2011年9月11日日曜日

All's well that ends well

金曜日は久しぶりの朝番の仕事でした。週末は友人たちと山で過ごすので速攻で帰って荷造り後出発予定。駐車場で車のエンジンをかけて発進しようとしたところギアが一速に入らない。暑い車の中でトライすること数回。なぜ?こんなの初めて。どのギアにも入りらず時間は過ぎて焦りは募る。。。噛み合わせが悪いだけかもとエンジンを切りハンドブレーキをリリース。再度エンジンをかけて何度か試みたら一速に入りました。家までの20分の道のりも何事もなく、とりあえず荷造りに集中。Dannyもギアの感じが違うと思っていたけれど、車ごと(家にある三台は全部マニュアル車)違うので気にしませんでした。

そしてひたすら北へ。目指すはPlacervilleというLake Tahoeに近い街から奥まった山です。友人の友人の別荘にカップル4組と子供3人が集合することになっていました。ラッシュに巻き込まれながらも、うす紫の雨雲や二重の虹や美しい夕陽を楽しみながら順調に走っていました。
日もとっぷりと暮れたころ、起伏の激しいハイウェイでDannyがギアスティックをがちゃがちゃ言わせ始めた時は肝が冷えました!同じトラブルがおきたのです。その時はなんとかなったものの、その後もシフト変換の度にヒヤヒヤ。ハイウェイが終わり、町並みが見えて来て山道へ入るまで後数キロというところでまた同じ状態になりました。今度は路肩に停めて一旦様子を見ることに。

エンジンを停めてなんとかギアが入っても少し走り出して変換するとまたニュートラルに固定されてしまいます。ロードサービスに電話していると後ろにハイウエイパトロールの車が着きました。オフィサーはとても親切で「故障しちゃった?何処まで行くの?」と声をかけてくれました。目的地の側まで誘導してくれると行ってくれたのですが、一度入ったギアもまた直ぐ外れてしまうので断念。オフィサーがレッカー車を呼んでくれ、待つこと20分。その間に既に着いた友人に連絡、まだこちらに向かっている二人組とも連絡が取れて車を停めた修理場で無事ピックアップしてもらうことが出来ました。

その後Dannyは友人と山道を走り荷物を取って戻り、全員揃ったのは12時頃。この時点では故障の原因も帰るまでに修理できるのかもわからず。しかし午前4時起きの私は虫の音を聞きながら深い眠りにつきました。
標高4000フィートの山の空気は暑く乾燥しています。土曜日は子供たちの走り回る声で目が覚めて、朝ご飯にはスコーンとアイリッシュブレッドを焼きました。
スナックにはガカモレやサルサを作ってプールサイドでビールを開ければ、極楽!

皆それぞれ本を開いたり、自転車で山道に繰り出したり、プールに浮かんだり、のんびりと時間が過ぎて行きます。




車は午後2時までに直ると連絡をこちらも一安心。ギアボックスの蓋が緩んでいて中の液体が漏れていたのを補充するだけで直りました。大事にならなくてよかった。何よりも停まった場所が比較的安全だったことがラッキーでした。山道で後ろから何台も車が来るような場所だったらと思うとぞっとします。

土曜の夜はDannyと私が食事当番。天然鮭の半身をにんにく醤油とショウガ、みりん、酒につけた照り焼き、なす田楽、炊き込みご飯を作りました。そのあとジャグジーでくつろいで気がつけばまた時計は翌日に。よく飲みよく食べた土日でした。

帰りにLodi(ロダイ)へ寄り道。ここはワインの街です。
内陸で暑い気候と独特の土壌が育むZinfandelが有名です。大好きなKlinker Brick Wineryもこの地にあります。
時間が限られていたので、以前一度訪れたLodi Wine & Visitor Centerへ。閉館20分前に滑り込みセーフ。
テイスティングは週ごとにメニューが変わり4種類選べます。スタッフも親切で、私たちは4種類のZinfandelを楽しみGrenacheも味見させてもらいました。一番気に入ったのは2008 m2 Wines "Old Vine".
2009 House of Zin Winemaker's Blend #3は火薬というか正露丸みたいな香りが印象的といえば印象的。Klinker Brickは以前テイスティングルームを持たなかったのですが、今春オープンしたとのこと。また次回の楽しみが増えました。
屋外には様々な種類のブドウが植えられていて、粒の大きさや色の違いを見て楽しめます。
帰りは車のトラブルもなく、終わりよければ全てよしの週末となりました。
 HW580が通る丘の両脇には風力発電の風車が並びます

0 件のコメント:

コメントを投稿