三週連続で行ってきました。先週日曜は近場の穴場、Foothills Park。以前にも書きましたが、ここはパロアルト市民のみに公開されているため、人出が少ない。市外の友人二人を誘って出掛けました。朝は曇っていたけれど9時過ぎには気持ちのよい青空。
鹿がのんびり草を食んでいるのを横目に上り口へ。今日はアップダウン、森の中、炎天下ありの一周12キロのコース。
まずは上りがキツい。でも風景がどんどん変わるので退屈しません。
春程水量が豊かではありませんが、それでもせせらぎがところどころ聞こえ何とも気持ちがいいものです。
水辺にアメンボを見つけました。一人が「アメンボってきれいな水場にしか住めないらしい」といい、もう一人が「♪アメンボだ〜って〜♪っていう歌あったよね!」と。「手のひらを太陽に」の歌詞を思い出しつつ、合唱になりました(笑)。地中の生き物が登場する順番やおけらってなに?と疑問点は残りましたが。ちなみにお”けら”はコオロギの親戚で地中生活をする虫らしいです。
思えば童謡って、さらりと人生の真実を歌っていたりする。手のひらを太陽にでも、楽しいばっかりじゃなくて、生きているから悲しいんだとでてくるし。
そう話したら、「グリーングリーン」だってパパが死んじゃうよね、という話になりました。この歌はメロディとさびの一部しか記憶にありませんでした。調べてみたら、オリジナルは1960年代のアメリカの歌。パパも出てこないし、だみ声おじさんが、ママに自分は落ち着くタイプじゃないからいなくなっても心配しないで、より草が青いあの丘の向こうに行くのさ〜などとうたうヒッピー全盛期を思わせる歌で、みんなのうたや合唱コンクールで馴染んだ身には、別な意味のインパクトがありました。
日本語版は全くちがって、主人公とパパが語り合う感じ。パパの行方については、他界説ほかいろいろな解釈があるらしいけれど「ある朝パパはでかけた、遠い旅路へ。二度と帰ってこないと’ラララ’ぼくにもわかった」って深い。。
子供向けのお話や歌。イソップやアンデルセンのようにモラルを前面に出すのもあれば、グリム童話やマザーグースなどちょっとダークなお話もある。しかし、子供の頃に触れた事って、ほんとよく覚えているものです。中学生までの記憶力といったらおどろくべし!時遅かりしも、あの頃の自分に思う存分学びなさいと伝えてあげたいと汗を流しながら感じた日曜日でした。
ハイキングをしながら童謡合唱。とっても楽しそう。でもグリーングリーンは知らないなぁ。
返信削除えみこさん、コメントありがとう。
返信削除グリーングリーン、きっと知ってると思う。聴いてみて!
http://www.youtube.com/watch?v=U_AY5PZ6RXk
オリジナルは全く違う感じ。
http://www.youtube.com/watch?v=BWToT-vdU5k