2020年1月11日土曜日

年末年始旅行記 2019-2020 ② Christmas Eve

*** 2週間の旅行を振り返っています。二日目クリスマスイヴです。***

雨の予報も外れて、例年に比べてかなり暖かなイヴ。甥っ子たちへのプレゼントのギフトカードを郵便局で仕入れて、バスで街に向かいました。
二階建てのバスには、WiFiやUSBケーブル差込口も完備されていて、便利です。
朝10時前だけど、夕方のよう。日の出は8時40分くらいです。太陽が出ているだけでもありがたい!ガイドブックによれば、ダブリンの12月の平均日照時間は2時間とか。
繁華街のTemple Barも朝は静かです。Luasという電気路面電車に乗り換えて、美術館へ向かいました。国立美術館は4ヶ所あり、当日の目的地はNational Musem of Ireland Decorative Arts & History。アイルランドが誇る女性デザイナー・建築家であるAileen Grayの展示と、特別展「50年代のアイルランドの暮らし写真展」を見に行きました。

Luasの駅は、リフィー川を渡った北側にあります。
駅を降りてすぐ上が美術館なので快適。向かいはギネス蒸留所です。

昔、軍のバラックだった建物が美術館になっています。
アイリーン・グレイは、「アジャスタブルテーブル」や「ビベンダムチェア」、そしてモダニズム建築の傑作とされる「E1027」などの邸宅を手がけた才能あるデザイナー・建築家です。長いことその業績が評価されることなかったことでも知られています。コルビジェとの確執などについて書かれたHouzzの記事で彼女の存在を知ってから、興味を持ちました。
展示はこぢんまりとしていますが、彼女のデザイン画、ラグ、E1027に関する資料など、興味深いものでした。
アイルランドの50-60年代の暮らしを撮影したモノクロ写真は、フランス、アメリカの写真家が、様々な場所を訪れた記録でした。田舎道をドライブする限り、その風景はさほど変わっていないようにも思われました。
 Luasで街の中心部に戻ります。グラフトン通りは、いつも通り鮮やかな花々を売るお店が出ていました。


ショッピングセンターも、買い物やランチを楽しむ人々で、賑わっています。

私たちもパブで腹ごしらえ。初ギネスで乾杯!
ダニーはミートパイ、私はフィッシュ&チップス。美味しくいただきました。 緑色のは豆のマッシュ。これ好きなんですよね。

腹ごなしに、ダニーの母校であるトリニティカレッジ構内を散歩しました。これも毎年お馴染みのコースです。


どうしても甘いものが食べたくて、人気のタルト店を探して行ったけど、あいにくしまっていました。通りすがるだけだったイタリアンカフェで、ちょっと一息。


その後も街をぶらぶら歩きしました。信じられないほど暖かく、確か日中は14度くらいあったと思います。



夕暮のクリスマスライトも綺麗です。

グラフトン通り。クリスマスイヴは、一年で一番パブが混む日です。 

トリニティカレッジの正面も、去年からデザインされたライティングが映えるようになりました。

家に戻って、車でダニーママに会いにいきました。日本の花市場で仕入れたトナカイのオーナメントを差し上げたら、とっても気に入ってくれました!

夜は家族とおしゃべりして、ワンコとボール遊びなど。イブの夜は静かに更けていきました。

0 件のコメント:

コメントを投稿