2013年1月8日火曜日

引っ越しからの学び

溜め込むと探し出せなくなる。これはモノでも思いでも同じですね。

書きたい事はたくさんあれど、日々あっという間に過ぎてしまい、タイミングを逃すと思い出せない。。。もう少しゆとりを持つよう心がけます。お弁当作りなら4時間睡眠が続いても平気なのに、なぜか最近は長く寝ても疲れがとれず。
家を出て直ぐの曲がり角はこんな感じ
二日の水曜から仕事に戻りました。欧州もアメリカも大抵お休みは一日だけですが、今年は最初の週に休みを取った人が多かったようで、電車も空いていました。連休に期待していたのに、広告に出した家具類も売れる気配なし。土曜日にアパートを引き払う予定だったので焦りましたが、値下げしたエンターテイメントセンターはそれでも当初の1/3強の値段で売れました。ソファとテーブル類は最終的に250ドルまで値下げしたのに売れ残り。フリーに変更した直後に電話が入り、無事引き取り手が見つかりました。

ダニー曰く、その後も電話がじゃんじゃんなり、自分に’ただ’の引き取り権利を売ってほしいと200ドルまで出すという人が後を絶たなかったとか。もちろん最初の人に渡しました。250ドルで5日も売りに出てたんだから、本当に欲しいならチャンスはあったのに、ただのものに値をつけてまでで手に入れたい。人間の心理って面白いですね。もちろんそれを利用してお金を手にする人もいるのでしょう。

金曜夜に家具が出払ってから、ひたすら片付けと掃除。がらんとしたアパートは片付けたつもりでもここそこにモノや埃が残ります。一週間働き、夜も片付けでヘトヘトの私たち。ようやく11時過ぎにアパートを出て残りは土曜日7時からやりました。

大家さんが最終チェックに来てめでたく引き渡し完了。ダニーは彼が米国に引っ越してから17年、私は過去足掛け8年お世話になったアパートとさよならしました。
この部屋で育った大家さん(お姉さん)とダニー
取りあえず私たちにひっついているモノ類は同じ敷地に入りました。先は長いけれど、少しずつ整理していきます。翌日曜はダニーがアイルランド発つ日でしたが、お互いつかれすぎて目が冴え、またアパートを引き払ったという安心感と達成感もあり、3時までワインとチーズで夜更かししちゃいました。
ダニーは計3週間留守にします。彼を送り出して曇り空の日曜日、ひたすら荷解き。主な場所の電球も白熱灯から省エネバルブに替えました。アールデコの古いカバーが気に入っています。
 
磨きにハマり、かなりな時間を費やしました。掃除は得意ではないけれど、無心になれる所は好きです。

二層窓なので外の音は殆ど聞こえません。駅に近くなったのに電車の音も殆ど聞こえず。静かすぎる部屋で何か落ち着かず、せかせか片付けを続けています。

火曜日はお掃除の人がちが来る日。今までの人生で、大晦日でもないのにプロに自分の家を掃除してもらうなんて。。。なんか漠然とした罪悪感に似た感情が湧いて落ち着きません。昨晩は地下にモノを運んだり遅くまでごそごそしていました。

家に帰ってみれば確かにすっきり。他の人から見た「片付いた」空間から学ぶ事はあります。しかし最終ゴールはモノ減らしはもちろんのこと、空間に不安を覚えないようにすることかな。空き=不足という無意識の恐れが自分の中にある。今回の引っ越しで多くを学びましたが、この気づきと向き合う時が来たようです。

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