Cは以前も何度かブログに登場しているグルメ&ワイン通。昨日は場所を貸し切って20人のゲストを招いて、料理は彼の友人シェフに任せて、自らそれぞれの料理にあわせたワインを選びました。
イベントは“A Meal for an Emperor"。その名の通りメニューを見れば、フィンガーフード&シャンペン、前菜&Alsace Riesling, スープ&Burgandy Pinot Noir, メインのラムまたはサーモン&Granache, Syrah, Mourvedre, Cinsaultと盛りだくさん。始まる前から胸がはやります。メニューにはゲストの名前が一人一人印刷されていてどこに座るかも一目瞭然。
時間になり続々とみなが登場。このディナーはもう何度目かの誕生祝いの集まりで、皆それぞれ友人なので話も弾みます。この前料理レッスンに参加してくれた三人とも再会です。
楽しい会話の中でも全員が日本の現状を心から心配して気遣ってくれていました。毎日日本のために祈っている、日本ならこの厳しい状況を乗り切れると思うと口々に応援の言葉をかけてくれたのには胸が熱くなりました。
前菜のタルトは玉ねぎの甘みがまろやかで食欲をそそる味。
マッシュルームスープはこくがあって一口一口飲み込むのが惜しいくらいでした。Burgundy, domaine thomas-moillard, beaune-greves 1er cru, 1995といただけば、その美味しさがまた次元を変えて広がります。
メインはサーモンをいただきました。春野菜のグリルはザクロに漬けた焼き玉ねぎの甘酸っぱい味とグリーンアスパラの大地の味、halloumiチーズのこくがそれぞれ単品で食べるよりお互いを引き立てていました。ローストポテトも芯までほっこり。
途中スピーチが入り、Dannyも一番古くからの友人として高校時代のエピソードなどを披露して場を盛り上げました。
デザートの前に出たチーズプレートに添えられた蜂蜜は、助手シェフの屋上でとれた蜂蜜だとか。ローカルな食材使いは細部にまでみられます。
Before
After!
デザートは梨のコンポートのペストリー包み焼き、クレームフレッシュアイスクリームとラズベリーソース添え。Chenin blancのデザートワインも甘すぎず美味しくいただきました。次に出たフィナンシェとコニャックはさすがにパス。
雨降る中を家路に着いた人々もいれば、主賓その他数名近くに住んでいるグループは、残ったコニャックとワインを持ち帰り宴は3時半まで続いたのでした。。。
私は途中ベッドに潜り込ませてもらい一眠り。その後Dannyのビジネスパートナーのアパートへタクシーで帰りました。
40代。働き盛り、子育てまっただ中でこんな企画を成功させる彼らのバイタリティに改めて乾杯!来月誕生日のDannyは丘の向こう側がどんなんだかレポートしてよ、なんてことをのたまっていしたが、輝いている40代+の人はたくさんいる!自分もその一人でありたいと思います。
「丘の向こう側、、、」???あーっOver the hillのことね。自分はまだ30代ってことね。はいはい。まぁ30代の若造には40代のFabulousさはまだまだわからないわ(笑)。
返信削除よく訳してくださいました!そう、40代の味わいはまだまだ届かない。最近つくづく人生の面白さと残酷さ(まさに陰陽)に思いを馳せています。
返信削除