2009年11月23日月曜日

秋の夜長とPetit Sirah

友人がコンサートマスターをやっているSilicon Valley Symphony Orchestraのコンサートに行きました。演目はブラームス交響曲2番、サンサーンスチェロ協奏曲,そしてチャイコフスキーのくるみ割り人形。どれも大作です。ブラームスはあまり詳しく知らないのですが,サンサーンスのチェロ協奏曲のソリストはSFシンフォニーのassociate principalで、何度も本公演で聴いたことのある人。すぐそばで観る迫力はものすごかったです!この日は人が足りないというので案内人をボランティアで手伝ったので、事前に良い席を確保できてラッキーでした。くるみ割り人形はいつ聴いても笑顔になるかわいい作品。オケ創始者で指揮者でもある人が全身で「この曲好きでたまらない!」って感じで指揮していたのでより盛り上がりました。

10時前にコンサートが終わって、友人を家に招いてワインとチーズの夕べ。チーズはSaint Andre, Mimoretto, Smoked Gouda, Parrano。冷え込む夜は濃い味わいの赤ワインがよさそうなので、Petit Sirahをあけました。ブレンドされることも多い葡萄ですが、私は単品で味わうのも大好き。Cabernet Francもそういう意味で単品で美味しいボトルに出会うとうれしいです。正確に言うとカリフォルニアでいわれるPetit Sirahとは、フランスモンペリエがふるさとのDurifという種類の葡萄になります。BogleはSonomaにあるワイナリー。リーゾナブルで味もよいPinot Noirは飲んだことがありましたが,Petit Sirahは初めて。インク色に似合う凝縮された葡萄の味とプラムの香り、ちょっとぴりっとするスパイシーさ。成熟したハードチーズにもソフトチーズにもよくあいます。2本のワイン(後にピノを開けました)とチーズで午前2時半まで語り合った夜でした。

2 件のコメント:

  1. ワインとチーズ・・・とってもおいしそうですね!Petit Syrah, 私も大好きです。このラベルは飲んだことがないので、探してみます。チーズのセレクションもばっちりですね。

    返信削除
  2. ワインとチーズは日本酒と塩という究極の関係でしょうか。そこまでミニマリストでないにしても、両方の味わいを経験できる人生に今日も乾杯!です。

    返信削除