2009年7月21日火曜日

最近の一押し赤ワイン

ワイン好きと申告していながら、Wineに関するエントリがほとんどないのに気づいた今日。こりゃいかん、とあわてて最近のおすすめについて書いています。


Fleming Jenkinsの"Choreography" 2004. このワインには近所のバーで出会いました。ラベルが印象的で、値段も知らずオーダーしたのですが、後に一杯18ドルのお値段にびっくり!でも十分価値はありました。
フレミング・ジェンキンスのワイナリーはサンタクルーズマウンテン南のロス・ガトスにあります。コリオグラフィー(振り付け)の名前の由来は、オーナーの一人、ペギー・フレミングさんは1968年冬季オリンピックのフィギアスケートゴールドメダリスト。ラベルの流れるようなシルバーの線は、リンクをすべるスケートの後をイメージしています。ロス・ガトス市内のテイスティング・ルームには、彼女がオリンピックで来たユニフォームも展示してありました。
Cabernet Sauvignon 78%, Cabernet Franc 12%, Merlot 9%, Malbec 1%メリテッジ。Choreographyに使われるすべてのぶどうはNapaで収穫しているそうです。最初に印象的だったのが色。リッチなルビーに濃い紫の影が宿るような魅惑的な色。香りはブラック・チェリー、ラズベリー、黒すぐりの香りに上質のダークチョコのようなちょっと甘い香りが加わってモカっぽい。二口目にはほんのりとした黒こしょうの風味も感じられ、フレンチ・オークの樽で20ヶ月寝かされた味の深さを感じます。

小売$50。日本に持って帰ったときもワイン通の友人に大好評でした。チーズやナッツと一緒にワインをメインにゆっくりと味わいたい、そんなときにおすすめです。

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