朝は霙もぱらつくあいにくの雨模様でしたが駅に着く頃には止んでいました。しかし寒さ故皆さん「こんな空いているの見た事ない!」というほど人が少なく、ゆっくりお参りすることができました。
毎回護摩札も奉納していてくれたと聞いて、家内安全とダニーと私の健康を祈願してきました。いつも送ってくれるお守も買って。
「このお店でいつも小さな干支の置物を買ってらしてね」といわれたお店は色とりどりの大小様々なだるまさんを始め”ザ 福よ来いグッズ”が所狭しと並んでいて、足を踏み入れたとたん笑みが漏れます。
「くずもちよりはおまんじゅうをお土産にする事が多かったかな」など母の足取りを詳しく教えてくれます。おまんじゅう屋さんは列ができていたので久しぶりにくずもちを買ってみました。できたての飴を味見したりお参りあとの参道独特の楽しみがあります。一緒に出かけた場所で母の事は必ず思い出すとおっしゃってくださるのを聞き嬉しかった。
相変わらず風は冷たかったけれど雨が止んだからか、お昼近くになって人出が多くなる頃には帰路に着きました。昼食も毎年のコースを辿り、母が好きな天ぷらをいただき、
そこでも懐かしい話に花が咲きました。
母の人生のほんの一部だけれどこうして体感できることに安らぎを覚えました。思えば母が亡くなって以来この日に初めて悲しみより笑顔で母の話ができたように思います。沢山の思い出を辿れる形で残してくれてありがとう。
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