2013年2月6日水曜日

東京日記 2013 ⑥ 旬の味覚と初の体重維持!

水曜朝、3時にすっきり目覚めました。早く片付けたい仕事もあるし、お昼はジムなので、6時の通勤快速に乗ります。

今回、日本に足掛け9日滞在して、体重は100gたりとも増えず、厳密に言えば少し痩せました。美味しいものは食べたけれど、食欲が無理なくコントロールできたかな。今まではお腹いっぱいでも食べたい気持ちが優先して、あと一つ、あ、こっちも半分、てな具合でだらだら食べていました。選んだ結果なので後悔はないけれど、体が重くなったのは事実。

以前、少し年上の男性がX歳を過ぎたら急に量が食べられなくなったと言っていました。それを聞いた時はそんなこともあるのかな、と思っていましたが、自分にもそのカーブがやって来たのかな。まあ食欲が落ちたというより、人並みの量で満足できるようになったので、体の声を聞いていればいいでしょう。

今回食べたのは日常の何気ないものが多かったです。例えば寒締めほうれん草。葉が寒さに負けじと葉は地面をはうように低く生え、ちぢみます。寒さでえぐみの元であるシュウ酸は葉の表面に浮き出てくるそう。
これは洗えば直ぐとれるので、調理後にアクの強い味もしないとか。葉を凍らせないために糖を蓄えるので甘くなり、ビタミンの含有量も増える。いいコト尽くしです。美味しい株の見分け方も学びました。茎の根元にこういったでこぼこ模様が入っていると美味しいのだそうです。
水溶性のビタミンは、そのままお味噌汁に入れるたりするれば、手軽で余すところなくいただけます。そしてとりすぎると結石の原因ともなるシュウ酸は、カルシウムと一緒にとるとシュウ酸カルシウムとなって小腸で吸収されにくくなり、結石リスクも格段と減るそうです。カルシウム豊富なお豆腐は手で崩すなどすれば、カルシウムがより溶け出すので有効だとか。食べ合わせとはよく言ったものです。

他に旬の味として楽しんだのは、寒ブリやヒラメ。魚の脂は良質といえど、こってり系の鮪もハマチも鮭も苦手なので、さっぱり目の切り身を選んでいただきます。やっぱり定番は照り焼きかな。
ちなみに大根は、裏でとれたものです。小ぶりだけれど、味は濃くて葉っぱも立派。するっと抜けるんですね。
 葉っぱは一夜漬けにしてご飯のお供にしました。
ヒラメはお造りと昆布締めで。
あとは鰺のなめろう。脂がのりすぎるとつらいのですが、新鮮な鰺に薬味をたっぷり目にすれば美味しくいただけます。
三枚におろしてもらって、細切りにした身を、しょうがとねぎのみじん切りとお味噌を混ぜて叩きます。
ちびちびお酒と、そしてご飯と一緒にでも美味しくいただけます。中骨は骨煎餅にしました。ちなみに鰺のたたきはダニーの大好物です。
珍しかったのは百合根。ほっこりした甘さがなんともいえません。普段は茶碗蒸しに入れたり、少量しかお目にかかりませんが、今回は豪快に大きな根ひとつを調理。電子レンジで少々蒸かし、そのあとバターとこしょうでさっと炒めるだけ。良質なデンプンのお味が素朴に楽しめる一品です。
それから、アメリカでは中国産以外はなかなかお目にかかれない蓮。ざく切りにしてオリーブオイルで和え、塩こしょうしてオーブンで焼くだけ。これも根菜の歯ごたえと甘みを満喫できるおすすめ調理法です。今回はいただいた山芋も一緒に焼きました。これもまた美味しいんだ!
山芋といえば、とろろそばは外せません。アメリカでは長芋は手に入っても山芋はムリ。ジネンジョの濃い大地の味はいつでも元気をくれます。
いつでもどこでも美味しく楽しく食事ができるって、本当に有り難いことです。そして体重維持も継続できれば最高!これからもがんばります。

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