2012年3月6日火曜日

忘れ物の神様

忘れ物(を思い出させてくれる)神様が私にはついてくれているようです。いつも、家を出る直前に、必要なものを忘れているのを思い出します。充電中の携帯、持って行くはずの本、投函する予定の手紙などなど。まるでドアを閉める瞬間に、肩をぽん!と叩かれているような感じ。そんなときは「今日もありがとうございます!」と感謝するからか、いつも助けてくれます。

密かに、これは育ての母といってもいい伯母のおかげだと思っています。子供の足なら片道30分はあったろう小学校まで、よく忘れ物を届けに来てくれました。定規や体操着、連絡帳や工作道具。頻度が多かった訳ではないけれど、いろんな種類のものを忘れました。嫌な顔一つせず、その度に間に合うように届けてくれました。しかし、どうやって忘れ物した事をわかったんだろう?小学校低学年では学校から電話をかけた記憶もない。。。ただ人気のない校庭を横切って校門までとりに行った記憶は鮮明にあります。やっぱりそのときから神様だったのかな。その伯母とは歩いていろいろな所に行きました。ピアノの先生の家もかなり遠かったのですが、一緒に歩いて行ってレッスン中は原っぱ待っていてくれました。コンビニも何もない時代。寒い冬も暑い夏もいつも何処にでも連れて行ってくれました。何もお返しできないうちに天国に行ってしまった伯母。時々何とも言えない気持ちになります。

しかし今日はその神様もお休みでした。行きの電車で婚約&結婚指輪をしてこなかったのに気付き、帰りの電車で家の鍵を忘れた事に愕然としました。今日に限ってDは元同僚とディナー。帰りはおそらく11時をまわるでしょう。

昨日早寝したけれど、食欲もなくお酒も飲みたくない(珍しい!)。ただただお風呂に入ってゆっくり本でも読もうと楽しみにしていた夜だったのに。近所に住む大家さんに電話するも留守電。仕方なく行きつけレストランのバーに着いたところ、大家さんからコールバックありで、わざわざ出て来てくれました。ありがたいことです。

寝不足で疲れがたまると忘れっぽくなります。今日は神様がお休みだったのではなく、「今日の忘れ物」は大事にならないうちに疲れを取りなさいというメッセージだったのでしょう。また大切なものを思い出させていただきました。

2 件のコメント:

  1. 今日はゆっくり眠れましたか?しかしまた、もの凄いハードスケジュールでしたね、お疲れさまです。でも大家さんが親切で良かった!「身体に頭がついていかない」っていいますけど、そういう事ありますね。
    伯母さま、とても素敵ですね。きっと、いまここさんのこころに残って、意識を他へ継いでいく事もお返しになってるんじゃないでしょうか?最近私が忘れるのは財布。明らかにただのたるみ過ぎなのですが、たるめる生活に感謝する事を思い出させてくれてます ^^

    返信削除
    返信
    1. @yaさん、いつもいつもコメントありがとうございます。
      昨日はなんだか心と体が離れてしまったというか、体は泥のように重くても頭が休んでくれずゆっくり眠れませんでした。。。でも前日8時間睡眠だったから自然に寝だめで来てたってことかもしれないんですけど。
      伯母のこと、わかってくださり嬉しいです。やはり縁あって同じ家系に生を受けたというこに感謝する気持ちは通じているような気がします。
      お財布を忘れても何とかなるってそれはそれですてきなことかも?

      削除