2015年3月27日金曜日

一人旅 January 2015 - Day 1

思いっきり快晴。朝陽が差し込こむ車窓からは高層ビル群が流れていきます。
あの中では多くの人が様々な思いで一週間を始めているんだなあ。時空が歪んだように感じることが多かったあの頃。一週間見知らぬ土地で過ごす非日常の不思議さが重なって、マイナスとマイナスでプラスになるような妙な緊張感と高揚感がありました。
抜けるような青空に生える富士山も「ひかり」なのにあっという間に通り過ぎてしまいました。

大阪では数十年ぶりに従姉に会いました。彼女は私を育ててくれた伯母(父の姉)の末娘。一時上京してきた時に一緒に暮らしたこともあり、歳の離れた姉のような存在です。母に送ってくれた彼女や彼女の兄たちの結婚式の写真を持って行きました。阪神大震災でそれらの写真もだめになっていたらしく、とても喜んでもらえて幸いでした。お昼を一緒に食べて昔話をして私は名古屋へ戻りました。
一日目は名古屋泊。大阪へ行って名古屋へ戻るのもパスがあるからできる贅沢です。
後10分で名古屋ってときの風景。自然が豊かですね。
名古屋泊を決めたのは偶然知った期間限定イルミネーションを見に行くため。宿に荷物を置いてから近鉄電車でなばなの里へ出かけました。
思ったより移動に時間がかかってしまい、着いたらもう日はかなり傾いていました。紫の黄昏を見たかったけれど、いや〜、きれいでした!
特に200mも続く光のトンネルのあたたかい光に何とも癒されました。人は亡くなると光のトンネルをくぐってあちらの世界に行くといいますが母もこんな景色を見たのだろうかと思いながら歩いたのを覚えています。
ナイヤガラの滝とオーロラを模したディスプレイも迫力があります。
ライトに照らされる見物客の黒い人影がスケールを更に強調していました。
緑のグラデーションにピンクと黄色のライトが切り替わり、レンゲ畑と菜の花畑ができるメルヘンチックなトンネルもあり。

京都の高台寺を思い出させる鏡池 
冷え込みがかなり厳しく、携帯カメラしか持っていなかったので凝った写真も撮れないので、一通り見て帰路に着きました。出発前に偶然この場所を知って立ち寄れてよかった!一見の価値ありです。
名古屋駅に着いたのは午後9時。駅も空いていたけれど、地下街に降りたらがらがらでびっくり。夕食は大好きな味噌煮込みうどん!はじめてエビ天のっけてみたけど美味しいですね〜。噛みごたえある麺と旨みたっぷりの八丁味噌スープ、半熟卵でご飯が進んじゃって困っちゃう。
テーマパークはビール園も併設していて地ビールを買ってきました。入園時に並びたくなかったので駅で電車乗車券、バス券、入園券のセットを買ったらギフト券もついていた(買わされていた)仕組みで丁度よかったというか。なかなか美味しいヴァイスビアをお風呂上がりにゆっくりと楽しみ、前日4時間睡眠の瞼を閉じました。

2 件のコメント:

  1. おねーちゃんの投稿を見て、日本には素晴らしい所がいっぱいあるんだと気づかされる2日間。。。あまりに近すぎてありがたさに気づかないのかもしれないね。近いところにも遠いところにも感謝の気持ちを持って過ごしたいね~。

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    1. さとちゃん、そう、この世界にはたくさんの場所があっていろんな人が生活している。自分が今いる”ここ”を常に感謝の心で過ごせるようになりたいね。

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