N局の第92作目朝ドラ「まれ」は姪っ子のオリジナル脚本です。いよいよ日本時間30日朝よりオンエアです。再放送やBS放送含め一日4回、週末には1時間半のまとめ放送もあり、全156回。まだ執筆も続いています。
主人公は父親を反面教師として、名前とは裏腹に超現実的人生を歩む決心をした少女、希(まれ)。その彼女がやがて夢を思い出し追いかけていく物語は、彼女と家族が能登半島に移住するところから始まります。
時代とともに変わりゆく家族のあり方、そして夢を追うということ。「今は故郷とか家族という垣根を越えて生きて行かなければならない時代」「悲しいことほど、明るく書きたい」「オリジナル作品ということは自分の生き方や考え方がどうしてもにじみ出てしまう。自分の生き方をお茶の間の人々に問われるという緊張感や恐ろしさもある」そんな彼女のインタビューを読んで、深く頷きました。少子化で家族の絆が強まるのはよいことでもあるし、重荷になる場合もある。いろいろな事情で家族と離ればなれになったり、故郷を失ったりする人も増えている。自分の決断で故郷や家族と別れを告げる人もいる。その時の残された家族、家を出た人、それぞれの気持ちの揺れ動きを追いかけてみたかった、このドラマではそれができた気がすると。
楽しみです。
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