2015年2月8日日曜日

欧州での年明け Day 10 & 11

節分が大晦日、立春が元日という暦の読み方もありますね。それで行くと新年明けてすぐに日本を発ち大晦日にカリフォルニアに戻ってきました。2014年は多くを失って、また得た一年でした。今年は新たな気持ちでいまここを大切に進んで行こう。

欧州で迎えたカレンダー通りの元日はこんな心境ではなかったのですが更新を続けます。

引き続き雨風が続く元日、ダブリンも残すところ二日となりました。ダニーの直ぐ上の兄とフィアンセと散歩に行く予定でしたが、悪天候だったので彼らが遊びにきてくれました。
磯辺焼きとお茶を出したらすごく喜んでくれて、わざわざ持ってきた甲斐があったという物です。コンサートホールで風船が降りてこなかったと聞いた彼らは、沢山の風船をお土産に持ってきてくれて大笑い。一日灰色の空でしたが、家の中は明るい笑いに満ちた日になりました。それでも夜になると「ああ本当なら今頃東京で。。」という思いがどうしようもなく重くて、いまを感謝しているのに気持ちは沈んでいきました。
ありがたいことに何があっても夜は明ける。翌二日は又晴空が戻りました。フルに活動できる最後の日はやっぱり歩きに行きたくなりました。
Hell Fire Clubと呼ばれる建物は、その昔違法カードゲームが行われていた賭博場で、火事が出てから廃墟になったまま。幽霊が出るというまことしとやかな噂があるとか。
嵐が丘並みの風の強さで、確かに何が出ても不思議でない雰囲気に満ちています。

天気がよければダブリン市内はもとよりが一望できてとても気持ちよい所です。ママとお昼を食べに行く約束だったので、早歩きでいい汗かきながら登り降りしてきました。
帰りはお気に入りの湿地帯で先日まわれなかったエリアをドライブ。この辺りの風もハンパじゃなく強いのですけが息をのむ景観が続きます。風さへ遮ることができれば少し歩くだけで汗ばんでくるので、次回は防寒具を用意してハイキングしたいな。

以前友人たちと来たパブにママを誘って最後のランチを楽しみました。夜は一番上の兄夫婦にディナーに招かれているので食べ過ぎ注意!
ママは野菜スープ、ダニーはレバーパテ、私はシーフードチャウダー(今年はここが一番美味しかった)、メインはフィッシュ&チップスとスカンピのフライをみんなでシェアしました。
夕方、腹ごなしの散歩がてら近所のパブへ。今回は延べ8軒のパブでギネスを味わいましたがGoreyのFrenchesが堂々一位に輝きました。
兄夫婦の家での最後の晩餐はゆっくりワインも楽しみたいのでタクシーででかけました。
食前酒片手に兄おすすめのクラシックを聞きながらおしゃべりが弾みます。彼らはオペラも好きだけれどバロックが好きでこの日はバッハの息子たちの音楽とそれにまつわるエピソードで盛り上がりました。
姪と甥は出かけていましたが、前菜は姪が作ってくれた茄子のパルメザンフライ。食欲がそそられます。
メインはシーバスのグリル、バジルソース添え。付け合わせは前からマーケットで見て興味があったけれど食べたことがなかったサムファイア(samphier)とじゃがいもでした。日本語ではアッケシソウ(厚岸草)、シーアスパラガスとも呼ばれるこの野菜は茹でるか蒸すかして好みでオリーブオイルやバターで和えて添えるのが一般的です。海沿いの岩地や湿地帯で取れるのでかなり塩味が濃く食感も山菜と海藻を混ぜたような感じです。濃いグリーンも目に鮮やかでどんな魚料理にも合います。
旬のタラを買いたかったのだけれど魚屋さんになくてシーバスを勧められたそうで、おすすめだけあってとっても美味しかったです。
チーズは'98年の赤ワインと。ああ〜、至福。
クリスマスプディングにはふわふわのブランデーバターを添えて。普段甘い物をそう食べない人たちもこの組み合わせには目がないようです。 かなりリッチなのでひとくちで大満足が得られます。一緒に出されたワインとのペアリングが絶妙でした。
途中甥も姪も戻ってきて、母の話もふくめ沢山の楽しい会話で満ち満ちた夜に別れを告げ家に戻りました。さて三泊四日のロンドンで何しよう?と他人事とのような気持ちで荷造りに取りかかりました。

0 件のコメント:

コメントを投稿