フラッドゲイト。日本語で言えば水門とかはけ口でしょうか。
ロンドンのカムデンロックという水門の近くに住んでいたことがありました。週末の時間があるときには、晴れでも曇りでも、本を持って出かけ、心を自由にしたことを思い出しました。
ふとしたことから、記憶の裾野が広がる。誰もが経験する瞬間だと思います。
それはある香りに触れた時だったり、音楽を聴いた時だったり、ふとした言葉のあやを再生した時だったり。
アルコールを摂ったとき、寝不足のとき、緊張したときも、思いも寄らないところに思考が飛びます。
つらかった日々を痛々しく思い出すこともあれば、同じ経験を”これを乗り越えたからこそ今の自分がある”と思えることも。
その時々で変わるメッセージがベストだと信じて。
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