絵を思い出しました。動き出してもおかしくないみたいだし。 
名残はつきねど、真っ暗になる前にダートロードを後にしました。
お昼はフルーツとエナジーバーだけだったので、夕食はたっぷりといただきました。同じ州でありながら、この辺りのガソリン代や飲食代など全てが安くてびっくり。物価高が日常だと驚きがないのがよいのか否か?この日も夜空がとっても綺麗でした。

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