2013年3月5日火曜日

髪の毛=煩悩?

先日のおひな祭りのパーティーにお坊さまがいました。お坊さんだから頭はきれいに剃られています。冬は二日に一度、早く剃ろうとすると時々血だらけになる、頭を剃りだしてから他の体毛が濃くなるなどなど、仏教の教えとはあまり関係ないけれど、ちょっと気になる毛談義に。

でもどうしてお坊さんは頭を剃るんだろう?実は知らなかった自分、聞いてみました。髪の毛は煩悩の象徴なので、それを断ち切るために頭を丸めるそうです。人間は日に何度も髪の毛や頭を触っている。そういう時は頭の中で計算していたり、不安だったり、煩悩に惑わされているのだそう。不安だから髪の毛をいじる。それすごく納得しました。

学生時代勉強に追われながらも集中できない時、気がつくと枝毛探しに逃げていました。デスクワークに行き詰まり、床に髪が渦を巻くことは今もあります。

「いや〜、ちょっと考えてみます」なんていいながら頭を触ったりするでしょ?とつるりと自分の頭をなでるお坊さん。なるほどな。

髪は女の命なんて言い方があるってことは、女は煩悩なくしては生きられない?それは人間の性ということなのでしょうか。お坊さまに追加講義をお願いしているところです。





0 件のコメント:

コメントを投稿