帰国時の荷物は最高記録の8個。無理と言いきるダニーを説き伏せ車に詰め込みました。一つは私が助手席で膝に抱え前が見えない状態で帰ってきました。
その膝に乗せてきた箱の中身は、民芸品とガラスケースでした。当初はいくつかの中身を残して処分して、他の同じようなケースは既に解体してゴミに出していたので同じようにすればいいやと考えていました。出発日が近づいたころ、探していた訳でもないのに、このケースにぴったりの箱が手に入りました。沢山の置物もどれを残すか決められず結局全部持って帰ることにしました。
昔はどこの家にもあった(と思われる)木枠のガラスケースには、主に母が旅行先で買ったこけしやだるま、その他木彫りや陶器の人形などが飾られて、箪笥の上にありました。一つ一つの人形は結構愛らしくて、落ち着いた空間を保ちながら、それぞれの場所にひっそりと並んでいました。中には小さい頃に出かけた家族旅行で買った人形や、私が小学校の修学旅行でお土産に買ってきた置物もありました。
箱はぴったりすぎて、出す時に切らなければならなかったほど。お陰で薄いガラスも割れずに無事でした。
違い棚の部分は、荷造りに外したときにぱりんと澄んだ音がして割れてしまったけれど、かけらを張り合わせてみたら案外大丈夫なんだな、これが。実家で撮った写真の通りに並べてみたら違和感なくもとの場所にみんな戻りました。
また捨てられないモノを海の向こうまで持って行ってどうするの?という声が聞こえる中迷いに迷ってつれて来たモノたち。見る度に自然と笑みが漏れてしまうから持ってきて正解でした。
大変だったけど、やっぱりサンフランシスコに持って帰ってきて良かったね。
返信削除お部屋のインテリアとしてすごく良いよぉ~おねーちゃん。
ありがとう!壊れても仕方ないと思ってたから、無事について嬉しかった。こけしとかよく見るとかわいい表情をしていて和みます。お掃除レディースには迷惑かもしれないけどね(苦笑)
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