大学時代の親友は卒業旅行に英国に行きました。スコットランド土産にもらったのがネッシーの置物。上品なブリティッシュグリーンの素焼きで、4ピースからなる置物は、ネッシーが水面から出ている様子をユニークに表します。アングルや場所によって様々に楽しめる、ただの土産モノではないアート品。
大事にイギリスの引っ越しにもついてきて、そこからまたアメリカに渡り、ダニーのアパートでもメディアセンターの特等席をしめていました。
新しい住処を選んだのはダニー。トイレのタンクの上に浮かんでるみたいにすれば面白いと。トイレはアルコーヴの中なのでちょっとプライベートな雰囲気。
白と深緑のコントラストも、床のアールデコ調白黒タイルと合います。のせてみると確かにかわいい。
素焼きの部分は少しざらついているので滑る事もないだろう。
しかし実はちょっと心配でした。のせてはみたもの、限りなく平らに近い、しかしなめらかなタンクのカーヴが気になりカウンターに移しました。それを見たダニーの大丈夫なんじゃない?という言葉にまた戻して一週間が何事もなく過ぎました。
そして土曜日夜。全く別の部屋にいたところ、どこかで何かが割れる音が響きました。ガラス?壁にかけた絵が落ちた?ならもっとうるさいはずだし。あちこち探せど原因が見つからないまま、見当もつかず。霊の存在が何かを伝えに来たか。。。などと思わない事もなかったのですが、つかれていたのでそのまま就寝。その日は珍しくお風呂にも入らず。
そして翌朝、床に砕けちったネッシーの頭を発見したのでした。。。
私の懸念を知っていたダニーはかなり恐縮していましたが、ネッシーストアなる場所をネットで見つけて、写真を撮って同じものがあるか問い合わせようと前向きです。
嫌な予感がしていただけにショック。でもかけらを拾い集めてみると、フクザツではありますが、修復できるかも!と希望の光が見えてきました。
今日クラフト用ボンドを購入。大きなかけらから貼付けました。
細かい所はまた明日。うまくあのかわいい顔が再現できますように。
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