2011年3月11日金曜日

祈り

昨晩は偏頭痛がひどく、仕事に備えて9時半過ぎに寝た。いつもより遅い8時出勤だったので起きたのは朝6時。いつもより多いFacebookのメッセージにびっくり。どれもこれも、「あなたとご家族とご友人と日本のために祈っています」というものだった。びっくり。「え??なに???」

地震のニュースを知った各国の友人からの祈りだった。

サンフランシスコ沿岸も既に津波に備えていた。地震発生から10時間過ぎ。東京からのフライトと同じくらいのスピードで津波の波紋も太平洋を渡っていた。

心痛む映像。恐ろしい規模と早さの津波。停電で酸素吸入器が止まって、震源地から遠く離れて一人亡くなったご老人のニュース。犠牲者が百人単位で増え、仕事から戻ったら行方不明者を合わせて1000人を超えていた。先ほど1300人を超えたそうだ。

余震もある。湾岸全土が津波注意。「落ち着いて行動を」。その通りだけれど、こんなに離れていても落ち着けないのに、現場の状況を思うと本当につらい。

世界中が祈っている。既に50カ国が支援を申し出て、在日米軍は既に活動し、韓国の救助隊も到着する頃だ。NZのショックもさめやらぬ中の悲劇。インドネシアの大津波を思い出させる規模の恐ろしい波。悲劇の中、日本の建築法で多くの命も救われているという記事に触れた。

今は悲劇しか目に映らないけれど、痛みをシェアして心から祈ってくれる人たちもいる。きっと大丈夫だと信じて。

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