今月あたまから続いていた食べ&のみ過ぎを反省して、ここ数日小食を心がけていました。
が、その反動か今日はご飯粒が食べたくてたべたくて。魂がご飯を欲している(大げさ〜)!時々こういう「何がなんでもご飯!モーメント」が訪れます。こんなときは無理せず体の声を聞くべきと、シンプルだけれど丁寧におかずを用意しました。
テーブルに並んだのは9皿14品。左上から時計回りにチャードとマッシュルームのソテー、大根の漬物わさび漬和え、かまぼこ、のり佃煮、焼き海苔、大根とわさび漬け、梅おかか、切り干し大根と昆布の和えもの、山椒昆布、なめみそ2種、炒り銀杏、納豆、具沢山みそ汁と玄米。わさび漬け、かまぼこ、山椒昆布をのぞいて自家製です。家にある物で用意したので重複した材料もありますが、好物がそろいました♪
誰もがお気に入りの「ご飯の友」をもっていると思います。私はどうしても一つだけと言われたら、納豆と焼き海苔のあいだで迷いに迷って、多分焼き海苔を選びます。私にとって、ぱりっとした海苔とご飯のとり合わせはシンプルながら言葉には表せない美味しさです。
常備菜で活躍するのはなめ味噌。玉ねぎと味噌(白や合わせ)を同量ずつ混ぜたものは、そのままご飯にのせてよし、おにぎりの表面に塗って焼きおにぎりにしてよし、生野菜や蒸した野菜につけてよし、にんにくを漬け込んでよし、マヨネーズやドレッシングに混ぜてよし、お椀にわかめやネギと一緒に入れて一人分のみそ汁を作ってもよしと大活躍です。八丁味噌の練り味噌は砂糖とみりんで練った後、ごまや七味をいれて香ばしさを出しています。里芋、こんにゃく、豆腐につけて田楽にしたり、野菜の味噌炒めにアクセントとして入れています。梅おかかも作りおきしておくと便利です。味噌と同じくにんにくを漬け込んでも。
そして欠かせないのがお味噌汁。具は2種類までが基本なのでしょうけれど、たっぷり野菜を食べたい時は旬の野菜をたっぷり入れて。今日は干し椎茸、ごぼう、大根、人参、カボチャ、豆腐にネギをいれました。出汁は昆布と煮干粉、味噌は合わせ麹味噌と豆みそをあわせました。椎茸の戻し汁も冷凍しておくといざというときの出汁に活躍します。製氷皿を使えば必要な分だけ、おひたしや一人分の汁物にも使えます。
たまたま新鮮なチャードがあったので、バター少々でマッシュルームと炒めました。胡椒ひとふり、いつものほうれん草とのソテーではお醤油をひとたらししますが、味がしっかりしていたのでそのままでうまみを味わいました。チャードは日本ではあまりなじみがない野菜ですが、ほうれん草やビーツのような土の豊かな味がする葉野菜です。本来のシーズンは夏ですが、まだマーケットでも採りたてが売っていました。ビタミンK, A, C、マグネシウムや鉄分が豊富栄養的にも優等生。日本語では赤普段草(アカフダンソウ)というのだそうです。
準備に45分、食事もよく噛みながら同じくらいの時間をかけていただきました。
韋駄天さん、ご馳走さまでした!
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