2011年9月29日木曜日

戻りました

昨晩セントルイスからアリゾナのフェニックス経由でサンフランシスコに戻ってきました。セントルイスも天気はよかったのですが、フェニックスに着いたら暑い!砂漠の灼熱の暑さで、気温は32℃でした。この辺りも数日気温が高い日が続いています。ある人から聞いたのですが、昔からつけられている農業年間によると、一年で一番気温の高い日は夏至から90日前後に集中していたとのこと。それなら9月後半、秋分の日前後となり納得できます。

今回ミズーリ州を訪れた印象はとてもよいものでした。人々は礼儀正しく親切で、公共の場は整っており、同じ系列の店でもベイエリアと比べて片付き具合が全然違う。ただ人口密度の差だけではないと感じました。

そして空が広かったこと!これは日本からのクライアントも驚いていたのですがとにかく空が開けていました。確かにその通り。日本に比べれば田舎のベイエリアでもそれなりのビルはありますし、数階建てのアパート群もあります。しかしミズーリ州はセントルイスのダウンタウンなどをのぞき平屋の建物が多くて、何処を見ても木々と空。少し郊外に出れば地平線が見える所が殆どでした。
空港(無人)から街へ向かう道。ひたすら両側にはコーン畑が広がる
これはセントルイス空港への道を走りながら撮影。よいこの皆さんは真似しないでくださいね〜

教会も多く、道路にはアメリカ企業の自動車が多かったのも印象的でした。私が借りた車はFordのSUV。船のようにゆったりスムースに進み、携帯電話はシンクロできるし、ダッシュボードやハンドル周りでほぼすべてがコントロールできて感動しました。いつもマニュアル車を運転している私は、2週間ですっかりこのスムースオートマに慣れきって、今日自分の車で信号でエンストしそうになりました(苦笑)。全米で一番ガソリンが安いミズーリ州。カリフォルニアとガロンで1ドルは差があります。最近原油価格が下がり2ドル代に遭遇。早朝のガソリンスタンドで思わず写真を撮ってしまいました!
私は高校時代一年間、ミズーリ州の南にあるアーカンソー州に留学していたので、中西部や南部ののんびり感が思いのほか心地よかったのかもしれません。

ミズーリで生まれ育ってアイビーリーグの大学に進み、ベイエリアで働いていた友人がいます。2年前に地元に戻ったのですが、スーパーで「自国へ帰れ!」と言われたこともあると聞いて、今回冷たい視線を感じるかもと心配がありました。確かにアジア人は殆ど見かけなかったけれど特に注目されていた感もなし。仕事で通っていたリハビリ病院の設備やスタッフのプロ意識の高さには感銘を受けました。

まだ時差ぼけのようなだるい疲れが体の芯に残っている感じ。徐々に生活のリズムを戻すべく、まずは睡眠たっぷりですかね。

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