滞在中に更新できなかった日々を、今回は遡って書いて行こうと思います。
朝ご飯に納豆とお味噌汁をいただき食生活は日本と全く同じ。北米でもそれが可能な地域に住んでいる事に改めて感謝です。
最終日月曜日。前日の興奮覚めやらず、眠りについたのが午前2時過ぎだったので、起きたのは7時半。朝ご飯のあとは最終お買い物体制に入ります。近所のお店もことごとくリニューアル。大好きなノートの取り扱いが終わってしまったのが残念でした。。。100円ショップでクリスマスラッピング素材を仕入れたり、重量を頭に入れながら気になっていたものを選びました。こういうことができるのも深夜発羽田便のおかげです。
夜は母、伯父、いとこ、そして定時に仕事を終えた友人が来てくれてにぎやかにおうちご飯。
しめさばやマイワシのオイルサーディン、キュウリの古漬けとかざっかけないお惣菜でお酒がすすみます。
お味噌汁はかぼちゃとたまねぎ。体が心からあたたまり、ちらした三つ葉がまたいい香り。こちらから持って行ったメキシカンチーズとトルティアで作るケサディアが最後まで人気でした。これは唐辛子にんにくソースが決め手。
こちらではスーパーで普通に売っていて、ベトナム料理店にはテーブルにおいてあるやつ。いつもは小分けにして持って行っていましたが、今回は一瓶持ち込み皆に分けたら大好評です。辛いけど旨みもあるソースはタレや料理の隠し味に使い勝手が豊富です。
羽田までいとこが送ってくれました。いつもは友人が車で送ってくれるのですが、今回は初めて電車にて羽田へ。駅までは歩いて5分の一本道。スーツケース一つなら行き帰りも電車で十分まかなえますが、いつもスーツケース二つ&手荷物の私は一人じゃ無理ですね。
空港も秋の装い
国際線ターミナルは初めてといういとことぶらぶら散策してお茶とおしゃべりをたのしみ、JAL2便は定刻零時5分過ぎにゲートを出ました。6月の帰国時は後ろ髪わしづかみでしたが、今回は清々しい気持ちで帰路につきました。なんだろう、この差は? 考えてみたら、今までは日本を離れる不安が帰国時に大きくなっていました。でも距離とは関係なく、家族や友人とはつながっているという安らぎが不安より大きく感じられたのだと思います。同じ日本にいたって遠くに住んでいれば大切な人たちにそう頻繁に会えない人もたくさんいます。会って共有する時間はかけがえのないものだけれど、離れていても想いではいつでもつながれるのです。当たり前のことかもしれないけれど、やっと腑に落ちてさみしさが和らぎました。
帰りの飛行機は満席。中央三人席の真ん中の席でしたがぐっすり眠りました。両隣はお年を召したご夫婦で水やワインのキャップを開けるお手伝いをさせてもらいました。深夜便は乗って直ぐスナック(今回はハムとチーズのホットサンド、なので食べられず)が出て、到着前に朝ご飯が出ます。朝ご飯はなんと海苔弁でした。
コスト調整の理由もあると思いますが、この細かさにも驚きました。写真を撮りたい機内食にはあまり出会いませんが、これは思わずぱちり。お品書きも日英で印刷されていてスキャナーの接続が悪くなければこの場にご紹介したい!田舎卵焼きも優しい甘さでした。メープルシロップと出汁醤油で焼けばこういう味になるのかな、と自分の弁当作りにもひらめきをくれました。
両隣のご夫妻は途中2回しか席を立たなかった私に"真ん中席でフライトを生き延びたね!You are a great traveler."とお褒めの言葉をかけてくれました。彼らはSF市内にお住まいだそうで、お互い気をつけて帰りましょうね、とお別れしました。
サンフランシスコ空港の気温は25℃。ラッシュアワーにも関わらず友人が迎えに来てくれて無事家に着きました。
火曜日夜を迎えた日本の友人たちからメールが続々と入り、リアルタイムでコミュニケーションがとれることに、喜びと驚きをあらたに感じます。
今日も元気で!
0 件のコメント:
コメントを投稿