2014年9月5日金曜日

札幌にて 晩夏 2014 - Day 2

時差ありまくりの更新ですが、札幌旅行記を続けます。
二日目も朝から快晴!さといも宅のテラスからは、大倉山ジャンプ台が見えます。
朝一で場外市場に寿司を求めて出かけました。私が調べた事前情報のお店が実は4月からオーナーが変わって味が激落ちと直前に知り、急遽別候補を見つけました。運悪くそのお店は水曜が定休日。場外市場入り口でイクラ&カニを味見したお店経営の食堂で朝ご飯と相成りました。
 毛ガニはおいしかった  謎のキャラ、恐怖のメロンぐま

地下鉄で市内へ移動して腹ごなしに大通り公園を散歩してコーヒーブレイクの後、
    お花でできたミニ時計台         マンホールが雪の結晶デザイン
モエレ沼公園へ。札幌芸術祭の舞台の一つであり無料シャトルバスが出ていて約40分です。始発バスでしたが並んで正解、かなりの数の人が利用して満員でした。
彫刻家イサムノグチの遺作となったこの場所は、公園全体が彫刻作品でした。もともとここはゴミ埋め立て地であり、ノグチは「人間が傷つけた土地をアートで再生する。それは僕の仕事です。」といって公園設計に参加したそうです。レンタルサイクルを借りて、橋を渡って緑と水豊かな敷地に入れば、どんどん景色が変わります。
子供たちが安心して遊べるビーチ、見晴らしのよい小山がいくつか、その合間を縫うサイクリングロード。


道に寄っては適度な起伏があり結構いい運動になります。この空の下のサイクリングはさいっこーに気持ちがよかった。

ガラスのピラミッド HIDAMARI内には、生みの親ノグチの奇跡を辿る事ができるギャラリー、芸術祭特別プロジェクトで坂本龍一氏が監修したフォレストシンフォニーの会場があります。

樹木の生体電位を集めて解析して音楽に変換した作品がフォレストシンフォニー。まぶしい日だまりからこの部屋に入ると空気が変わりふしぎな空間が広がります。じっくり床に座って目を閉じてしまいたくなる安心感に包まれました。
敷地内のフレンチレストランでランチをしようとさといもが予約を入れに直に訪問もしてくれました。でもそのお店は乳糖不可のさと、肉ダメの私に対応してくれる場所ではなく断念。お陰で青空の下でピクニックを楽しめました。
歩いて 漕いで 登って また歩いて とまって 座って 風を感じて
小山の上からの360度の見晴らしも素晴らしくて、天と地の中間に居る実感が伴います。
光と影で刻々と表情を変えるピラミッド内外ではいくら写真をとって飽きません。

都市と自然をテーマにした芸術祭の展示の数々も見応えあります。
公園中央にはノグチ設計の「海の噴水」があります。迫力満点!機会があれば夜のライトアップ版も見てみたいです。


やがて水が全域に満たされ、それがまた引いてゆき。。。
 フィナーレはこんな感じ

光と影の変化で行く通りもの顔を見せてくれる大きな作品を満喫しました。

バスで市内に戻り、雪印パーラー札幌本店へ。ここで天皇陛下に献上したというアイスクリームを食したワタクシ。卵が入っていないのかな、ラクトアイス系の軽い味でした。乳糖不可のさといもはミートボールスパゲッティという午後4時の軽食を楽しみました。

ハイ次は地酒千歳鶴のテイスティングルーム&ミュージアムへ。前日時間切れとなったので仕切り直しです。


うん、美味しかった!まず仕込み水を味見できる所も気に入りました。美味しいお水、厳選されたお米、適度な湿度&温度。これはおいしい酒造りの基本です。
かなり真剣にテイスティングをして、純米大吟醸原酒、山廃特別純米、蔵元の名を冠した特別純米をお土産に買いました。飲めないのにつき合ってくれたさとちゃんありがとう。 
ディナーはサッポロビール園へ。ビール博物館もあるのですが閉館ぎりぎり駆け込みセーフでスピード勝負の見学となりました。それでも一通り歴史を感じる品々に触れられてよかったかな。
 かわいいお人形の模型がビール作りを開設してくれます 右は本物の大きな醸造タンク
ガーデングリルでは限定醸造のビールを味わい、お腹いっぱいに食べました。
 カニドリアにやきもろこしにじゃがバターに海鮮グリル
ハッピーなお腹を抱えてホテルの22階にある温泉へ。夜景をお風呂やリラックスルームから眺められて最高です。ジェットバスやミスト&ドライサウナもあり、ゆっくり温まりてから足マッサージも受けました。
二人の夜はまだまだ続きます。そこから友人チャウラブさんおすすめのワインバーに移動真っ暗な路地を進んで看板は見つけたけど水曜日は休みでした。

また出直すことにして帰り際に野菜ベースのカクテルやおつまみが売りというさと邸近くのバーに立ち寄りました。
飲めないさとは岡山の白桃バージンベリーニ、私は小松菜ソルティドッグ。青汁みたいで体にいいコトしてる満足感あり(笑)
お通しはナッツとフルーツ。チャージをとられる割にはフツーすぎるな。後からの常連さんにはもっと凝ったものだしてたし。チーズもまあふつう。メニューには他にもサラダなどおいしそうなおつまみが載っていたけれどもう食べられません。
バージンカクテル二杯目はシャリシャリ葡萄入、私は梨と山わさびウオッカカクテル。今ひとつお酒の味がせず、帰り道に気に入ったビールをピックアップ。すっきりしているけどコクがあって美味しいです。北海道限定とは残念だ。
サイクリング3時間半、歩行数でも約2万歩、晴天の空の下よく動きました。

一日目のポストを読んだ方から「一日でこんなにまわれるの?」と言われましたが、二日目コースをおさらいすると以下の通りです。

7時半円山公園出発→場外市場→中央公園散歩→モエレ沼公園(サイクリング3時間)→雪印パーラー→千歳鶴酒テイスティング→サッポロビール園見学&ディナー→ホテルでお風呂→円山公園バー→帰宅就寝午前1時半

読んでるだけで目が回る〜、という声が聞こえてきそうですが、母たちとまわった去年のカリフォルニアもこんな感じでした。母が元気ならサイクリングと丘上りは別として、他は全て一緒に楽しんでくれたと思います。さて、残る二日もお楽しみに〜

2 件のコメント:

  1. 待ってましたぁ~旅行記2日目(^。^)y-.。o○あらためて振り返ると、すごくいろいろこなした感があるんだけど、その当時は、不思議と疲れなくて。。。どうしてだろう?楽しかったからなのだろうか?モエレ沼公園では、おねーちゃんも私も童心に返ったみたいに必死に自転車こぎまくって、そしてたどり着いた景色は、空が近くて見下ろすと緑が広がって素敵だったね~汗もたくさんかいたけど、そよ風が気持ちよかったぁ~

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    1. 三日目四日目もお楽しみに〜

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